実施理由/背景
「スケートボード」を知ってもらうことで、社会は変わる。
私たちは尼崎市内の中高生を中心に2021年3月にチームを組み、2022年7月からは「NPO法人ASK」として活動しています。スケートボードを楽しむ場所がないことや、スケボーを持っているだけで「危ない」と通報された経験から、
「スケートボードのイメージを変える」「常設のスケートパークをつくる」
この2つを目標に掲げ、スケートボードをしている人もそうでない人も暮らしやすいまち(尼崎市)を目指しています。
今回「スケートボードのイメージを変える」ため、スケートボードについて知ってもらう取り組みを実施します。
スケートボーダーが地域住民や警察に注意を受けることは日常茶飯事にありますが、詳しく聞くと「危ない」「怖い」「うるさい」といった理由がほとんどです。ニュース等で取り上げられる一部の危険行為を例に出され、「ただ、スポーツとして取り組みたい」スケートボーダーにも偏見がもたれやすいです。こうした偏見や社会の認知度を上げるためには、スケートボードが身近にある必要があると考えています。
プロジェクト内容説明
「スケートボード」を身近に感じてもらう。
現在、尼崎市に常設のスケートパークはなく、スケートボードをする人が普段練習する場所や、スケートボードに触れたことがない人が新たに触れる機会がありません。私たちは、そうしたスケートボードをできる環境がないことによる体験機会の少なさを解消するために、移動型のスケートパークを設け体験教室を実施します。
一方で、報道等でも取り上げられているように、スケートボードを実施する上で、地域住民への騒音被害や、公共施設等での器物破損問題が課題となっています。本事業を通して、専用のエリアを設けることで、騒音被害につながらない環境でスケートボードを体験でき、且つ、当団体が物品管理を実施することで街中での無秩序な滑走を減少させ器物破損問題を解消します。
事業期間内にスケートボード体験教室を70回程度開催し、多くの尼崎市民に対してスケートボードの体験機会の提供を実施します。
目指すところ
スケートボードをする人もしない人も暮らしやすいまち
ASKの活動を続けていく中で、スケートパークがないからスケートボードを辞めた人や、子どもがスケートボードを始めたいと思っているけど練習場所がないから始めさせてあげられないと悩む親御さんたち、地域のスケボー少年に困っている人たちに出会いました。
「尼崎市にスケートパークをつくる」は、私たちだけの夢ではなく、未来のスケートボードを楽しみたいこどもたちや、今も練習場所がなく苦しんでいる人たちの夢に変わっていきました。
スケートボードをする人もしない人も暮らしやすいまちに向けて、これからも活動を続けます。
スケートボードをきっかけに誰もが共生する尼崎を、一緒につくっていただけませんか?
よろしくお願いいたします。
寄付の使い道
人件費(給料手当等) 998,400円
印刷製本費 100,000円
車両費 920,000円(軽トラック購入費等)
地代家賃 150,000円(倉庫賃借料等)
賃借料 164,000円 (物品レンタル料、体験教室開催土地一日使用料等)
保険料 100,000円
研修費 100,000円
備品購入費 2,400,000円 (セクション1基)
自治体からのメッセージ
NPO法人の取組へのご支援をお願いいたします!
尼崎市では、市民、NPO法人をはじめとした市民活動団体、事業者、行政など多様な立場の個人・団体が互いの強みを活かしながら、課題解決や魅力向上に取り組んでいます。
「特定非営利活動促進事業」は、皆さん一人ひとりの力を「寄付」という形で結集し、地域の様々な課題に取り組んでいるNPO法人を支える制度です。地域の課題に主体的に取り組むNPO法人の活動を継続し、拡大していくためにも本事業への温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
事業スケジュール
2023年9月:
スケートボード体験教室の実施スタッフ、実施場所、必要物品を確保。
スケートボード体験教室を2日間開催する。
2023年10月:
スケートボード体験教室を月4日程度実施し、以降2023年度内に合計60回以上の体験教室を実施する(1h/回)。
スケートボード体験教室を2023年9月〜3月の期間で合計70回程度実施し、多くの尼崎市民に対してスケートボードの体験機会を提供することで、より多くの人にスケートボードの魅力や楽しさを知ってもらう機会を提供します。