プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

GAYAGAYAが『山と渓谷』7月号に掲載されました!





プロジェクトの実行者について


はじめまして!

GAYAGAYA 代表 竹内亜紀と申します。

私達は、福島原発事故の影響で地元での自然体験の機会が少なくなってきた福島県を中心とする東北の子ども達のため、高尾山麓の大自然の中で保養できる『Takao Guest House GAYAGAYA』をスタートさせます。
一人一泊1,100円(消費税込み)、小学生未満無料、定員10名の素泊まり民泊施設です。

また、この素晴らしい環境の中にある当施設は、登山やレジャーなどの目的で一般の方々にも広くご利用頂けるようになっています。(一人一泊5,500円消費税込み)
これが原発被災者への間接的な支援につながり、被災地の現状を知って頂く機会づくりにもつながり、みなで支え合う社会づくりになると考えています。


今回この施設のリフォーム資金作りに対し、ぜひとも皆様のお力をお借りしたくて、この度このような運びとなりました。



2011年の原発事故以来、福島県の親御さん達、特に母達は自分の子ども達を福島県外に必死で連れ出し、全国の保養受入団体を訪れながら、自分の子ども達の健康回復のために死に物狂いで時間を費やしてきました。


私は保養受入団体の一つである、神奈川県で活動している『母ちゃんず』というボランティア団体の代表として、この12年間で延べ約950名の親子と出会い、福島の母達の切実な思いに触れてきました。

そうした中で今回当プロジェクトを開始する決心をしました。


母ちゃんず


なぜ私が当プロジェクトを始めようと思ったのか。

それは、福島の母の姿は自分の姿でもあるからです。



2011年3月11日14時46分


神奈川県に住む私は、幼稚園生の息子を迎えに行くために車を運転していました。
突然車中でも分かるような大きな揺れ。近くのパチンコ店からは大勢の人々が外に出てきました。

「ただ事ではない。」

停電している信号をなんとかくぐりぬけ、急いで自宅に戻りテレビをつけた時は、仙台空港が津波にのまれるその瞬間でした。


「ああ、本当にやばい事になっている。」


関東地方でも地震警報が不気味になり続け、外はヘリコプターの音だらけ。
そのうち夫からの連絡。


「原発が空焚きになってる!!」



心がざわざわする中、田舎に住んでいる私はガソリンの消費を抑えるため、都会に住むママ友の家でお世話になろうと思い、その日に限ってバスと電車を乗り継いで乳飲み子の次女をおんぶして外を長時間歩いていました。

3月14日。

原発が爆発し、猛烈な量の放射能が噴出しているとも知らずに。



その日を境に、6歳の長男に直径約1センチの口内炎ができ始めとても痛がり、数か月本当に悩まされました。
幼稚園の子ども達は花粉症のような症状がとても増えました。



関東にいても、放射能に怯える日々


いろいろな情報をかき集める中で、放射能の影響で口内炎や花粉症のような症状があるという事が分かり、関東地方でも増加している事が分かりました。


何か得体の知れない本当にやばい事が今、日本の中で起こっている。


私は3人の子ども達が将来甲状腺がんになるのではないかという不安におしつぶされそうになり、一切の外遊びをやめさせました。

洗濯物も外で干せない毎日。

食べ物の産地を気にする毎日。

何を食べさせて何を飲ませたらいいんだろう。

半分鬱状態でした。
祖父母が住んでいた福岡の家に引っ越そうかな。
でもそんな事したらこっちの友達とは縁が切れるだろうな。
悩みに悩んで出た結論。

そうだ。ガイガーカウンターを買い、生活圏を計ってみよう。



その結果、そんなに心配するような数値ではなく、ようやく幼稚園も再開させ、普段通りの日々が戻ってきたのです。


もう夏になっていました。



東北に降る、見えない空襲


その年の9月。

東京新聞で見つけたある新聞記事が、これから先の私の人生を変える事になったのです。

琉球大学矢ケ崎教授。

「チェルノブイリでの甲状腺がんは、5、6年後から発症が急増している。
福島の汚染状況はチェルノブイリ並みに深刻。
つらくてもまずそれを認識してほしい。
福島でも必ず起こりうることだと申し上げたい。」


その時です。


自分の3人の子ども達が将来甲状腺がんになるのではないかと不安に押しつぶされそうだったあの時の気持ちがはっきりとよみがえり、東北の母達は今どんな思いでいるのだろう。


