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体験のもっと先に!雪国の価値を編み直す、ゲストハウス付き研究所をつくりたい!

雪深いこの土地には、自然の大きな変化のなかで、「あるものを生かし」しなやかに生きる人々の知恵があります。どこにでもある「体験」で終わらない、その奥のコアなエッセンスを紡ぎ出し、現代の私たちの暮らしに合う形に編み直していく。そんな研究の場として、築140年の古民家をゲストハウス付き研究所に改装します!

現在の支援総額

1,083,500

108%

目標金額は1,000,000円

支援者数

140

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/02/21に募集を開始し、 140人の支援により 1,083,500円の資金を集め、 2018/03/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,083,500

108%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数140

このプロジェクトは、2018/02/21に募集を開始し、 140人の支援により 1,083,500円の資金を集め、 2018/03/29に募集を終了しました

雪深いこの土地には、自然の大きな変化のなかで、「あるものを生かし」しなやかに生きる人々の知恵があります。どこにでもある「体験」で終わらない、その奥のコアなエッセンスを紡ぎ出し、現代の私たちの暮らしに合う形に編み直していく。そんな研究の場として、築140年の古民家をゲストハウス付き研究所に改装します!

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【Classic Lab 柳の家の宿泊営業停止のお知らせとリターンについて】皆さんお久しぶりです。Classic Labの諸岡江美子です。柳の家立ち上げ時には多大なご支援をいただき、本当にありがとうございました。あれから4年、柳の家もオープン以来3年半にわたってたくさんの人に足を運んでいただきました。その出会い全てが私の宝物です。2年前には第一子を出産し、それからは息子も来ていただいた皆さんに遊んでもらいとても貴重な経験をさせていただきました。小さい子を連れてはなかなか全国飛び回れないけれど、こうして家を開いていることで、多様な人・価値観に触れることができたのは、息子にとっても母である私にとっても大切な時間だったなと思います。本当にありがとうございました。皆さんご存知の通り、私と夫は結婚以来ずっと別居生活をしています。子どもが生まれてからも、です。その間家族の中でいろいろな葛藤があり、社会の状況も変わり、これからの暮らし、家族との向き合い方、子育てしながらの働き方などを改めて考えた結果「いま3人で一緒に住む」という選択をしました。それについては一言では表せないくらい、いろんな状況や思いがあります。「一人では子育てできない」とか「家族は一緒にいるのが一番」とか、そういう単純な構図ではないです。その思いについては落ち着いたらブログに書き記そうと思っていますので、ここでの説明は避けさせていただきます。家族3人で住むにあたり、私と息子が津南町から妙高市へ引っ越すことになりました。それに伴い、柳の家の民泊営業は停止することになりました。柳の家については当面は長期で知人にお貸しすることになり、引き続き「暮らしの場」としてみんなで住み着いでいきたいと考えています。もしその過程でまた民泊やシェアハウスとして、皆さんに開いていけるときがくればいいな、そのときが来たらまたお知らせさせていただきますね。皆さんに支援していただいたのに、たった3年半で辞めてしまうことは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当はまだまだやりたいことがたくさんありました。皆さんと一緒にやりたいこともたくさんありました。 ただ今のままでは自分自身が暮らしも仕事も中途半端になってしまい、津南にも妙高にもコミットできていない……自分自身が体現できていないことを誰かに向けて表現することは難しいと実感しました。いま大事にすべきこととしっかり向き合い、ライフステージの変化とともに、また皆さんとなにか共有できたらいいなと思っています。今までたくさんのご支援、応援ありがとうございました!形は変わりますが引き続きClassic Labに関わっていただけたら幸いです。……〈リターンについて〉■「ゲストハウス1泊チケット」をお持ちで未使用の方へ当面、柳の家は個人宅となりますので宿泊はできません。その間、代替案として以下の2パターンで宿泊をご案内させていただきたいと思います。(いつか再開の未来のために取っておいてもOKです。有効期限はありません)①柳の家がある津南町に宿泊したい方→ご相談の上、町内で泊まれる施設等をご案内させていただきます。ご利用の際はご連絡ください。相談はcontact@classic-lab.comまで②諸岡家に会いに来てくれる方→こつぼねの家@妙高 に泊まれます。こちらは直接こつぼねの家に問い合わせいただくか、contact@classic-lab.comまでお知らせください。■町民限定貸切チケットをお持ちで未使用の方へこつぼねの家@妙高 に泊まれます。ぜひ遊びに来てください!・半日貸切の方→1泊分・一日貸切の方→2泊分(2人分も可)直接こつぼねの家に問い合わせいただくか、contact@classic-lab.comまでお知らせください。そのほか不明点についてもcontact@classic-labまでお気軽にご連絡ください。


