実施理由/背景
地域で続ければ、子供たちの記憶に残る『未来を強くする駄菓子屋』が永続できる!
『未来を強くする人材』とは『予想できない変化の激しい』未来に、柔軟に対応できる『しなやかな心』を持ち『挑戦し続ける』人材だと考えます。「自分ならできる!」=自己効力感が高くても、自己肯定感が低いと、できなかった自分にしなやかに対応できず、心が折れてしまいます。NPO法人シェアハッピーエールは自己肯定感を高めるために『ななめの関係』を重視し、全ての子どもが、自分の持っている『時間』『個性』という資源を『しなやかな心と挑戦し続けるやり抜く力』を使って将来的に5つの資産を増やし、未来を強くする人材として成長するための環境を提供する活動をしています。駄菓子屋を入り口に「できない自分も素敵な自分」と受け入れ、自己肯定感を高める事ができる「世代の違う仲間」「場所」「情報」「体験」を提供するためにこのプロジェクトを立ち上げました。
駄菓子屋が消えていく背景は人件費と家賃が賄えないため。地域で持てる資源を分かち合えば永続できる。仕組みができれば増やせる。それがこのプロジェクトを実施した理由です。
※シェアハッピーエールの考える5つの資産とは「つながり」「情報」「体験」「経済」「時間」です。
プロジェクト内容説明
子どもを地域で育てる地域を育てる。地域で未来を強くする人材を育てる場を作る
駄菓子屋を入り口として地域で子どもを育てるプロジェクトです。
子どもを地域で育てるには、まず『子どもを育てる環境として地域を育てる』必要があります。
場×人×仕組み=環境なので、『未来を強くする人材を育てる地域を作る』ためには一つ欠けても成立しません。
空き家を利用した駄菓子屋を入り口として地域の人達が気軽に集える場を提供。その中で多様な大人に駄菓子屋運営に関わってもらうことで地域で子どもを育てていく経験値を蓄積。日々改善しながら安定して基本的な運営ができるようなったら、仕組み化する。
次に安定して人が集まるように多様な人達の特性を生かしたワークショップを行います。
例えばお年寄りが地域の昔話をする。大人が自分の職業体験を語る。中学生が動画の作り方を教える。小学生が小学校で流行しているものを語る。大人も子どもも学び合う場として多面的に情報共有する。集まる人達がそれぞれの得意を生かして楽しいを分かち合う事で『みんなが自分も他人も尊重する心の安全地帯』を作る。ゆくゆくはこのプロジェクトをコーディネーターとして他の地域に広げる人材も育てていきます。
目指すところ
子どもたちが成長し運営する側として学び合い続ける場づくりを地域で永続していく
駄菓子屋という誰かが微笑みかけ話しかけてくれ、誰でも気軽に利用できる場所を入り口として『ゆるく弱いが長~いつながり』を作る。そして地域のつながりをつなぎなおし、みんなが一生学び合い続ける場を作り続ける。それが『地域で未来を強くする人材を育てる』ことだと思っています。コロナ禍により社会全体が大きく変化しました。常識が大きく変わった部分もあります。リモートワークなど10年前倒して進展した部分もあります。新しいテクノロジーにより大人よりも子供のほうが適応が早い部分もあります。この変化に適応するには学び合い続けることが必要不可欠です。大人から子どもだけでなく、子どもから大人が学ぶことも大切です。今の自分でも人に分かち合えるものがある。それに気づくことはとても大変です。多様な人達が『心の安全地帯』と思える場で他愛のない会話の中から対話し、情報共有する。
子どもたちが成長し、駄菓子屋を運営する側として楽しみながら学び合い続ける場を自分たちで永続的に運営していく。駄菓子屋を入り口としたみんなの自己肯定感が高まる集い場を広げていくことが私達の目指すところです。
寄付の使い道
場×人×仕組み=環境を作るためには実際に運営し経験値を蓄積する必要があります。そのための開業資金が今回の寄附の主な使い道になります。
このプロジェクトを開始するための『家賃』『人件費』『物件の改修費』『光熱費』が中心となります。
【家賃】48万円(内訳 6万円×4ヶ月分+敷金2ヶ月分12万円+礼金2ヶ月分12万円)
【人件費】160万円(内訳 駄菓子屋、寺子屋 各1名 月額20万円×4ヶ月×2名)
【改修費】21万円(内訳 改修部材)
【光熱費・通信費】18万円(内訳 月額6万円×3ヶ月分)
【消耗品】15万円(内訳 エアコンその他)
事業スケジュール
10月:物件探し
11月:物件確定
12月:内装工事
1月:駄菓子屋、寺子屋オープン準備 下旬プレオープン
2月:駄菓子屋、寺子屋オープン、集い場オープン準備
3月:集い場オープン
物件の場所に関しては永続していくため小学校近辺で立地の良い場所をしっかりと選択する。リフォームに関しては、運営に支障がない最低限の範囲で行う。オープン後地域のリソースを集めて少しずつみんなで回収していくことでみんなで作り上げていく。