東北の子ども達に今、見えない空襲が襲っている。


同じ日本人として何かをしなければいけない。


これは明白でした。


でも何をしたら良いのだろう。


自分には何ができるのだろう。



平成の『学童疎開』を始めたかった


いろいろと情報を集めた結果、「保養活動」が有効だと分かりました。

原発事故が起きた時に、私は幼い頃、父からずっと聞かされていた学童疎開の事を思い出していました。

そうだ。学童疎開だ。

戦時中の学童疎開のように、当時避難区域に指定されている福島県浜通りの小学校と中学校の子ども達を、神奈川県の廃校で2、3か月受け入れてもらおう。

そう考え、要望書をもって行政に掛け合いましたが、全くなんの効力もありませんでした。

しかしどうしても自分の気持ちがおさまらず、私は幼稚園のママ友に協力を呼びかけ、保養団体『母ちゃんず』を立ち上げ、2012年3月に保養キャンプを始めたのです。



「保養活動」とは


「保養活動」とは、汚染地から遠く離れたところである一定期間過ごし、きれいな空気と汚染されていない食べ物を摂る事により健康を回復させる事をいいます。

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故により発生した放射性物資の約7割はベラルーシに降り注ぎ、国土の約25%が汚染されたと言われています。
それ以降、ベラルーシの子ども達は国家予算により、年に24日間の保養に無料で参加してきました。
保養を受ける事が「権利」として与えられているのです。

ベラルーシにはなんと9か所も保養施設があります。
そのうちの一つである『希望21』という保養施設は、一度に約200名の収容が可能で、ここには汚染地の子ども達がクラスごとに3週間づつ滞在します。
そしてそれぞれの症状にあった医療を受けたり、汚染されていない食べ物を食べる事により、元気を回復して自分の家に戻るのです。

一方、日本の子ども達はどうかというと、保養の権利は特に与えられていません。
ですので、原発事故直後、全国では民間の力で「保養受入団体」がどんどん立ち上がり、特に福島の親達は必死に保養活動に参加してきました。


『母ちゃんず』は2011年10月25日に発足し、2012年3月に初回キャンプを開始しました。

(2012年3月9日 神奈川新聞)


