実施理由/背景
盲導犬育成の9割は皆様からのご寄付で賄われています
盲導犬の頭数は日本全国で861頭(2021年3月31日現在)と、希望者3000人に対してまだまだ不足しています。東日本盲導犬協会では「盲導犬ユーザーに笑顔を」をモットーに、1頭でも多くの盲導犬を視覚障がい者の皆様へ無償貸与するため、盲導犬を育成しています。
盲導犬の育成費用は、その約9割が一般の皆様からのご寄付で賄われており、なかでも、仔犬(生後2ヶ月齢まで)・パピー(生後2~12ヶ月齢)・訓練犬・繁殖犬(お父さん犬・お母さん犬)・PR犬(ふれあいや盲導犬のお仕事を紹介しPR活動をする犬)のフード代(ドライフード【普通食・療法食】・仔犬用ミルク、離乳食など)として、当協会では年間約170万円が必要です。
しかしながら、コロナ禍で「募金活動」や「啓発活動」ができないことによる減収で、必要不可欠なフード代も負担となってきているのが現状です。
プロジェクト内容説明
盲導犬育成に必要不可欠なフード代
当協会では、年間30頭ほどの仔犬を自家繁殖により出産させ、犬舎には常時20~30頭の訓練犬・PR犬がいます。
・仔犬(生後すぐから2ヶ月齢まで:お母さん犬を預かる、繁殖犬預かりボランティア【ブリーディングウォーカー】さんのところで過ごします)
・パピー(生後2~12ヶ月齢:パピー犬預かりボランティア【パピーウォーカー】さんのところで過ごします)
・訓練犬(協会の犬舎で訓練をしながら過ごします)
・繁殖犬(お父さん犬・お母さん犬:繁殖犬預かりボランティア【ブリーディングウォーカー】さんのところで過ごします)
・PR犬(ふれあいや盲導犬のお仕事を紹介しPR活動をする犬たち:協会の犬舎で過ごします)
それぞれ必要なフード(ドライフード【普通食・療法食】・仔犬用ミルク・離乳食など)を、適切な回数・時間に給餌し育成しています。
「ふるさと納税」で盲導犬育成に必要不可欠なフード代のご支援を!ぜひ、よろしくお願いします。
目指すところ
コロナ禍が続いても、盲導犬育成を続けていけるように!
残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大は、終わりが見えずにいます。
そのような状況下でも、視覚障がい者の皆さんの生活を支える盲導犬を変わらず育成していくには、「募金活動」や「啓発活動」以外の新しい収入源を確保していく必要があります。
ふるさと納税から盲導犬を応援していただくためのプロジェクトは、さらに広くたくさんの皆様に盲導犬や当協会のことを知っていただくきっかけになります。またそれにより、今後の盲導犬育成のための新しい取り組みをさらに一歩前進させることができます。
まずは目標額を達成し1年分のフード代の確保を。さらには、盲導犬や当協会の認知度を上げて、1頭でも多くの盲導犬の育成を目指して取り組んで参ります。
寄付の使い道
仔犬(生後2ヶ月齢まで)・パピー(生後2~12ヶ月齢)・訓練犬・繁殖犬(お父さん犬・お母さん犬)・PR犬(ふれあいや盲導犬のお仕事を紹介しPR活動をする犬)のフード代(ドライフード【普通食・療法食】・仔犬用ミルク・離乳食など)として活用させていただきます
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
宇都宮市では,市民協働のまちづくりを推進していく上で,市民の公益活動の維持・強化を図ることが重要であると考えております。
公益活動を行う団体の資金調達を支援するとともに,ふるさと納税を通じて,公益的な団体による活動や特定の事業を応援いただくことにより,全国の皆様が,本市への愛着や親しみを持っていただければ幸いです。
どうぞ皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
事業スケジュール
2022年1月~3月:仔犬・パピー・訓練犬・繁殖犬・PR犬のフードを購入します。
仔犬・パピー・訓練犬・繁殖犬・PR犬に、それぞれ必要なフード(ドライフード【普通食・療法食】・仔犬用ミルク・離乳食など)を適宜購入し、育成のため給餌していきます。