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今日もいろいろな方からのご支援やお問合せ、直々に会いに来てくださった方も数名おり、本当に感謝しかありません。   現在ご支援してくださった方は114名。 それだけで、もう、「うわ~」という感じなのですが、 目標は目標ですので、最後まであがきます!   昨日は「最後のお願い」と投稿しましたが、 今日は昨日あったことと、いまの想いを投稿します。     Classic Labのまんなかにあるもの 「できないことを嘆くのではなく、できることを見出すまなざしを育むこと。 そうすれば、どんな変化にあっても、自分の軸を持ち、あるものを生かすことができる。 その先に、自分らしく楽しめる暮らしを紡いでいく。」  これが、私の人生のテーマです。   このような生き方を育むために、雪国にある様々な知恵や文化は大いなる学びの可能性を持っています。   雪国のわら細工に見る、軸の作り方 雪国では、昔から冬の手仕事として藁を使って身の回りの道具を作ってきました。 子どもたちが親や祖父母の仕事を見て、はじめに覚えるのが「縄綯い」。     「縄を綯う」という行為は 自分の手のひらの中で、少しずつ時間をかけて綯っていくこと 藁という「あるもの」を活かし、先へ先へ繋いでいくこと     雪国の人は、こう言います。 「藁で綯った縄より強いものはない」   今でも縄は暮らしの中で重宝されています。 縄はしなやかで、強く、たいていのことでは切れたりはしません。   雪国の人は、こうも言います。 「藁細工は1に縄綯い、2に縄綯い、縄綯いができれば、なんでも作れる」   「縄を綯う」という地道な作業は、すぐに身に付くものではありません。 何度も何度もやり続けて、いつのまにか体で覚えてしまうものです。 その分、身についてしまえば自分次第でさまざまな形にアレンジができるのです。   しなやかで強く、より良い形にアレンジしていくことができる。 そんな一本の縄のような軸を持っていれば、どんな変化の中でも、自分らしく生きていくことができるようになります。     「縄綯いを教えてみなさい」 ちょうど昨日は今シーズン最後のわら細工の会の集まりでした。 午前中は民俗資料館を見学しながら、師匠たちにさまざまな質問を投げかけながら説明をしてもらいました。     「藁仕事っていうのは、同じように見えてもどこかに”自分のものだ”という印があるんだよ。 まずは基本を身に付けて、本物を作ること。本物というのは、きちんと使える生活道具として作るということ。飾り物は使わないから、偽物になってきているんだ。本物を作りなさい。 本物が作れるようになったら、今度はそのマネばかりをしていたらだめだ。 自分なりによいものに、アレンジしていくんだよ。それが藁仕事なんだ。」   基本をしっかり身に付けること。 これができないとなにも始まらない。   そんな話をした後の作業。 今回はじめて参加した方のとなりで、いつもの作業の続きをしようとしたところ、 反対となりに座っていた師匠から、こんな言葉が。   「おまえさん、その人に縄綯い教えなさい」   え?わたし? ときょとんとしていると、   「誰かに教えると、より覚えられるんだ。やってみらっしゃい。」と後押し。   わらの会では現状、いまは私が一番初心者。 そんなわたしが、50歳も年上の先輩に向けて教えるのです。 だ、だいじょうぶかしら・・・と思いながら、師匠たちから学んだことと、自分で綯いつづけて覚えたコツなどもお伝えする。   そして見本で綯ってみる。   すると、 「おまえさん、うまくなったのう」 と師匠。   おおぉ、うれしい……! なんだか一歩師匠たちに認められた気がして、とてもうれしかったのです。 (もちろん一人前には、まだまだですよ!)     以前、違う団体のわら細工の体験に参加したことがあるのですが、 そのときは作品としては形ができたし、作り方も教えてもらった。 でも誰ひとり、縄綯いができる人がいなかった。   「体験」とは、なんなのでしょうか。 見た目がよければいいのでしょうか。 その先に参加した人のどんな姿を想像するのでしょうか。   もはや私は「体験」はしたくない。   「体験」が悪いということではなく、それはそれで必要だと思います。 ただ、わたし自身は違う立ち位置で、雪国の持つ可能性と外の人をつなぎたいということです。    わたしは「縄を綯う」という、 地味で、孤独で、時間のかかる行為のなかで育まれることが大事だと思っています。   それは、基本をしっかり育むこと。 自分の内面と向き合うこと。 あるものを生かすこと。 コツコツ積み重ねること。 考えを巡らせる余白を作ってあげること。     「一本の縄を綯うように、自分の軸を作っていく」 いつか自分でそんな研究室も開けたら、と夢見て。     今回クラウドファンディングに挑戦して、100名を超える方に賛同いただいたこと、期待していただいていることは、これからのスタートの大きな後押しになりました。   本当にありがとうございます!   残り数時間ですが、最後の最後まで、最善を尽くして頑張ります! 引き続きよろしくお願いいたします!      