その日から現在に至るまで年2、3回の3~5泊のキャンプを継続し、延べ約950名の福島の親子を無料招待してきました。


愕然とした、福島の子ども達に起こっていた事実


初回キャンプの初日。


参加者と共に雑魚寝していた私は現実を目の当たりにしました。

夜中に3人の福島の子ども達が同時に鼻血を出し始めたのです。

普通ではない量。

絵具のチューブを力強く押した時のように、大量の鼻血を出していました。

そして福島の母達からはいろんな話を聞きました。

夕方になると微熱が始まり下痢が収まらない症状が数か月続く。

外遊びが制限されているから平衡感覚が鈍り、平坦な道でもつまずいてしまう。

免疫力の低下で夏でもインフルエンザ。

「福島で産んでごめんね」と、寝ている子ども達を見て涙を流す。



保養キャンプに訪れる母達は、地元の親戚や友人に内緒で逃れるようにして神奈川に来ます。

そしてようやく自分達の不安な気持ちを吐き出せるのです。

神奈川の自然の中で汗を流して遊ぶキラキラした自分の子ども達を見て、安堵感で涙を流す母達。

ようやく緊張から解き放たれ、安心して笑う母達を見て子ども達も喜ぶ。



疲れ果てた福島の母達


ベラルーシの子ども達は2~3週間、空気のきれいな地域に行き保養しています。

それを参考にして福島の母達は子ども達を連れ、日本全国の保養合宿に参加する日々が続きました。

幼い子ども達を連れ、大きなトランクを持ち、疲れた体をひきずり各地に出向く。

休みの度に出掛けていく。

経済的な負担も大きくなっていきました。



福島の母達はどんなにか疲れているか、どんなにか休みたいか、と思いました。

幼い子ども達を体の前後にくくりつけ、大きなトランクを引きずる母達の姿。

政治家の方々にこういう光景こそを見てもらいたいと何度思った事か。

彼女達の旅は北海道から沖縄まで続きます。



『かくれキニシタン』


事故直後は必死で全国に出掛けていた母達が、5、6年たったころから「疲れた」という声が大きくなってきました。

また、保養活動の受入側の資金難やスタッフの高齢化により、団体数が減ってきたのもこの頃からです。

仕事を持つ母達にとり、決められた日程の合宿に参加するのは本当に大変でした。

なぜそんなに休みを取るのか、職場の人達の冷たい目線に我慢しながら必死で参加してきました。

一見何も気にしていないように見えるけれど、心の中では放射能を気にしている人たちは、こう呼ばれるようになりました。

『かくれキニシタン』と。



後ろ指を刺される事なく保養に出たい。


安く泊まれて好きな時に泊まれる場所が欲しい。


そんな言葉をずっと聞いてきました。


もし自分が福島で子育てをする母だったとしたら・・・。


関東に住む自分達が使う電気のせいで、こんな事になってごめんね・・・。



私の生きる道を決めた、福島の母の言葉


そんな時、合宿に参加してくれた郡山市に住むあるお母さんが言いました。

「私は母として必ずやると決めている事が2つあります。
それは子ども達に毎年甲状腺検査を受けさせること。
そして保養に出掛けること。」



この彼女の言葉がいなずまとして私の体をかけめぐりました。

自分達がやっている事が、誰かの命を守る事につながっている。

これが私が残りの人生をかけて福島の子ども達と生きると決めた理由であり、瞬間です。

自分の子ども達を守り抜こうと決心した母は自分自身なのです。

こうした母がいる限り、私はたとえ必要とする人が一人になったとしても、自分ができるこの保養受入活動を続けていこうと決心しました。

それが私が『母ちゃんず』を継続する理由であり、同時に宿泊施設『GAYAGAYA』を新たにスタートさせる理由です。



メンバー紹介


GAYAGAYAを一緒に進めている仲間を紹介させて頂きます。



代表 竹内亜紀

父親が福島県川俣町出身。
田舎暮らしを求めて相模原市に移住後3.11。
大学時代は横浜市金沢区でチェルノブイリの子ども達を受け入れる主婦達の保養活動のボランティアとして参加。その20年後にまさかの同じ活動をする事になった。
『母ちゃんず』代表も兼ねる。



副代表 鹿目久美

カウンセラー
3.11、福島県安達郡大玉村の大自然のログハウスでスローライフを送っていた時に被災、当時幼稚園児の娘と相模原市の実家に自主避難し、現在に至る。
原発事故が人々の暮らしに何をもたらしたのか、ありのままに伝える語り部として活動を続ける。



会計 竹内剛史

生活クラブ生協神奈川常勤理事
さがみ生活クラブ生協専務理事
「持続可能な食・農・環境・エネルギー・福祉・たすけあい・平和」をテーマに地域の組合員と共に市民自治をひろげる運動に取り組む。
3児の父親。



監事 山田行政

Y.Y.CONNECT代表
土木建築業、リフォーム業、自動車販売業、俳優業など事業は多岐に渡る。
多くの職人さん達を指揮し GAYAGAYAを癒しの空間に仕上げた。
能登半島地震では自ら4tトラックで2度出動し、支援物資が届かない多くの人々に届けた。



顧問 熊谷達男 

福島県二本松市出身
チキンフード大和田代表
元相模原市城山地区社会福祉協議会会長
元相原二本松商店街副会長
「小松・城北」里山を守る会事務局
『母ちゃんず』設立当初から寄り添い続け、豊かな人脈で母ちゃんずを相模原市長や行政に繋いだ重要人物。
GAYAGAYAの物件探しにも協力。


家主様ご紹介


この度、素晴らしい家を快く提供して下さっている家主の加賀谷様です。



GAYAGAYAの趣旨に深くご理解頂き、好きに使って下さいと快く貸して下さっています。

また、今後訪れる子ども達が収穫体験ができるように、庭の畑で野菜作りをして下さっています。
そんな時にはいつも一緒に畑作業をさせて頂き、終わった後、庭でのささやかな宴会がとても楽しいひと時となっています。


このプロジェクトで実現したいこと


福島県を中心とする原発被災者の方々、特に体を作る一番大切な時期にいる成長期の子ども達が、自然豊かな環境にある当施設に安価で宿泊できる事により長く滞在でき、自然体験を堪能し、また保養してもらうために当プロジェクトを開始します。


福島県を中心とする東北地方は素晴らしい自然の宝庫です。
にもかかわらず除染しにくい山や森は子ども達が立ち入るにはまだまだ不安な場所が多く、その素晴らしい自然を堪能するのが難しい環境にあります。



福島県の道路や人通りのあるエリアは一通り除染されているのですが、そこから少し外れた草むらなどでガイガーカウンターをあてると、線量計の数値が上がっていくのが分かります。

