このプロジェクトは、2019年11月の開始より、たくさんの方にお力を頂き、ここまで参りました。
当初より、たくさんの応援と惜しみなく協力下さった方々をご紹介いたします。
【WFR車椅子モデルオーディション合格者】
中村悠紀さん
「応募のきっかけは知人からオーディションの話を聞き、「パリコレ」という言葉と「もしも 車椅子に乗ることが当たり前の世界だったなら・・・どんなデザインになるだろう」というJPFAさんの文章にゾクゾクワクワクしたからです。
健常者と呼ばれていた頃の自分と機能障害のある自分の当たり前は大分違います。でも、僕の人間性的な部分はほとんど変わっていません。
変わってしまったのは、周りの環境と周りの目。世の中が健常者と呼ばれている人に合わせてできているということを車椅子ユーザーになって初めて知りました。機能に障害がある人にとってこの社会は困難なことが多いです。
障害のある人でもない人でももっと自由に楽しく自分らしく生きていける世の中を作っていきたいと僕自身もDETファシリテーターや障害者モデルなどの活動をしてきましたが、パリコレという大きな舞台に挑戦するJPFAさんの理念に大変共感しまし
た。
大学4年に心肺停止で倒れた時、医者から助かる見込み2割と言われた身です。
人生一度きり。
1ミリでもチャンスがあるなら何でもチャレンジしてみようという気持ちで応募しました。
パリコレのランウェイに立たせていただけるなんて、本当に夢のようです。見てくれた人に障害者は可哀そうな人ではないと知って欲しいです。むしろ、車椅子ユーザーかっこいい!と思われたいです。
歩ける人も自転車乗るような気軽さで、おしゃれして車椅子に乗るようになったら面白いです。そしたら車椅子を楽しむためには、5センチの段差が5センチの幅の狭さが大きな障害であることに気が付いてもらえ、解決の方法をみんなで考えていくようになるのではないかと思います。
一つ一つ社会の障壁を壊していって、バリアフリーとか共生社会とかそんな言葉が必要のない、誰もが自分らしく自由に楽しく生きていくのが当たり前の世界にしていきたいと思っています。
そして僕自身、このパリコレのモデルという経験を通して、人としてもモデルとしても成長していけるよう頑張ります!!
世の中の価値観変えてみせる!!」」