10.16追記
\より多くの子どもたちへ/
ネクストゴール挑戦中です!

公開2日でセカンドゴール達成!
みなさん、こんにちは!いつもニッポン手仕事図鑑を応援いただき、誠にありがとうございます。
なんと、皆様の献身的なご支援・ご協力のおかげで公開初日に目標額達成、そして、公開2日目にして、セカンドゴールまで達成することができました!ご支援、拡散のご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございます。
支援者の皆様のあたたかいお言葉に大変励まされております…!
ネクストゴールは、支援額100万・寄贈100箇所!
目標達成は、大変喜ばしいことではありますが、本文でもお話しているように、全国には児童養護施設や子ども食堂、合わせて1000箇所近く点在しています。より多くの子どもたちへ職人という仕事の魅力を伝えるためには、まだまだ皆様のお力が必要です!
また、今回のクラウドファンディングでは、未だ能登半島地震や豪雨で苦しむ輪島塗の職人さんの少しでも力になるため、支援額の5%は、輪島塗の産地へ寄付します。輪島塗の未来を少しでも明るくできるようにお力添えいただけたら、私たちにとっても、産地にとっても大きな励みになります!
引き続き、応援と拡散のご協力、何卒よろしくお願いいたします!
はじめに

こんにちは、ニッポン手仕事図鑑です。
ニッポン手仕事図鑑は「ニッポンの手仕事を残していくお手伝いをしたい」という想いから2015年1月に始動した動画メディアです。
ニッポン手仕事図鑑が誕生して、来年で10周年。
この10年間で動画撮影を通して、全国さまざまな産地を渡り歩いてきました。
全国の産地を巡る中で、産地の課題に耳を傾けているうちに後継者不足に悩む産地と職人を志す若者をマッチングさせる『後継者インターンシップ』や学生のアイデアや感覚をもとに"売れる工芸品"を生み出す『商品開発インターンシップ』、職人さんのキャスティング、コンテストの運営など…活動の幅は幾分も広くなりました。
今回のクラウドファンディングも同様で、"日本でいちばん、職人を愛するメディア"として、自分たちには何ができるのかを常に考えながら、日々職人さんのために汗をかいています。
プロジェクトのテーマ

2017年に「子どものためのニッポン手仕事図鑑』を発売してからはや7年。2024年に『ときめくニッポン職人図鑑』を発刊することになりました。
ときめくニッポン職人図鑑は、「職人を憧れの職業にしたい!」という想いから誕生した本。
一人でも多くの子どもたちに読んでもらい、"職人"がどのような仕事なのか、どんな生活を送っているのか、どんな人が職人なのか、などなど…さまざまなことを感じて欲しいと考えています。
そして、将来子どもたちが成長し、自分の仕事について考えた時に職人が当たり前の選択肢になっていて欲しい、そんな願いが込められた本になっています。
子どもたちが"本を買って読むこと"は簡単ではない
しかし、ひとえに本を買って読んでもらうと言っても、子どもたちにとって、"本を買って読むこと"は人によっては容易なことではありません。お小遣いがない子や親の仕事が忙しくて相談できない子、家族と離れて過ごしている子など…子どもたちの環境は人それぞれ。「職人の魅力を知るために買ってください!」とは口が裂けても言えませんでした。
そんな中、この本を読むきっかけがない子どもたちがこの本を手に取る機会を作れないかと考えた末に誕生したのが、このプロジェクトです。
全国の児童養護施設や子ども食堂へ本を届けたい!
そこで、環境は人ぞれぞれでもより多くの子どもたちに『ときめくニッポン職人図鑑』をお届けするために全国の児童養護施設や子ども食堂、図書館とコンタクトをとり、この本を寄贈したいと考えています。
しかし、全国には児童養護施設だけでも600箇所以上あり、子ども食堂に至っては全国で9000箇所以上もあります。それだけ子どもたちが必要としている場所だという確固たる証拠です。
できるだけ多くの施設に届けて、子どもたちに"職人"の魅力を知ってもらうためにも、皆様のお力をお借りしたいです!
輪島塗の産地の糧に少しでもなりたい
また、今回のプロジェクトでは、能登地方地震や能登豪雨で被害に遭われた輪島塗の職人さんの少しでも力になりたいと思い、一つの返礼品に対して5%を『輪島漆器商工業協同組合』へ寄付します。
能登地方では、先日の豪雨でも多くの被害があり、職人さんからも苦しい胸の内を伺いました。
先ほどお話しした通り、置かれる環境は人それぞれ。
小さなことかもしれないけれど、自分たちが今、できることをやりたいと思い、寄付も兼ねてプロジェクトを行うことになりました。
『ときめくニッポン職人図鑑』とは?
『ときめくニッポン職人図鑑』では、31人の職人さんが登場し、"職人"という仕事をさまざまな角度で紐解いていきます。
ひとえに職人と言ってもさまざまではありますが…どこのどんな職人さんでも共有して言えることはただ一つ。
職人さんはカッコよくて、愛らしくて、愛おしい、すごい人
何年もかけて身につけた技術を自らの手で地道にコツコツと質と量にこだわってたくさんの工芸品を世に送り出しています。それでも現状に満足せず、より良いものを作るために挑戦し続ける姿を見ると、胸がときめきます。時には失敗をしたり、うまくいかないことがあってもカッコよくて、愛らしくて、愛おしい、すごい人なのです。
この"ときめき"をこれからの伝統工芸の"担い手"になり得る子どもたちに感じてもらいたいです。
本の内容を少しだけご紹介!