一度降ってきた放射能は、森や山の中にとどまり、そこから外に出るのが難しいのです。



一方、私達の民泊施設『Takao Guest House GAYAGAYA』は神奈川県相模原市の大自然の中に位置しています。

家の前には小川が流れ、夏は蛍が観賞できるほど水が澄んでいます。

ご近所には『「小松・城北」里山をまもる会』の方々が里山を整備し、ビオトープや川の整備などをしてくださっており、歩いてこのような里山を散策できるのも魅力です。

また、何と言っても最大の魅力は『高尾山』。

世界の観光地を星の数で評価する『ミシュランガイドブック』で最高評価の三ツ星を獲得したこの山。

当施設は高尾山麓の中にあり、絶好の遊び場になります。



完成したGAYAGAYA


2024年4月にほとんどのリフォームが終わり
ハウスクリーニング、備品と家具の設置などを完了させ
いよいよ6月11日にオープンを迎える事となりました。

当施設は路線バスの終点バスターミナルへも歩いて20秒。 
高尾山だけではなく都会へのアクセスにも便利です。

もともと5DKだった家をゆったりの4LDKに変え
客室4つ、定員10名の宿泊施設にしました。 



入口はバリアフリーのアプローチ。 
近所のおばあちゃんが手押し車をおして、ゆったり登ってこられ、おしゃべりを楽しみます。



1階には客室が2つとリビング
2階には客室が2つ

窓がたくさんある、風通しの良い気持ちの良い家です。 


1階和室『Kyoto』(定員3名)


お隣、清川村の畳職人さんこだわりの気持ちの良い畳。 
畳のふちは、とても珍しいペーズリー柄。 
素足に心地よく、爽やかな風が畳をなでていきます。



縁側に座るとまぶしい緑の大パノラマ。
鳥のさえずりと川のせせらぎ音の中で、癒し感1000%。
日頃の疲れを全てリセットしてくれる、GAYAGAYA自慢のパワースポットです。



ふすまを開放すると、隣の居間と一体となり、12畳のひろびろとした空間になります。


1階洋室『Japan Retro』(定員2名)

昭和レトロの洋室。 
リフォームをする前に、家の中の片隅でほこりをかぶっていた
古き良き道具たち。 


今は亡き家主様のご両親が愛用されていたのだろうと思うと
とても愛しく、捨てられず、
綺麗に磨いてお部屋に飾らせて頂きました。 
とても懐かしい、昭和の美品です。 


大きな窓を開けると、デッキのテーブルセットと直通。
緑の大パノラマの前の青空オフィス。
Wi-Fiもご利用頂けます。

夜は川のせせらぎ音を聞きながらお酒をお楽しみ下さい。
夕日が落ちる頃から、デッキがやさしくライトアップされる仕掛けになっています。


1階設備



2階和室『Polka-dot』(定員3名)



こちらの畳のふちは、かわいい赤い水玉模様。 
お布団もかわいい水玉模様で揃えました。 
カーテンの色はまさかの鮮やかな赤。 

パリジェンヌのお部屋と和室の融合。 
そんな遊びのイメージで作りました。 


2階洋室『Boston』(定員2名)



和室と洋室の間に洗面台もあります。
ドライヤーもあります。



BBQ広場



U字溝に炭を置き、網をかぶせるだけでBBQの用意ができるシンプルな作り。
大人数のパーティにも十分対応できます。



GAYAGAYAの庭



目玉商品として露天風呂も計画しており、準備中です。
満点の星空の下でのお風呂体験は、訪れてくれる子ども達にとり思い出の1ページに残る事と思います。

家の前には10メートルはあろうかと思われる大木があり、冬にクリスマスライトをつけようかという楽しい企画もあります。



宿泊費用


宿泊費は福島県を中心とする原発被災者の方々は1,100円/泊(小学生未満は無料)でご利用頂けます。

また、当施設は一般のお客様にもぜひご利用頂きたいと準備しています。
(一般のお客様の宿泊費5,500円/泊)


『山遊び』の拠点にもなるGAYAGAYA


高尾山は登山客数世界一を誇り、国内外のハイカー達、トレイルランナー達が多数訪れています。
当施設はそのような方々のための拠点となるには最高の立地条件にあります。

特にトレイルランナーの聖地である『高尾~陣馬縦走コース』が近く、中でも日本ランキング1位を誇るプロトレイルランナー上田瑠偉選手がトレーニングする城山湖には歩いて行けます。




また、トレイルランナーやハイカー達の聖地である『南高尾山稜(別名南高尾セブンサミッツ)』へのアクセスも抜群です。





このような高尾山を遊び場として当施設を利用する事が、結果的に福島の子ども達の保養活動を支える事にも貢献し、被災地の現状を知って頂く機会にもなるという、みなで支えあえる社会づくりができると考えています。


