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芝浦工業大学の建築学生が作る、東伊豆稲取の魅力を伝える揚げ物屋さん!

芝浦工業大学 空き家改修プロジェクトは、海や山の幸あふれる東伊豆稲取の魅力を厳選し伝える。そんな店舗の設計を目指しています!

現在の支援総額

965,000

56%

目標金額は1,700,000円

支援者数

61

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/12/22に募集を開始し、 61人の支援により 965,000円の資金を集め、 2023/01/31に募集を終了しました

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芝浦工業大学の建築学生が作る、東伊豆稲取の魅力を伝える揚げ物屋さん!

現在の支援総額

965,000

56%達成

終了

目標金額1,700,000

支援者数61

このプロジェクトは、2022/12/22に募集を開始し、 61人の支援により 965,000円の資金を集め、 2023/01/31に募集を終了しました

芝浦工業大学 空き家改修プロジェクトは、海や山の幸あふれる東伊豆稲取の魅力を厳選し伝える。そんな店舗の設計を目指しています!

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はじめに・ご挨拶

こんにちは!

芝浦工業大学建築学部 空き家改修プロジェクト 稲取設計室

です。

まずは私たちの自己紹介をさせていただきたいと思います。

私たちは空き家の改修を通して、学生として学んだことを実践しながら経験を積み、そうして自分たちが作り上げた物件を地域の方や主体者の方に運営活用してもらう。そんな自分たちの活動を見て、空き家改修や企画の現場を提供してもらう。そういった相互関係によって私たちは成り立っています。

私たちは、稲取の小さな空き家からはじまり、鳥羽や開成など様々な地域に活動範囲を広げながら、なんとメンバー全体で130人以上!

稲取を活動のメインとしている私たち稲取設計室も、地域の人々に支えられ、続けてきた活動も来年で10期という節目を迎えようとしています。

コロナによってまちとの交流が絶たれ、まちとの交流が大切である空き家改修プロジェクトの活動も現地に赴いての活動ができない期間が続きました。

稲取設計室も例外なくそのあおりを受け、まちとの関係が薄くなりつつありました。しかし、だからこそ、今回改修する建物は今までまちに対してより一層愛される店舗にしたい!と意気込んでおります。

ぜひ最後までお読みいただき、このプロジェクトだけでなく、稲取の良さ、そしてそこで活動している我々空き家改修プロジェクトについて少しでも好意を持っていただけたら幸いです。

 これから東伊豆町を訪れる方、この活動に興味があって訪れる方、まちの方、など関わる全ての人達に東伊豆町の良さを伝え、そしてその魅力の一つになれるよう誠心誠意頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!

このプロジェクトで実現したいこと

◆観光客だけでなく、地元の人にも愛される。まちの内外から愛される店舗づくり

私たちはただ空き家を改修するだけでなく、まちに来てくれる観光客、そして地元の人に愛されるような店舗を作り、まちに貢献したいと考えています。

コロナによる5回の緊急事態宣言は、東伊豆町、そして稲取に大きな打撃を与えました。その影響は旅館だけなく、旅館の運営を支える事業者や、地域の飲食店、ひいては町の税収にも大きく影響を与えました。

今は移動が緩和され、観光客も徐々に戻ってくる傾向にありますが、コロナ禍を経て、人々の価値観も大きく変わった印象を受けています。

そんな中で東伊豆町は、コロナ禍で外から、ましてや東京から来る私達学生を受け入れてくれました。

日常的な挨拶にはじまり、自分たちの活動を聞きつけ様子を見に来てくれたり、道具や施工方法など私達の手の至らない部分を補助してくださったり等、まちから活動を受け入れてくれるだけでもありがたいのに、その上で非常に手厚く支えられ私たちは活動を行っています。

実際に、東伊豆町の方々は大学生がまちに入ってくることに対して7割以上が良いと思ってくれています。

参考:第2期東伊豆町まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略

そんな、心優しいまちに恩返しができるようにただ観光客を集めるような場所ではなく、まちに愛される建物を改修した上で、まちの人々と交流を続けより良いものとできるよう考えています。 


店舗内容決定までの流れ
◆稲取での今までの活動が育んだ “縁”

私たち空き家改修プロジェクトが稲取で活動してきて今回で改修した物件が五軒目となります。

その中のいくつかの物件をご紹介させていただきます。

「山の家プロジェクト」

もともとは、稲取ふれあいの森管理棟と呼ばれるこの施設を宿泊施設として改修しました。

森の中ということで施工中は夏は虫が多く蒸し暑かったり、冬は寒くとても苦労しました!