この本では、ときめきの理由を紐解くため、
さまざまな視点から職人さんにフォーカスを当てています。
伝統工芸を生み出すスゴ技の秘密や職人さんの大切なもの、なかなか知ることのできない職人さんの失敗などなど…パーソナルな部分まで紹介しています。

伝統工芸品に関する本や図鑑の出版や新聞やテレビでの特集は今まででもたくさんありましたが、職人としての生活や人となりまでフォーカスしたものは非常に少ないです。もしかしたら、職人さんの新しい一面が見れるかも…?
憧れは、すごいだけでは生まれません。その人の人となりがあってこそだと思っています。
この本で職人さんのカッコよくて、愛らしくて、愛おしくて、そして、すごいところをたくさん見つけてもらいたいです!
資金の活用方法

・寄贈本購入費用
・寄贈発送用の資材購入費用
・職人さんから子どもたちへのプレゼント発注費用
・発刊イベント開催費用
・「輪島漆器商工業協同組合」さまへの寄付、支援
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
リターンについて
多くの方に『ときめくニッポン職人図鑑』を手に取っていただくためにさまざまなリターンをご用意しています。



寄贈購入いただいた『ときめきニッポン職人図鑑』は下記団体を通して、全国の子どもたちにお届けします。今後、寄贈先が増え次第、更新いたします。
<寄贈先一覧>
・あいち子ども食堂ネットワークさま
・岩手県立児童館いわて子どもの森さま
・各都道府県児童養護施設協議会(島根県、沖縄県)さま
・都立中央図書館さま
その他、児童養護施設や子ども食堂など全国の施設へお届けいたします。
<寄付先>
能登半島地震および能登豪雨により、被害に遭われた輪島塗の職人さんを支えるため、一つの返礼品に対して5%を「輪島漆器商工業協同組合」へ寄付します。
※この寄付を通して、支援者様が寄付金控除を受けられるものではございません。
スケジュール
10月4日 クラウドファンディング告知スタート
12月初旬 クラウドファンディング終了
12月中旬〜1月上旬 発送準備
1月上旬以降 リターンの郵送
1月中旬以降 寄贈先への寄贈
1月下旬ごろ 輪島漆器商工業協同組合さまへ寄付
最後に
2015年1月に動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』を立ち上げ、もうすぐ10年が経ちます。
これまで、メンバーとともに「私たちが職人さんたちのためにできることは何か?」を常に問い続け、活動を続けてきました
その中でも、特に力を注いできたのが『後継者インターンシップ』です。
これまでに2000名を超える応募があり、50名以上の後継者が誕生しました。
しかし、次の世代の職人を育てるためには、今から“種まき”が必要だと感じています。
「職人さんたちの技術や作品が『すごい!』というだけでなく、
職人さん自身が子どもたちにとって『かっこいい!』と憧れる存在にしたい」
そんな想いを込めて、この度『ときめくニッポン職人図鑑』という本を出版します。
日本の伝統工芸品は、観光資源として、そして地球環境に優しい日用品として、再び注目を集めています。この本が子どもたちにとって、職人という生き方が"当たり前の選択肢"として輝くきっかけになることを願っています。どうか、皆さまのお力をお貸しください。
また、本書の売上金の一部は、今どこよりも支援が必要な輪島漆器商工業協同組合に寄付させていただきます。皆さまのご支援に感謝し、そのご報告もさせていただきます。

著者:ニッポン手仕事図鑑・編集長 大牧圭吾