実施理由/背景
地元サイクリストと作るサイクルマップで、市内のディープな魅力を味わってもらいたい
桐生市は渡良瀬川や桐生川、北は赤城山や根本山、鳴神山など川や山に囲まれた皆が認める自然豊かな町。これらの素晴らしい自然の恩恵を受け「西の西陣、東の桐生」と呼ばれるほど織物産業が発展しました。今ではこの自然を楽しむ、登山やトレイルランニング、サイクリングなど多くのアウトドア愛好家が桐生を訪れています。
一方で、桐生市街地は駐車場の少なさや一方通行路が多いなど、車での移動に不便を感じることがあり、かといって徒歩だと遠い微妙な距離で、せっかく桐生の自然に親しむため訪れた人も、街の店舗には寄らずに帰路につくことが多いのも事実。サイクリストたちからの「スポーティーなサイクルジャージでの入店がしにくい」という声も多く聞きます。
地元サイクリストとサイクルマップを作成することで、自転車で訪れてもらいたい"本当におすすめできるお店"の紹介や"歴史・文化的スポット"、"景色の良い場所"などを紹介し、桐生の魅力を味わってもらいたいです。また市民は、身近な自転車をもっと生活に取り入れることで、自転車がもつ軽快さ環境性、健康増進に繋がる乗り物であることを知ってもらい、新たな桐生の魅力を発見できると思います。
プロジェクト内容説明
地元のお店を紹介しつつ、自転車で訪れたくなるマップを作る
車内に自転車を持ち込むことができる「サイクルトレイン」の駅・西桐生駅を中心に、「レンタルサイクル」がある駅や施設から自転車で回れる店舗などを紹介します。スポットには、地元の人のみぞ知る穴場スポットも掲載予定です。マップには、各店舗などのSNSアカウントを紐づけ詳細が確認できるようにします。
【概要】
マップの範囲:西桐生駅を中心に半径2Km前後の範囲
マップ上掲載内容(予定):店舗名
観光スポット
施設(レンタサイクルの場所や病院など)
マップ外掲載内容(予定):店舗・スポットリスト(SNSアカウント、営業情報)
レンタサイクル詳細(場所、貸出時間等)
サイクルトレイン情報(ダイヤ等)
交通ルール・マナー情報
マップ媒体:ペーパーとWEB(ペーパーにQRコードを記載しWEBで最新版を確認できる)
桐生サイクルマップ活用方法
ペーパーのマップは、駅や市の施設、観光案内所、各店舗などに配置し、だれでも無料で利用することができます。またスマホ時代の今、WEB上でも最新版のマップを閲覧可能にします。
WEB上では、マップの他に以下の情報を掲載予定です。
・掲載店舗の情報やSNSのリンク
・ハッシュタグ「#桐生サイクルマップ」(仮)で投稿された画像の一覧表示
・市内イベント情報(定期イベントや季節限定イベント)
目指すところ
桐生市を自転車の町にしたい!
前述の通り、桐生は個性あふれる魅力的な店舗と豊かな自然を併せ持つコンパクトな町です。さらに本市は、「SGDs未来都市」選出、「ゆっくりズムのまち」として、地球温暖化防止や持続可能な未来社会実現に向け推進しています。自転車は、環境に負荷をかけず、市民の健康増進につながり、ゆっくり観光もできる交通手段です。街中で駐車場で悩む心配もなく、数か所の店舗巡りも楽しめます。また桐生市街地の店舗から北に行けば、週末でも車通りが少なく自然を堪能できるエリアがあり、サイクリストが多くサイクリングを楽しんでいます。森林浴の森100選・水源の森100選に選ばれている桐生川の源流散策も桐生市梅田町エリアで楽しめます。このすべてを叶える乗り物こそが自転車です。このサイクルマップを通じて、桐生市内を自転車が駆け巡る町になる第一歩になればと思います。
今後は、市内にサイクルラックを増やす、サイクルスタンプラリーの開催、町と自然をつなげたサイクルイベントの開催、市内シェアサイクルの実施など、自転車の町桐生をめざして行きたいと思います。
寄付の使い道
頂戴いたしました寄付金は、主に以下の用途に使用させていただきます。
・マップ作成費用
・WEBページ作成費用
・マップ印刷費用
・広告費
・マップ作成サイクリスト 人件費
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
桐生市で取り組むシティブランディングでは、「住みたい・住み続けたい」と思ってもらえる魅力あるまちを目標にしています。その一環として、市のブランド力の向上やイメージアップ、また多くの方々に桐生市に対する誇りや愛着をもたらすような、キラリと光る事業を応援します。
シティブランディングに繋がる取り組みやアイデアや構想を持つ事業者への資金調達を支援するとともに、ふるさと納税を通じて、事業を応援いただくことにより、全国の皆様にも、桐生市への愛着や親しみを持っていただければ幸いです。
どうぞ皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
事業スケジュール
11月~12月末:マップ掲載店舗やスポットの抽出(写真撮影や取材)
2024年1月:マップ作製開始
2月:〃
3月初旬:最終チェック、製版
3月末:マップリリース
マップに掲載する店舗情報や、施設、穴場スポットなどをリストアップし、同時進行で、WEBページの立ち上げやSNSを活用し発信、サイクリストとのコミュニケーションを取りながらマップの精度を高めていきます。
マップ作成には2か月程かけ、WEBページに反映させて3月に最終チェックを行います。