「EASTDOCK」

もともとは遊覧船の待合所兼発売所であった建物をシェアオフィスなどに改修しイベント会場など様々な活用をされています。

「ダイロクキッチン」

使われなくなってしまった、地元の消防団「第六分団」を改修し、「食」をテーマにしたシェアキッチンへと生まれ変わらせました。オープニングイベントでは稲取高校の生徒さんや地元の方と交流しながら、大きく盛り上がったそうです。


こうした私たちの活動の実績を受けて学生に改修してほしいとのご連絡をいただき、今回のプロジェクトは立ち上がりました。今まで私たちの改修に使用する空き家はまちの住民の方と話し合いのもと、物件が決まっていきました。しかし今回、五軒目にして初めての民間依頼となったのです。

その依頼主が、現在の改修物件の近くの温泉旅館・石花海を営業していらっしゃる定居さんです。地元稲取の観光に携わっており、同じく近くで現在運営されている、クレープ屋TATENOICHIの物件改修クライアントの一人です。また、そのプロジェクトアドバイザーとして関わっている守屋さんは私たち空き家改修プロジェクトの先輩であり、非常に縁の深いプロジェクトです。

◆「pick」をテーマにしたプロジェクトが始動

店舗として成り立つのであれば学生の自由にしてもらって構わないと、プロジェクトを託していただき、私たちは完全に一から店舗について考えることになりました。

おにぎり屋さん、レンタサイクル屋さんなど様々な案を模索し、運営するための飲食の部分とまちの魅力を伝えたいという思いの掛け合わせから、

揚げ物×お土産屋さん(セレクトショップ)という考えに至りました。

度重なるミーティングを経てプロジェクトテーマは「集まる・出会う・訪れる」になりました。

「集まる」ことへの店舗コンセプト

「出会う」ためのデザイン意匠

「訪れる」ことへのきっかけ作り

に沿った、プロジェクトの方針が決まりました。

自分たちのテーマを実現するためにどのように設計するかを何度も考えました。

◆建物の概要

地域と密接に関わり合いながら知ったまちの人たちが選ぶ「内部視点」での魅力と、私達や観光客が選ぶ「外部視点」の魅力の掛け合わせによって”厳選された魅力”を、訪れる人に伝えられるいわば、

「自分たちなりの稲取の魅力を紹介できる場をつくる!」

というのを目指しています!

セレクトショップと揚げ物屋さんを掛け合わせたこの店舗は私たちの思いを反映させるために、来店されるお客さんが、どちらの目的で来店されても両方の商品に関心が寄せられるようにするにはどうすればよいか考えながら設計しました。

揚げ物が出来上がるまでの時間を、セレクトショップブースを見ることで解消する。あるいはセレクトショップで商品を見ている時間に揚げ物のいいにおいやイートインスペースでの楽しそうな雰囲気につられてしまう。そんな体験をぜひ完成後に堪能していただきたいです。


これまでの活動
◆設計&施工

私たちは、設計をするだけでなく、施工まで自分たちで行います。

自分たちでは解決できないところは、大学の先生やまちの大工さんなどにも協力していただき、試行錯誤しながら進めていきます。

定例ミーティングの様子

施工中は、みんなおそろいのつなぎを着て頑張ってます!

◆設計以外の商品やパッケージデザインの会議

今までの施工とは違い、今回は建物を立てるだけでなく、店舗の運営のシステムづくりや商品のパッケージデザインなどのシステム面も私たちが考えています。会議では、学生たちだけでなく、経営者の方々に協力をしていただきながら進めています。

zoomを使った会議は実際に地域と私たち学生を結ぶ大切な会議です。


資金の使い道

設備・内装費で100万程度を想定していたのですが、木材などの資材、空調機器などの値段の高騰や解体改修を行っていく中での計画変更によって追加での費用が必要になりました。

 CAMPFIRE様への手数料 約30万

 支援者様へのリターン  約20万

を差し引いた約120万をその追加費用として下記のように活用することを考えています。
 設備費60万
 内装費50万
 広報費10万

どうぞよろしくお願いいたします。


スケジュール(2022)

4月:解体・実測・企画

5月:基本設計・概算見積もり

7月:実施設計・見積もり・材料発注

8月:着工

9月:施工

10〜1月:メニュー開発・パッケージデザイン

2月:竣工・オープン


リターンについて

空き家オリジナルのステッカーやバッグ、私たちの活動をまとめた本などのグッズや今回のオーナーである定居さんが運営していらっしゃる石花海などの旅館などで使えるクーポン券をリターン品として用意しています!


