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国宝多賀城碑を未来へ! 文化財×デジタルプロジェクト(第1弾)

  • 宮城県多賀城市
  • まちづくり・地域活性化
  • 宮城県
キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

多賀城は神亀元年(724年)に創建され、今年で1300年という記念すべき年を迎えます。数々の遺跡が眠る歴史深いこの地に、「多賀城碑」と呼ばれる石碑があることをご存知でしょうか。今秋国宝に指定されたこの碑を後世に伝え、多賀城の歴史を広く知っていただくために、皆さまのご支援をお願いします。

現在の支援総額

44,000

0%

目標金額は10,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

121

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国宝多賀城碑を未来へ! 文化財×デジタルプロジェクト(第1弾)

  • 宮城県多賀城市
  • まちづくり・地域活性化
  • 宮城県

現在の支援総額

44,000

0%達成

あと 121

目標金額10,000,000

支援者数8

多賀城は神亀元年(724年)に創建され、今年で1300年という記念すべき年を迎えます。数々の遺跡が眠る歴史深いこの地に、「多賀城碑」と呼ばれる石碑があることをご存知でしょうか。今秋国宝に指定されたこの碑を後世に伝え、多賀城の歴史を広く知っていただくために、皆さまのご支援をお願いします。

実施理由/背景

国宝指定 歴史の伝道師「多賀城碑」とは?

多賀城碑は、多賀城南門近くにある「覆屋(おおいや)」の中にあり、高さ248cm(地上部196cm)、最大幅103cmの砂岩で、碑面を西に向けて立てられています。碑面には141字の文字が彫られ、奈良の平城京、東北地方北半、茨城県、栃木県、中国東北部から多賀城までの距離が記されており、多賀城が神亀元年(724年)大野朝臣東人(おおののあそんあずまひと)によって設置され、天平宝字6年(762年)藤原恵美朝臣朝狩(ふじわらのえみのあそんあさかり)によって改修されたこと、天平宝字6年12月1日と建立年月日も刻まれています。
碑は「壺碑(つぼのいしぶみ)」とも呼ばれ、「歌枕」にもなっています。松尾芭蕉も訪れ、千年の時を経て変わらず残る碑の存在に感動した様子が『おくのほそ道』に記されています。
群馬県の多胡碑、栃木県の那須国造碑とともに日本三古碑の一つに数えられており、国の重要文化財に指定されました。碑には文献資料に一切記録がない情報が記されており、奈良時代に書かれた内容を現代に伝える史料として、歴史的・学術的に非常に価値が高いことが評価され、令和6年8月27日に国宝に指定されました。

プロジェクト内容説明

東北の政治・文化の中心地、多賀城が持つ価値とは。

多賀城は、奈良時代に陸奥国の国府が置かれ、古代東北の政治文化の中心地でした。古代国家や東北の歴史の解明に係る多くの貴重な情報が発掘調査で明らかになっており、政治や儀式の場である政庁があったこと、江戸時代の初め、多賀城碑の発見によって、その遺跡が多賀城跡であることも分かっています。
多賀城の南面一帯には、古代都市というべきまち並みが広がり、国守館や国司館など、高級官人の邸宅が軒を並べていたことが確認されています。多賀城は東北地方の拠点であったため、万葉集の編者といわれる大伴家持などの教養豊かな官人が赴任し、風景を歌に詠み込みました。今も多賀城周辺には「壺碑」「浮島」「末の松山」「沖の井」など一級の歌枕が残されており、古代東北の文化交流拠点であった名残を見ることができます。
こうしたこともあり、多賀城跡は特別史跡として、奈良の平城宮跡、九州の大宰府跡とともに日本三大史跡の一つに数えられています。
そんな古代東北の政治・文化の中心地多賀城で、国宝を目の前で見ていただき、その価値と魅力を実際に感じていただきたいのです。

多賀城碑を間近で感じてほしい。しかし…

水戸藩主水戸光圀は、『大日本史』編さんのために派遣した家臣の報告で、多賀城碑が苔むした状態であることを知り、仙台藩主伊達綱村(だてつなむら)に対し、碑を保護する覆屋(おおいや)の建設を勧める書簡を送ります。これを受けて間もなく覆屋が建てられ、今日に至るまで碑が守られています。
しかし、そんな碑も、現在は苔むしたり細かいひびや傷が見られたりするなど、長い歴史の中で劣化が進んでおり、対策を取る必要があります。
そしてこの覆屋によって、現在も多賀城碑は覆屋ごしに鑑賞するほかなく、間近で見ることは難しい状況にあります。まして今後は碑の保存を優先するために間近で見られなくなる可能性もあります。
そこで、多賀城碑を細部まで見ることができるよう、デジタル技術を駆使して実物大の碑を記録・展示することで、東北の古代史、ひいては日本の古代史を考える上で重要な文化財の魅力と価値を、多くの方に知っていただき、日本の宝を未来へ繋げたいのです。

