こんにちは!この度は、私たちのクラウドファンディングページを見ていただき、誠にありがとうございます。
青森県東通村地域おこし協力隊の桑原杏奈と申します。私は2023年5月から青森県下北郡東通村に移住し、地域おこし協力隊として村内の空き家問題解決と地域活性化を目指して、村内の空き家をリノベーションしゲストハウスのオープンに向けて活動しています。私が暮らしている、東通村(ひがしどおりむら)は青森県の右上に位置する地域です。本州最北東端に位置する尻屋埼灯台があり、太平洋と津軽海峡を一望できる美しい村です。
津軽海峡に面する北部海岸では約8km続く迫力ある大地層があり、波によって削られながら毎日変化を続けている姿を観察することができます。他にも、民俗芸能として現在も受け継がれている能舞があったり、灯台のある尻屋崎には「寒立馬」と呼ばれる馬が放牧されていたりと、伝統と自然を大切にするこの村に惹かれ、私は移住しました。

東通村の自然と文化



参照:東通村ガイドブック

冒頭でも書かせていただきましたが、ここ東通村は伝統と自然を大切にする魅力のある村です。
本州最北東端の尻屋崎には、年間数十万人の来場があるほどの観光スポットにもなっています。ですが、観光に来てくれた方が滞在する場所がなく、遠くから来てくれた方々は村を通過し、近隣の市で宿泊しているのが現状となっています。また、飲食店も不足しており、村内で採れた野菜や海産物、東通牛などの特産品を村内で愉しんでもらえる場所がほとんど無いということが、地域の課題となっています。

私としては、せっかく遠くから来てもらったのに、景色や文化に感動してもらったのに、、村内には面白くて、優しい方々が暮らしているのに、、、それを共有できるような場所が無いことがすごくもったいないと感じました。そして、まだまだ知られていないこの村の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい!せっかく訪ねてもらえたなら滞在して、より深く村の歴史や村で暮らす方々と交流してもらいたいと考え、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。たくさんの村民の方々に助けていただきながら、この村の魅力を知る人たちさらに増えていくことを願い、空き家再生プロジェクトは始まりました。参照:東通村ガイドブック


私は、東通村から車で2時間ほど離れた青森県八戸市で学生時代を過ごし、高校卒業を機に北海道札幌市へ行きました。そこで、「世界中からやってくる旅人と地元の人が交わる場所」をコンセプトとしたゲストハウスに出逢いました。当時の私は、学校や部活動で関わる人たちの中でしか過ごしていなかったので、年齢・職業・国籍・肩書きなどを問わずにともだちになれる空間が本当に衝撃的でした。そして、なにも知らなかった街で自分の名前を呼んでくれる人が増え、当時、好奇心が旺盛でやりたいことも行ってみたい場所もたくさん思いつくけど、どうしたら良いか分からず右往左往していた私の話しを、家族のように真剣に聞いてくれて、背中を押してくれる方にたくさん出逢いました。本当に、たくさん。そして、ここで過ごした時間や頂いた言葉に何度も救われながら7年の月日が経ちました。
ここでの出逢いが、今回のプロジェクトが始まるきっかけです。この7年間の間で、札幌市も飛び出し、京都や、地元の八戸市、そして北海道八雲町などその他、各地で宿泊業に携わったり、会社員を経験したりしながら過ごしてきました。しかし、その間もずっと心の中にあるのは「これまで出会った大好きなひとたちにまた会いたい。」「あんな場所をわたしも創りたい!」そんな想いでした。私に本当にそんなことができるのか、そもそもどこで創ったら良いのか、と考えれば考えるほど足が竦む毎日に悔しさを覚えながら、見つけたのが青森県東通村地域おこし協力隊募集!空き家のリノベーション・発信を通して新たな価値を生み出せ!という台詞でした。