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。


私たち空き家改修プロジェクトは、空き家の改修だけでなく自分たちとまちの関係を常に考えながら活動しています。

たくさんの仲間とたくさんのまちのひと、そして支援者の皆様と一丸となって進めているこの店舗が東伊豆町の魅力の一つのなるように頑張ります。


応援よろしくお願い致します!

最新の活動報告

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  • クラウドファンディングもいよいよ最終日になりました。本日はクラウドファンディングの総括と皆様へのお礼をさせていただければと思います。「自分たちの施工をより良いものにするために」と始めたクラウドファンディングでしたが、クラウドファンディングを行ったことが、想定以上に多くの人にこのプロジェクトを知っていただける良い機会になったと感じます。クラウドファンディングは本日で終了してしまいますが、プロジェクト自体は2月の中旬頃まで続きます。 また、物件は店舗としてこれからも東伊豆の「ヨリドコロ」としてまちに残ります。開店した際には、ぜひ私達学生の思いを、そして東伊豆の良さを思う存分に感じていただければと思います。まちの方々、プロジェクト関係者各位、そしてクラウドファンディングご支援者、皆様、最後までたくさんの応援ありがとうございます。皆様の応援が私達の力になります。皆様の応援に応えられるよう、プロジェクトの完遂を目指して、最後まで頑張りたいと思います。最後に改めまして、温かいご支援本当にありがとうございました。 もっと見る

  • クラウドファンディング終了まで残り1日!!本日はこの物件の目玉である「フレーム」についてをご紹介したいと思います。前回の活動報告でも少しご紹介いたしましたが、フレームは思わずのぞき込んでしまうような雰囲気を目指して設置されています。そのうえで、私たちが魅力となるものを集めたこの物件が、しっかりと稲取の魅力の発信の拠点となるようにこのフレームには様々な工夫がなされています。 フレームの高さは非常に高く設定されています。これは通行の邪魔にならないことも当然の理由ながら、空間の演出として、このフレーム自体がお客さんがいる景色そのものを額縁とするような想定をしています。フレームは訪れた人になるべくねじ穴が見えないように工夫されています。ねじ穴は基本的にその高さから気にしないと見えないような位置、大きさに調整され、空間全体が非常にきれいに見えるように徹底されています。また、フレーム同士の間隔は商品の存在感をくっきりと見せるちょうどよい大きさになっています。実際にいらした際には、この店舗のメインでもあるフレームを堪能していただきたいです。※営業形態に関しては企画段階のものです。今後順次展開予定です。 もっと見る

  • クラウドファンディング終了まで残り2日!!本日は本文でも少し紹介していますが、どういった経緯で本店舗のイメージができたのか、どういった思いを持って本店舗が設計されているかなど、お店のコンセプトについてご紹介させていただきます。本文に記載している通り、この物件は私たちの今までの静岡県東伊豆での活動を認めてくださっての依頼となっています。本物件は、東伊豆の一つの観光名所である温泉街に位置しており、周囲には温泉旅館が立ち並び、足湯や海が近いとても恵まれた物件でした。物件の改修だけでなく地域の町おこしとしての活動を行っていた私たちにとって、この物件の改修は「まちおこし」を目指すうえで非常に好条件な物件でした。私たちはこの物件の改修を始める際、この物件をどのような場所にするかについて話し合いました。そして一つのテーマとして決められたのが「集まる、出会う、訪れる。ことの循環」でした。この物件を観光の魅力そのものにするのではなく、この街の魅力を知るための拠点のような場所にしようと考えたのです。 「サイクリングショップ」「お土産屋さん」「カフェ」「おにぎりやさん」など、様々な意見が飛び交いました。それらを総括し、飲食店×お土産やさん(セレクトショップ)という形にまとまりました。そして、その目標を達成するために私たちが「建築」という分野の視点から出した解決方法がこのフレームです。あえて視界を狭め、「どんなものがあるんだろう?」と気にならせるような、形を目指しました。フレーム案が出た当初のモックアップ(試作)以上が本店舗の始まりです。実際に店舗にいらした際はこの記事のことを思い出していただき、私たちの思いをぜひ感じ取っていただきたいです。 もっと見る

コメント

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