目指すところ

デジタル技術を総動員、文化財を間近で感じて楽しく学べる施設へようこそ!そして…

本プロジェクトでは多賀城碑の保護だけでなく、文化財に触れ、その歴史的背景と価値を皆様に知っていただき、学びを得られる場所を提供したいと考えています。
日本の宝となる多賀城碑の現状を記録し、最新のデジタル技術を駆使し、ディスプレイに実物大の多賀城碑を映し出すことで、あたかも目の前で見ているような感覚で、リアルな文化財を感じていただき、その存在を日本のみならず世界へ知っていただきたいと考えています。
このほか、当時の風景や人々の営みを間近で感じられる鑑賞コンテンツや、実物大の多賀城南門の細部衣裳や古代都市多賀城の全容など多賀城の歴史的な役割を伝える映像などを実装したガイダンス施設の整備を現在進めています。
文化・歴史を楽しく学ぶ場を用意し、この施設での体験を通じて、ご来場いただいた方はもちろんのこと、地元の子供たちにも、多賀城をはじめ自国の文化や歴史、歴史的景観形成の大切さを学んでもらい、シビックプライドの醸成に結び付けることを目指しています。
そしてゆくゆくは、多賀城政庁の復元を行うことで、古代日本の歴史を五感で感じられる、壮大な歴史再現プロジェクトに繋げていきたいと考えています。

寄付の使い道

いただいた寄付金は、下記のとおり活用させていただきます。
(1)ガイダンス施設整備費用
(2)多賀城碑保全・普及啓発事業
今回の第1弾でいただいた寄付金は「ガイダンス施設整備(上記(1))」と「多賀城碑の保全・普及啓発事業(上記(2))」に係る経費の財源に充てる予定です。ディスプレイの購入・設置費用をはじめとする多賀城碑の保全・活用に加え、ガイダンス施設の設備・展示の充実と整備のための費用に活用します。
※最終目標金額:35,000,000円

自治体からのメッセージ

文化財の保護に留まらず、自然災害の教訓を後世へ伝えるために。

貞観11(869)年、貞観地震で多賀城の城下まで津波が押し寄せたことが「日本三大実録」に記録されています。その約千年後となる2011年の東日本大震災による津波では、市域の約3分の1が浸水し、甚大な被害が生じました。こうした千年に一度の大災害と言われる東日本大震災も、世代が変われば当時の記憶や脅威も次第に薄れていく恐れがあります。
自然災害の多い日本において、今後も起こり得る災害への備えは日常に不可欠であり、そのためにも過去の災害の記憶を風化させず、次世代へ、千年後の未来へ伝えていくことが必要です。
大災害から多賀城碑を守り、後世へ伝えることはもちろんのこと、古くから続いてきた文化財の継承を通して災害の教訓を伝承することが、その土地とそこに住む人々を守ることに繋がると考えています。
皆さまと繋いできた歴史のバトンを未来に繋ぐため、多賀城市にご協力・ご支援をお願いできないでしょうか。

お礼品について

多賀城の歴史にあなたの名が残る、そんな寄附をしてみませんか?

【第1弾!】 文化財の危機を救った証!
3万円以上のご支援をいただいた方(公表の希望があった方のみ)のお名前を現在建設中の(仮称)多賀城跡ガイダンス施設で放映するVR動画(200inch大型ディスプレイ)」のエンドロールに掲載いたします。
また、金額の多寡に関わらず、同施設に設置する案内用のデジタルサイネージにおいて、ご寄附頂いた皆様のお名前(公表の希望があった方のみ)のリストを掲載いたします。
<注意事項>
※申込者ご本人様のお名前を掲載いたします。
※1人で複数回に分けて寄附をすることは可能ですが、お名前の掲載は1回とさせていただきます。

事業スケジュール

2024年7月~   クラウドファンディング開始
2024年8月~   多賀城碑が重要文化財から国宝指定へ
2024年9月~   ガイダンス施設の実装業務開始
2024年11月    多賀城創建1300年式典 11月1日 (多賀城南門・築地塀等復元の部分公開)
2025年3月下旬~ ガイダンス施設のテスト運用開始
2025年4月~   多賀城南門・築地塀等復元施設と合わせて、ガイダンス施設グランドオープン

現在は、ガイダンス施設を建設中であり、2025年(令和6年)4月に開設予定です。
寄付金額が目標に達し次第、多賀城碑の保全・普及啓発事業を開始し、ガイダンス施設の整備を進めていきます。

ふるさと納税を通じて
地域に火を灯していきます

CAMPFIREは、「好きな地域を応援する」というふるさと納税の本質に立ち返ります。
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明確にして、地域の魅力や地場産業を掘り起こして健全なふるさと納税を再構築していきます。
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