地域おこし協力隊交付式の様子
提供:東奥日報社

何度か、他の地域の地域おこし協力隊の募集を探した時もありましたが、活動ミッションを私自身に達成できるのか、その地域に馴染めるのかなど自信がなく応募に至っていなかったのですが、今回の東通村の募集要項を拝見した時に、「自信はないけれどここでなら創れるかもしれない。」と、勝手ながらに感じたことを覚えています。そして、すぐに応募をし、2週間後には初めて東通村を訪ねていました。私の地元は青森県ですが、なかなか来る機会のなかった東通村で、素敵な方々に出逢い、とんとん拍子で移住が決まり、現在に至ります。

東通村の四季

「こんなことをしてみたい」と思うきっかけになった場所は北海道にありますが、地元の青森県内で、齢・職業・国籍・肩書きなどを問わずに交流のできる場を。私がしてもらったように「こんなことをしてみたいんだけど...」と悩んでいたら背中を少しでも押してあげられるような、そして「また来たい、また会いたい」と思ってもらえるような場所を創りたいと思います。
移住して1年が経った現在、東通村の四季で変わる景色や、少し不便な部分もあるけれど、村民の方々がこの村を好きで暮らしている姿を毎日眺めて、残しておきたい景色がたくさんある村だと日々感じます。移住すると決めてから、周りのひとに「何もない場所だよね」と言われることが何回かありました。たしかに、近隣の地域と比べると何もないかもしれません。しかし、私が1年間で出会った村民の皆さんは、この地域をどうしたらより良くなるのか考え、それぞれが想いを抱きながら活動していることが見えました。これが、私が東通村を選んだきっかけかもしれません。この村にひとつの居場所を創って、もっともっと好きになりたいと思える場所がここでした。今もある素敵なモノやコトは残していきたいし、「何もない」と言われる田舎の村だからこそ、できることが沢山あると考えています。

住民参加型イベント実行委員会で開催したイベントの様子

このプロジェクトでは、東通村にある空き家を活用して、心温まるゲストハウスを創り上げることを目指しています。現在、2024年の10月にゲストハウスをオープンする予定で準備を進めています。既に空き家の改修工事も始まり、床や壁などのセルフリノベーションも8月頃から実施予定です。

東通村では、空き家が増加する一方で、訪れる観光客が特産品や文化を体験できるような施設や宿泊する場所が不足しているという課題があります。この問題を解決し、地域の魅力をより多くの人に伝えるために、空き家を活用したゲストハウスの開業を計画しました。このプロジェクトが、地域全体の発展に貢献する重要な一歩になると信じています。
宿泊はもちろん、村の特産品を堪能できるイベントやワークショップを定期的に開催し、人と人が繋がり交流のできる場を皆さんと創り上げていきたいです。また、職場や学校と自宅の往復になりがちの日々の中で、誰かにとってひとつの居場所になってほしいな、という想いもあります。

次に、物件についてのご紹介をします!
実際に活用する物件は、青森県下北郡の下北駅から車で25分の場所に位置します。
私はここを「はれのち」と名付けました。
「ここを訪ねた方にとって、晴れた日のような気持ちの良い日が続いていってほしい」という想いが込めてられています。

10年程前まで地域の食事処として多くの方が利用していた旧店舗が隣接する物件で、後ろには広大な畑も広がっています(旧店舗部分は後から飲食店として改装予定)。所有者の石田さんへ、今回のプロジェクトをお伝えしたところ、快く受け入れてくれて、この物件を借りることになりました。築47年の物件で、床は抜けそうな部分があったり、トイレもお風呂も昔のものでそのまま使えない状況でした。始めは、仏壇や家具家電等が多く残っていましたが、所有者の石田さんや地域の方々の協力もあり、5月末から一部の解体工事が無事に始まりました。

尻屋崎の灯台へ繋がる県道6号線沿いに位置する物件で、徒歩10分で朝日も夕日も拝める海岸があります。SAPなどのアクティビティも考えているのでぜひ、一緒に楽しみましょう〜!地域内外の人たちが交流できる場として、こんな場所にしていきたい!と考えています。

・東通村の歴史、文化に触れ合える場所
・心が温まる場所、周りを気にせずリラックスできる場所
・地域内外の人たちが交流できる場所
・地域の情報発信源となる場所
・老若男女問わずに集える場所

家具等を運び出してくれたみなさん

8月頃から、内装のリノベーションは自分たちで行っていくので、ぜひみなさんと一緒に完成へ向かいたいです!DIYへのご参加、お待ちしています!

完成は以下のようなイメージで、現在進行形で改修等を進めています。(改修の過程で変更する可能性有り)


オープンまでの以下のスケジュールで、進めていきます。

6月 改修工事着工 
7月 〜クラウドファンディング開始〜
8月 〜クラウドファンディング終了〜
        セルフリノベーション着工 リターン開始
9月 改修完了 プレオープン
10月 古民家ゲストハウス はれのち オープン!! 運営開始

※工事の状況によりスケジュール日程は前後する可能性があります。予めご了承ください。※

自己資金とクラウドファンディングを活用して実現していきたい範囲が以下の目標となります。
キャンプファイヤー側に支払う手数料(支援総額の17%)を除く全額を、以下の項目に当てさせて頂きます。

〈必要経費〉
・電気工事 242万円

・水道、トイレ、シャワー設置 129万円

以下、クラウドファンディングも活用↓↓↓

・内装工事費用 92万円
・床、壁材購入費用 250万円
・キッチン改修費用 45万円
・エアコン新設費用 74万円

・家具家電購入費用 70万円
・クラウドファンディング手数料 85万円
 合計:987万円

〈補助金等〉
・プロジェクト支援助成金 155万円
・その他 申請中


〈必要予算〉

・832万円(→自己資金にて着手中!)

クラウドファンディングではまず、400万円のご支援を皆様にお力添えいただきたいと考えています。
現時点で、一部解体工事が始まり、より良い居場所にしていく為に試行錯誤しながら内装等のイメージが仕上がってきています。本当に素敵な拠点ができる予定です!

完成イメージのイラスト


リターン(返礼品)には、東通村の魅力を体験できるものを多くご用意致しました!
すこし遠いけれど、「はれのち」が完成したら青森県に行ってみたい!東通村が気になる!という皆様、ぜひご支援いただけると嬉しいです。

ご支援いただいた皆さんの想いを大事に受け取って、10月のオープンに向かいます!

今回のプロジェクトを立ち上げるにあたって、多くの方々のサポートをしていただいています。ご協力いただいている方々をこちらでご紹介させていただきます。


初めましての皆さんも、お久しぶりの皆さんも、ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。最後に、もうすこしだけお付き合いいただけたら嬉しいです。
冒頭でもお伝えしましたが、私はいま青森県東通村の地域おこし協力隊として活動しています。その活動の一環で、今回のプロジェクトも立ち上げたんだ。と、傍から見るとそう映るだけかもしれません。この村で活動することを決めた時、想像だけしていたモノがやっと実現していくのか、と緊張していたことを覚えています。正直、空き家を改修して事業を始めることも、ゲストハウスを開業することも、飲食店を始めることも、地域おこし協力隊だって、私でなくてもできることだと感じていました。さまざまな地域でたくさんのヒトに出会い、私よりも向いている人がいくらでもいると感じました。しかし、ここの場所で、この町で、やりたいと思えたのは私だから、、と信じてみることにしました。幸いなことに、東通村には支えてくれる方々が多くいて、私ひとりでは到底できなかったことがこうして進んでいます。本当に、本当に有難うございます。今回のプロジェクトを通じて、更に勢いよく前進していくことを願っています。



移住して1年が過ぎた今は、実際に想いをカタチにしていくことの大変さを全身で実感している毎日です。どんな方がこの場所にきてくれるのか、どんな時間が流れていくのかとても楽しみになる日と、本当に想い描いている居場所がつくれるのだろうかと不安になる日を繰り返しながら、目の前では改修工事もスタートし、オープンの日が近づいてきています。この場所があるから青森県、東通村に行きたい!」と、思ってもらえる場所を皆さんと一緒につくりあげていきたいと思っています。いつか、この場所が誰かにとってひとつの居場所になれば本当に嬉しいです。


ご支援のほど、よろしくお願い致します!
東通村で、お会いできること楽しみにしています!!

東通村地域おこし協力隊 桑原杏奈

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

地域おこし協力隊のためのクラファン
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