実施理由/背景
「瀬戸内海国立公園」に位置する自然豊かな大串半島
香川県さぬき市北部に位置する大串半島は、瀬戸内海国立公園の第二種特別地域として、自然に囲まれた半島です。昭和56年から温泉施設、ワイナリー、野外音楽広場等が建設されました。ワイナリーでは、地元香川県産のぶどうを使用したワインがつくられ、野外音楽広場では、スターダストレビュー、小田和正をはじめとした数多くのアーティストがコンサート会場として現在も利用頂いています。しかし、そんな大串半島も時代の変化によって、野外音楽広場、ワイナリー、オートキャンプ場を残して、温泉や宿泊施設を閉鎖することになりました。かつてのような賑わいを失った大串半島ですが、半島の尾根から望む瀬戸内海の風景は今でも訪れる人を魅了する素晴らしい場所です。そこで、さぬき市では、これからの時代にあった施設整備を行い、大串半島、そしてさぬき市の魅力を多くの方に伝えたいと考えています。
プロジェクト内容説明
ゆっくりと過ごす場所で大串半島、そしてさぬき市の魅力を発信!
自然豊かな大串半島ですが、はずれにあるさぬきワイナリーを除き、半島内で飲食可能な施設がありません。大串半島を訪れた方に少しでもゆっくりと過ごしてもらいたい、そして自然以外の大串半島の魅力を知ってもらいたい、という思いから、半島内に休憩場所を兼ねた飲食施設を建設します。設計するのは堀部安嗣氏。彼は竹林寺(高知県)の納骨堂をはじめ、瀬戸内海の観光クルーズ船「guntu」の設計を手がけた名建築家です。
目指すところ
香川県の歴史に残る名建築、そして香川県東部における芸術観光ルートづくりを目指します!
香川県は、丹下健三やイサムノグチをはじめとした世界的に有名な建築家、芸術家が多数作品を残しています。また香川県は、国内だけでなく海外からも多くの人が訪れる「瀬戸内国際芸術祭」が開催されます。この建築、芸術の気風はさぬき市大串半島においても存在し、野外音楽広場テアトロン(故・山本忠司作)は地域のランドマークの一つとして知られます。このテアトロンは音楽イベント以外にも、結婚式の前写しや公園の散策等でも訪れる方がいらっしゃいます。これまでは、こうした魅力は建築物、芸術作品単体で評価され、それらを連携し、つなげる取組みは行われていませんでした。
そこで、新たに建設する休憩施設では、彼らの名に恥じない建築を目指します。そしてさぬき市のテアトロンにお越しいただく観光客と隣の庵治半島の流正之、そのまた隣のイサムノグチらの芸術作品と、香川県東部における香川芸術の観光圏の一つとなるような場を目指します。
寄付の使い道
寄付金については、施設整備費の一部に充てさせて頂きます。
ご支援よろしくお願いいたします
なお、目標金額を超過した場合は、大串半島やさぬき市のプロモーションなどに活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
さぬき市 大山 茂樹
さぬき市では、「守る、つなぐ、進化する」をスローガンとして、「量」から「質」への転換をキーワードに、地方創生に向けた取組を進めています。そして、この度その一環として、瀬戸内海随一の景観を有する大串半島に、松隈洋氏のご推薦をいただき、堀部安嗣氏の設計による建物を建設したいと考えています。瀬戸内海の自然や歴史と調和・共生するこのプロジェクトに、是非とも皆さんのお力をお貸し下さい。
お礼品について
3,000円-施設の会員券を進呈致します!
新たに建設する施設では、訪れる方とのつながりを大切にしたいと考えております。
具体的な特典は未定ですが、3,000円以上ご寄附頂いた方に後日制作する会員券をお渡ししたいと思います。
会員券は、施設完成までに制作し、施設の建設過程等は、このホームページでの活動報告にて掲載いたします。
事業スケジュール
令和4年12月:施設用地の造成工事の開始
令和5年5月:施設用地の造成工事の完了
令和5年6月:施設建築工事の開始
令和6年5月:施設建設工事の完了
令和6年度内:施設オープン
施設完成までの期間に、施設運営方法の構築、運営者の選定、施設のプロモーション等を行います。
提供サービスの詳細等は現段階では未定ですのでご了承ください。