実施理由/背景
幻想的な光景をもう一度...黄金色のススキを灯籠の灯りでやさしく照らしたい!
皆さま、いつも曽爾村を応援していただきありがとうございます。
奈良県曽爾村の名所、曽爾高原は日本300名山のひとつに数えられる標高約1,038メートルの倶留尊山(くろそやま)と標高約849メートルの亀山(かめやま)の西斜面から広がる面積約38ヘクタール、標高約700メートルの高原です。
湿地帯であるお亀池(おかめいけ)を除き、9月中旬頃からススキが穂を出し始め、10月中旬頃には一面、ススキの大海原となります。
日没後から、お亀池の周囲900メートルを約200基の灯籠が黄金色のススキをやさしく照らす曽爾高原山灯りは、平成15年から毎年秋に行われてきました。しかし、令和5年、20年間続いた山灯りは、灯籠の老朽化と維持管理コストの上昇により中止となりました。
プロジェクト内容説明
山灯りの中止を残念に思ってくださる多くのお声を耳にし、私たちは山灯りを復活させてこの幻想的な光景を蘇らせたいと、新しい灯籠を作ることを決めました。
そこで、皆さまのご支援をお願いしたく、ガバメントクラウドファンディングを通じて寄附を募ることとなりました。ふるさと納税の制度を利用して、皆さまからの温かい寄附をお待ちしております。いただいたご寄附は、新しい灯籠の製作費用に充てさせていただき、令和7年の「山灯り復活」を目指します。
【特典のご案内】
・3万円を寄附してくださった方には、感謝の気持ちを込めて、個人のお名前を記した名板を新しい灯籠に設置いたします。
・10万円を寄附してくださった方には、法人名を記した名板を設置いたします。
これにより、寄附者の皆さまの温かい支援の証を残すことができます。
多くの方々に曽爾村を訪れていただき、ススキの大海原と「山灯り」の美しさを体感していただけることを願っております。曽爾高原の「山灯り」を再び灯すために、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
目指すところ
曽爾高原のススキは、昭和中期頃まで民家の屋根材料である茅(かや)として使われてきました。トタンや瓦の普及により現在では茅場としての役割を終えましたが、有志で結成された「曽爾高原を守る会」により、「山焼き」を中心としたススキの保全活動が行われています。
山灯りの復活により、村人には、昔の原風景そのままの曽爾高原を守っていく誇りを感じてもらいたい、そして観光でお越しの方には、都会では見ることができない星空と山灯りで癒やされてほしいと願っています。これまでの20年を照らしてきた灯りを、これからの20年も灯していきたいと思っています。
寄付の使い道
いただいた寄附金で、本年度に灯籠200基を製作し、来年秋に山灯りを復活させます。また、これからも継続できるよう、設置費用や修繕費に活用させていただきます。
※寄附金額が目標に達しなかった場合でも、このプロジェクトを実施します。
※目標を超えた場合でも、全額を当事業実施のために活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
関西屈指の観光名所である曽爾高原ですが、平成25年頃から、気象状況の変化や獣害により、ススキの成育不良が心配されるようになりました。みなさまからご支援いただいたふるさと納税寄附金を活用し、令和元年度からススキの成育を助ける「曽爾高原再生プロジェクト」を継続して実施しております。
今年度、新たに「曽爾高原山灯り復活プロジェクト」にチャレンジいたします。大いなる自然を次の世代に引き継いでいくため精一杯取り組んでまいりますので、ご支援をよろしくお願いします。
曽爾村長 芝田秀数
お礼品について
【寄附者の皆さまへ】
村内外を問わずプロジェクトを応援してくださる方から寄附を募集します。30,000円(または100,000円)のご寄附をいただいた方のうち希望者には、その方のお名前等を記した名板を灯籠に設置します。灯籠1基に名板1枚、限定200枚です。灯籠は山灯りの期間中、曽爾高原に設置します。
【寄附金額】
30,000円未満 :返礼品なし、名板の掲示なし
30,000円 :返礼品なし、個人名で名板作成(都道府県・市区町村/氏名)
100,000円 :返礼品なし、法人名で名板作成(法人名/役職名/氏名/都道府県・市区町村)
【注意事項】
※灯籠はなるべく自然素材の材料で作成し、山灯りの期間だけ設置します。
※名板は灯籠の支柱部分に掲示します。
※今回製作する灯籠は概ね10年から20年程度使用し、その間、名板を提示します。ただし、木製のため灯籠が壊れた時点でお名前等の掲示も終了となります。ご理解をお願いします。
※このプロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税の対象となります。
※予定枚数に達した場合は、締め切りとなります。
※1件の寄附につき1名分の氏名等を掲示します。(連名での申し込みはできません。)
※同一名で複数回の寄附をされた場合、複数の名板を掲示します。
※架空の人物や法人名、企業広告等は掲示できません。
※名板の所有権は曽爾村に帰属します。
【曽爾村在住の皆さまへ】
ふるさと納税は、住民登録がある市区町村に対しても行うことができ、他市区町村への寄附と同様、寄附金控除の対象となります。ただし、経済的な所得と見なされる「返礼品」を受け取ることはできません。
今回の特典である「名板作成」は経済的な所得と見なされないため、曽爾村在住の方の名板も作成いたします。
曽爾村在住の方はこちらのプロジェクトページから「お返礼品なし」の寄附をお申し込みください。30,000円以上の寄附で名板を作成いたします。
事業スケジュール
令和6年度 木製灯籠200基の製作
令和7年度 名板作成、電気配線設置工事
令和7年9月中旬~11月中旬 曽爾高原山灯り開催