実施理由/背景
西宮浜で育った子どもが大人になって戻ってきたい街にしたい
西宮浜には地域内で働く人がほとんどおらず、多くの住民は他の地域に働きに出かけていることもあり、まだまだ地域活動に参加する住民が少なく、地区社協さえ設立できていないなど、街びらきから25年を経てもいまだ未成熟な地域です。小学生が大幅に減少するなど世代間の偏りも大きく高齢化も進んでいるため、まちの魅力を発掘し発信することで地域の活性化と住民同士の交流がまだまだ必要です。西宮浜の子どもたちのふるさと意識の醸成をすすめて、大人になって例えば子育てをするときにまた戻ってきたいと思える街になっていきたい、また、南海トラフ巨大地震の発生が予告されている中、災害時にもっとも必要な住民同士顔が見える関係づくりのきっかけになりたい、そんな思いで西宮浜さくら祭を立ち上げました。今年は西宮市100周年ということで、100年先も西宮浜が暮らしやすい地域であり続けることをテーマに挑みます。
プロジェクト内容説明
西宮浜の大人も子どもも、みんなで楽しめる地域唯一のお祭りをこの先の100年も!
西宮浜には、9年前には地域の人みんなで作りみんなで楽しめるお祭りがまったくありませんでした。マンション主体の地域ということもあり、近所づきあいがはじめから希薄な中、少子化や高齢化に直面してきており、地域の人が連携し、ふるさと意識をもって地域を愛する、そんな街になりたい、というのが願いです。この日は、西宮浜の大人も子どもも高齢の方もみんなが、西宮浜が誇る桜の木の下で、地域の子どもたちの活躍に拍手を送り、近所の人たちと会話が弾む、そんなお祭りになってきています。参加者は、義務教育学校の児童生徒、親に連れられた乳幼児から地域のお年寄りまで老若男女問わず、多くの住民にとって地域の最大のイベントになっています。この先の100年も、西宮浜が快適な住宅地域として続いていき、ここで育った子どもがふるさととしてまた戻ってこれる地域であり続けられるよう、このさくら祭を続けていきたいと願っています。
目指すところ
西宮浜ってこんなにいいところだったんだとこれからの100年も!
このお祭りを続けていくことで、近所付き合いが少しずつでも進み、お互いに顔が見える関係が作れることで、災害に強い地域の醸成につながると考えています。また、毎年続けることで、西宮浜義務教育学校の卒業生である高校生や大学生がプチ同窓会のように集まってきたりするきっかけになってきています。子どもたちにとっても、自分たちが住む街の魅力を知って、ふるさと意識が育つことで、将来一度地域から出ていったとしてもまた帰ってきたい街になり、持続可能な街づくりを進めたいと思います。今年は市政100周年を記念して、ステージの最後では「西宮浜○×クイズ」を実施し、より参加者に西宮浜のことを知ってもらう企画を行います。西宮浜にはまだ26年の歴史しかありませんが、西宮市の100周年をお祝いし、西宮浜の100周年につながる歴史を築いていきたいと願っています。
寄付の使い道
本プロジェクトは、市制100周年の機運醸成と地域力によるにぎわい創出を推進する「西宮市市制施行100周年記念まちなかにぎわい事業推進会議」が採択した市制100周年記念事業(まちなかにぎわい事業)の1つとして、事業実施に係る費用へ活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
西宮市にご興味をお持ちいただいた皆様へ
西宮市は100年もの間、たくさんの方に愛されたおかげで、関西版「住みたい街ランキング」において7年連続1位を頂戴するまちに発展してきました。本当にありがとうございます。
これからの100年も、さらに多くの皆様に「住みたい」「住んでよかった」と思っていただけるよう、まちづくりに取り組んでまいります。また、そのきっかけとして、市制100周年という記念すべきお祝いの年を皆様と一緒に喜びたいと思います。ぜひともご賛同よろしくお願いいたします。
西宮市長 石井 登志郎
事業スケジュール
2024年11月~2025年1月 実行委員会を隔月で開催し、今回のさくら祭について話し合う
2025年2月~3月 担当者ごとに準備を進める。チラシなどで広報を進める。
4月5日(土) 準備日。設営など。
4月6日(日) さくら祭当日。
4月中 片付けや書類提出など後処理
本プロジェクトは、上記のとおり実施する予定です。なお、「西宮市市制施行100周年記念まちなかにぎわい事業推進補助金」制度の運用の都合上、事業実施終了後もふるさと納税型クラウドファンディングの募集を継続する場合がございます。