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たくさんの応援ありがとうございます。   ついに残り15時間となりました。   達成率は現在78%。 ここでパトロンのみなさまに最後のお願いです。   もしまわりにプロジェクトに興味のありそうな方がいましたら、ぜひご紹介していただけませんか。     一緒に雪国の価値を高め、自分自身の価値も高め合えるような方たちとの研究を楽しみにしています。   どうぞ、最後までご協力よろしくお願いいたします!        


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残り3日になりました! 今までご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました! 同時にたくさんの応援メッセージもいただき、大変嬉しく思っています。 さて残す期間もあと3日となりました。 もし、研究に興味を持ってくださる方がいれば、研究所にかかわる権利を買っていただけたらと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。   リターンについて   今日はお問い合わせいただいたリターンについて、ご紹介したいと思います。 50000円コースの「あなたの特集書きます!」というリターン、一体どういうものなの? というご質問をいくつかいただきました。   こちらはパトロンになってくださった方のところに全国どこでも取材に行かせていただき、特集として記事を執筆させていただきます! その交通費と滞在費、執筆料などを考慮した支援額となっております。   取材対象はあなた個人でも、団体や地域でも構いません。 基本的に取り扱って欲しいテーマなどは、基本は依頼主にお任せしますが、一緒に考えることも可能です。   執筆した記事は、ご自由に使用していただいて構いません。 ですが執筆者の記載はしてください。よろしくお願いいたします。 また、Classic Labのブログでも紹介させていただく予定です。       参考までに、今まで執筆した取材記事 ・「お母さんになりたい」という夢を、支えてくれる場所〜吉田咲さん 長野県栄村小滝 ・「実は〇〇がいるんですけど、一緒に撮ってもらっていいですか?」にキュンキュン。~新潟県津南町・野沢菜農家・小杉拓生さん ・第3話 なぜ、幼児期の親子の居場所を作るのか〜森のようちえんてくてく園長 小菅江美さん ・「移住女子」から「農家ヨメ」へ〜滝沢加奈子さん 新潟県津南町赤沢   私の得意とする記事は、私なりの視点が入っているエッセイ的な文章。 ぜひ、記事を読んで気に入っていただけたら、リターンの一つの選択肢にしてくださいね^^   よろしくお願いいたします「!  


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ご支援ご協力いただいている皆様、 このページを見てくださった皆様、 ありがとうございます!   いよいよ残り7日となりました! 引き続きどうぞよろしくお願いいたします!   さて、今日は「どんな研究をするの?その3」についてご紹介します。     センスが光る!繕いものたち。   私が地域を歩いていて、とても気になっていたもの。 それが「繕いもの」でした。   おばあちゃんたちは、自分たちの身に着けるものを繕いながら、使っているのですが、そのセンスたるや!   柄×柄! というハイセンスな合わせ方がお得意で、   斬新でかわいい繕いや着こなしには、すっかり虜になってしまいました。     「かわいい」の背景にある、暮らしを豊かにする工夫 このように、単純に「かわいい」という感覚から興味を持った「繕いもの」たち。 ゆくゆく、お話を聞いていくと、その背景には「あるものを大切にし、生かす」知恵と工夫があることに気づきました。 私はモノには、「モノ」そのものとしての価値と、モノに込められた「オモイ」という二つの価値があると思っています。 例えば、おばあちゃんが縫ってくれたワンピース。 「洋服」としての機能とともに、おばあちゃんから孫への愛情が詰め込まれています。   モノは大切に使えば使うほど、ほころんできます。 だからと言って、使わずに飾っておくのも、モノに対して失礼です。 いただきものなら、なおさら。 モノは使ってナンボ。   では、ほころんでしまったもの、もう着れなくなったワンピースは捨ててしまいますか? 「繕いもの」をする人たちは、全部捨ててしまうのではなく、部分的に生かして他のものにアレンジしていました。   「モノ」としての機能は変化しても、「オモイ」は引き継がれているのです。     環境と歴史が、もたらすもの   津南町や周辺地域では、布や糸、繕いが好きな人が多い傾向があります。 わたしは、その背景にはふたつのことがあると思っています。   ひと昔前は、お隣の十日町は着物の町として機織りの産業が発展していたので、津南町でも昔機織りを生業にしていたという方がたくさんいます。 そのような方とお話をしていると、家の中からその当時使っていた糸や布がたくさん出て来たり、いまも小さな繕いものを楽しんでいるという方も多いです。   もうひとつは、雪に覆われる冬の期間が長いということ。 その分、手仕事に費やす時間もとりやすいという傾向があるのではないかと思っています。 現代でも、雪国の農家の方と話をすると、冬は農業以外のこと(仕事も趣味も含めて)をするのでリフレッシュされると聞くことがあります。 手仕事のように、ある程度時間もかかることに取り組むには、雪国の冬は持ってこいと言えるのかもしれません。     0から1を作り出すことだけが、クリエイティブではない なにかを「作ろう」とすると、この0から1を作り出そうと考えがちです。 私自身もそう思っていました。 でもわたしは0から1を作ることは苦手です。 そんなわたしはなにかを「作ろう」ということはできない人間だと思ってきました。   でも地域にいるクリエイティブなおばあちゃんたちを見ていると、0から1を作らなくてもいいのだということに気づきました。   すでに「あるもの」の価値を見出し、そのエッセンスと他の「あるもの」を編みなおしていくことで、クリエイティブが生まれる。   「作ろう」だけではなく、「繕う」ことでも、 「つくろう」というクリエイティブは生まれる。   そう考えると、だれにでも「つくろう」ことはできるし、いつでも始められるのです。     ちくちくつくろう研究室 先日、雪の降る昼下がりに「ちくちくつくろう研究室」プレイベントを開催しました。 参加者の方からは 「お気に入りのズボンに穴が開いてしまって、ずっと直したかった。今回直して、早速次の日から履いてます!」 という感想をいただいたり、 今回は参加できなかったものの、興味のある方からは 「直したくて保管しているものがあります」と連絡いただいたり、 反響もありました。     「モノ」の背景にある、「目に見えないものに思いを巡らす感性」を育む   またちくちくしながらお話している時間は、それぞれお気に入りの「モノ」への思いだったり、大切な人からの贈り物だったり、普段はなかなかできない、その「モノ」ひとつと向き合う貴重な時間となっていました。 そうして向き合い、直した「モノ」は、次に使うときには、さらに愛おしく大切に使えるのだろうと思います。     どんどん新しい、使い捨てのものが生まれる時代、 一つひとつのモノが生まれるストーリーや背景にある人びとの思い、 自分の手に届くまで、どんな人がどんな思いで届けてくれるのか、 目に見えないものに思いを巡らす感性を この研究室から育んでいけたらと思っています。     ぜひ一緒にちくちくしたい方は、Classic Labの研究員になってくださると、研究室に参加することができます。 今回のクラウドファンディングでは、 研究員になりたい方向けには3000円支援コースと10000円支援コース、30000円以上の主任研究員、名誉教授コースもあります。   この期間中に研究員になってくださった方には、今後優先的に研究室への参加案内をさせていただく予定です!   この機会にぜひ、一緒に研究をしましょう^^ よろしくお願いいたします。