これまでの活動と準備状況


今年の6月から当施設をスタートさせるため、昨年夏から物件探しを始め、大自然の中の築50年の民家を見つけました。

利用する子ども達に危険がないように、極力車通りが少ないところ、自然豊かな場所が絶対条件でした。

この空き物件を見つけた時、家主様からは一度はお断りされましたが、趣旨をお話したところ数日後にご快諾頂きました。

家主様にはこれまで『母ちゃんず』が発行してきた報告書の全てを読んで頂きました。



その結果、福島の浜通りに行き、原発周辺や津波の跡地を見たいというご要望もありましたのでお連れし、各地にご案内しました。


(福島県浜通りの津波跡地)


また、毎回いわきから『母ちゃんず』のキャンプに参加してくれる2家族にいわきでお繋ぎし、なぜ保養キャンプが必要なのかを家主様に直接話して頂きました。

今では家主様は当プロジェクトにとても協力的で、庭の畑づくりを主体的に行って下さり、福島の子ども達の収穫体験にと畑作業にいそしんで下さっています。



『GAYAGAYA』の名前の由来


私はこの家主の加賀谷様に対して感謝と敬意の気持ちを込めて、家主様のお名前を1部分を使わせて頂き、当施設を『GAYAGAYA』と名付けさせて頂きました。

ワイワイガヤガヤしながら、たくさんの子ども達に元気に過ごしていって欲しい、そんな祈りも込められています。

ご近所の方々からも激励頂き、静かになってしまった界隈に活気が増すと喜ばれています。

5DKの家を4LDKにリフォームし、宿泊部屋4つ、最大10名が宿泊できます。


手強かった、築50年の家のリフォーム!


当初はキッチン、お風呂、畳等を修繕し、リフォーム代は約350万円で、自分で負担するつもりでした。
ですが何しろ古い物件ですので、雨漏り、電線容量不足などの不具合も分かり、長く使えるために外壁塗装などの必要性も出てきました。



また、張替えで済むと予想されていた畳やふすまが予想以上に傷んでおり、一から作り直しの必要性が出ました。
寒い地域であるため、床に断熱材を敷く必要性も出てきました。



このような事から当初の予算よりも大きく増加し、655万円の修繕費が必要となりました。

ですので今回皆さまのお力をお借りしてクラウドファンディングに挑戦させて頂く次第です。

原発事故から13年たち、すっかり風化してしまった原発事故ですが、いまだに福島では事故が終わっていないどころか、事故後に生まれた子ども達も保養合宿を利用しています。

原発事故が終わったと考えるのは福島県外の人達であり、当事者たちにとってはまだまだ死活問題なのです。

このような方々の保養の場所、しかも経済的に無理なく子ども達を保養させてあげられる場所がまだまだ必要なのです。


支援金の使い道


●建屋改修工事           3,135,000円
●塗装工事                 1,200,000円
●電気設備工事              715,000円
●畳・襖工事                 587,840円
●消防設備新設工事        770,000円
●ガス給湯器工事           148,000円


スケジュール


4月下旬 リフォーム完了 
5月   ハウスクリーニングと家具・備品設置
6月11日  オープン
8月   リターン発送



最後に


このプロジェクトにご関心を持っていただき、心より御礼申し上げます。

私達の活動が、福島県をはじめとする東北の子ども達、日本の子ども達にとっての一助となることを心から願っています。

資金は利用者の方々が大自然の中で安心して過ごし、リフレッシュして新たに前向きな気持ちで生きていけるための素晴らしい保養所をつくるためのリフォーム代に使わせて頂きます。

私達がこれまでやり続け、今後も人生をかけてやり続けていくと決心しているこの保養活動に対し、一人でも多くの方々のご理解とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。



ご支援下さる皆様へ

この度私達が利用させて頂いております『CAMPFIRE for Social Good』というカテゴリーは、社会課題の解決に取り組むプロジェクトオーナーに1円でも多くの寄付を届けるため、プロジェクトオーナーの負担を0円とし、支援者さまからのご協力とCAMPFIRE利用者の支えにより運営されているものです。CAMPFIRE for Social Goodでは支援者によるご協力費(12%+税)でサービスを運営しています。すなわち支援者様がご負担頂くのは下記の通りです。

支援金+支援額の12%+12%にかかる税金

ご理解ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 2024/07/03 11:30

    感謝申し上げます。クラウドファンディングをスタートし、お蔭様で85名の方々にご支援頂き1,757,000円ものご支援を賜りました事に、スタッフ一同心より御礼申し上げます。13年前に起きた原発事故に対し、こんなにもたくさんの方々が心をお寄せ下さっている事に驚き、そしてこれほど力強いご支援を下さる...

  • 2024/06/20 00:17

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください