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南の島で遊ぶように学んで暮らすアトリエシェアハウスを拠点に、奄美の教育魅力化を!

奄美群島のひとつ、沖永良部島で1番小さな小学校の全校生徒は13人。このまま人口減少が続けば、地域から小学校がなくなってしまうかもしれない...そんな危機に瀕した地域の空き家を改修して島留学生親子を受け入れ、地域の教育コミュニティの拠点となる、遊ぶように学び暮らす“アトリエシェアハウス”をつくります!

現在の支援総額

1,135,000

162%

目標金額は700,000円

支援者数

95

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/04に募集を開始し、 95人の支援により 1,135,000円の資金を集め、 2020/08/31に募集を終了しました

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南の島で遊ぶように学んで暮らすアトリエシェアハウスを拠点に、奄美の教育魅力化を!

現在の支援総額

1,135,000

162%達成

終了

目標金額700,000

支援者数95

このプロジェクトは、2020/08/04に募集を開始し、 95人の支援により 1,135,000円の資金を集め、 2020/08/31に募集を終了しました

奄美群島のひとつ、沖永良部島で1番小さな小学校の全校生徒は13人。このまま人口減少が続けば、地域から小学校がなくなってしまうかもしれない...そんな危機に瀕した地域の空き家を改修して島留学生親子を受け入れ、地域の教育コミュニティの拠点となる、遊ぶように学び暮らす“アトリエシェアハウス”をつくります!

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こんにちは。知名町教育コーディネーターのちかちゃんです。

8/4にスタートしたクラウドファンディングも、ついに最終日。おかげさまで目標金額を達成したのちもたくさんのご支援と応援の声をいただいています。本当にありがとうございます!

イベントの告知などで活動報告しそびれている活動がいくつかあるので、少しタイミングを逃してしまいましたが、ぜひ報告させてください。

先日、島留学を受け入れる地域にある公民館で、家電解体ワークショップを実施しました。

アトリエシェアハウスになる予定の空家の残置物を処分することになり、その中にいくつかの家電をみつけて、このまま、クリーンセンターに出して「ごみ」として捨ててしまうのはもったいない!と、子どもたちの「学びのタネ」になるアイデアとして「家電解体ワークショップ」を思いつきました。 

ワークショップの目的は “普段何気なく使っている家電を自分たちの手で分解することで、家電がどのような部品で作られているのかを知ること”です。

ワークショップを開催するにあたり、今回は岩手県一関高専の"たちこう"こと、立花 昂己(たちばな こうき)さんにオンライン講師をお願いしました。たちこうさんも、小学6年生の頃に家電の解体ワークショップに参加したことをきっかけに、機械いじりに興味を持ち、今の専門分野に繋がっているそうで、ワークショップ当日も自身の専門分野を活かし、子どもたちとオンラインで対話しながら家電解体をサポートしてくれました。


家電解体ワークショップ

まずは、チェックイン。簡単に自己紹介を行いました。
この校区の子どもたちにとっては、初めてのオンラインでの対面。最初は緊張していましたが、アイスブレイクを通じて、すぐに打ち解けていました。オンライン上での新しい学びのカタチがこの地域でも生まれた瞬間です。

そして、いよいよ解体!本日解体する家電は、プリンター、スキャナー、オーブントースターの3つ。1チーム4人で、3チームに分かれて早速解体のスタートです。

プリンターチーム

プリンターチームは、最初はスムーズに解体が行われていましたが、中盤になると、プリンター内部の解体の一歩手前で、大きい部品が上手く取り外すことができず、力業で解体するのか、解体の糸口を見つけて復元に向けて丁寧に取り外すのかで、子ども同士で議論が生まれていました。この時、子どもたちは、解体の様子をカメラ越しに講師に伝え、講師は、解体の様子を見ながら、子どもたちが主体的に取り組めるようなヒントを送っていました。すると、無事に大きな部品を取り外すことができ、最終的にすべて分解することができました!

子どもたちの感想は、「最初は、解体が難しくて大変だったけど、ヒントをもらいながら最後まで解体できて嬉しかった。次は、身の回りのものを分解してみたい。」と話してくれました。


スキャナチーム

スキャナーチームは、最初から最後までほぼ子どもたちだけの力で協力しながら解体を進めていました。このチームは、丁寧に1つ1つ解体し、解体した部品も分類しながら進めていました。まさに、職人技!そして、解体を進めていくと、ついにスキャナーの脳である、マザーボードが出てきました。子どもたちは初めて見る、スキャナーのマザーボードに感動!

解体後に、ある男の子が 「人生で初めて、電化製品の中身をみてすごいと思った。このマザーボードを持って帰って、家に飾りたい。」 と本当にうれしそうに話をしてくれました。(持って帰ったマザーボード、どうしてるんだろう...?) 講師も子どもたちの解体するスキルに驚いていました。


オーブントースターチーム

オーブントースターチームは、最初からスムーズに解体作業を進め、復元することまでをミッションに取り組んでいました。解体の様子を動画に残していくことで、動画を見ながら、復元にチャレンジ。一度解体されたオーブントースターがみるみるうちに復元されていきます。しかしながら、あと一歩のところで上手く復元できません。理由を子どもたちに聞いて見ると、「動画が途中で切れたりしていたからかな...」と話をしてくれました。あと一歩のところで今回は断念!次はもっとうまくやってくれそうです。



おわりの時間

あっという間に解体ワークショップの時間は終わり。ちょうどいいタイミングで学校の先生たちが様子を見に来てくれました。そこで急遽、先生たちに解体後の家電を見て、「何の家電なのか?」を当てるクイズに挑戦してもらいました。あまりに分解されていたので、先生も当てるのが難しく、子どもたちは満足そう。笑

今回のワークショップは、これから島留学生を受け入れる地域で行う「公営塾」の最初の一歩。現在予定している公営塾では、オンラインを活用して、東京の教育企業と連携し、大学生のインターン生と協働し、探究的なまなびの場を作っていく予定です。離島だからこそ、オンラインを活用することで、教育の機会格差の解消に繋がるモデルにしていけたらと思っています。


大学生を対象にした長期教育研修

9月からは、今回のリターンのひとつでもある、「幸せな自立を育む北欧の教育に学ぶe.lab教育研修」が早速始まります。

この研修では、毎月のコーチングセッションと北欧の教育やこれからの時代に求められるPBL等の探究学習の基礎を学び、0から探究学習のタネを作って行く予定です。自分たちで作った探究学習のタネを沖永良部の子どもたちと学び合う実践を通して、これからの「地域に根差した教育」を全国の仲間と共に学び、作り上げていきます。

北欧の教育を起点に、日本の離島というフィールドでの実践を通じて自己成長できるプログラムに興味のある方は、クラファンのリターンより申し込みいただけたらと思います。また、個別でのオンライン説明会も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。


ということで迎えた最終日!ネクストゴール達成を目指して頑張ります。応援、よろしくお願いします!

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