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やばねブロック 朝ドラで知った登米市の矢羽細工を使った知育玩具を商品化したい!

朝ドラがきっかけで知った宮城県登米市の「ファースト・ウッド(はじめての木製品)デザイン公募」に応募し、優秀賞を受賞した知育玩具。登米市の伝統工芸である矢羽細工の美しい模様を生かした積み木、ひも通し、数あそびができるおもちゃです。

現在の支援総額

612,000

278%

目標金額は220,000円

支援者数

85

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/04/17に募集を開始し、 85人の支援により 612,000円の資金を集め、 2023/06/10に募集を終了しました

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やばねブロック 朝ドラで知った登米市の矢羽細工を使った知育玩具を商品化したい!

現在の支援総額

612,000

278%達成

終了

目標金額220,000

支援者数85

このプロジェクトは、2023/04/17に募集を開始し、 85人の支援により 612,000円の資金を集め、 2023/06/10に募集を終了しました

朝ドラがきっかけで知った宮城県登米市の「ファースト・ウッド(はじめての木製品)デザイン公募」に応募し、優秀賞を受賞した知育玩具。登米市の伝統工芸である矢羽細工の美しい模様を生かした積み木、ひも通し、数あそびができるおもちゃです。

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やばねブロックの産地である宮城県登米市で5月21日に開催された「東北風土マラソン」に出場し、合わせて井上さんをはじめとする職人の皆さんにお会いしてまいりました。大会前日の5月20日(土)、最寄りの「くりこま高原駅」に降り立ち、そこからレンタカーで40分ほど走った、登米市津山地区にある木工センターへ。ここは複数の職人さんが共同で運営しており、登米市の職人さんのほとんどが利用されている場所で、矢羽集成材のほか、登米市内の道の駅で購入できる様々な木製品が作られています。木工センターでお話を伺ったのは、このセンターの工場担当で道の駅津山の駅長である西條さん。ベテランの職人さんで、矢羽材に適した木の選定や工程について説明していただきました。ここで、こちらで製作している商品を一部ご紹介。模様が美しい矢羽のお盆こちらはお孫さんへのプレゼントとして受注生産しているキッチンセット次は西條さんの工房にもお伺いしましたすぐ裏手は川があり、カモシカなどの野性動物もみられるそうです。この日は女性の職人さんお二人がトラのモチーフを製作していました。西條さんは箸づくりの木工体験なども指導されているそうです。何と目の前でコースターをささっと作ってくださいました!最後に、やばねブロックの生産を担当している井上さんの工房へ。この日は壁に掛けられる矢羽のティッシュボックスを製作中。やばねブロックの製作はこのクラウドファンディングのプロジェクトが終了してからの予定。普段はオンラインでの打ち合わせでなかなか直接お会いできないので、製品の打ち合わせを少々。特にやばねブロックの穴は1セットで56か所も開ける必要があります。それをひとつひとつ、手作業で開けてはバリをとるということをやっていただきます。自然物を加工した製品ですので、どうしても個体差が出てしまいますし、大変な作業です。井上さんの工房のボール盤その穴ひとつひとつ、その角一辺一辺にそんな手の温もりがこもっていると実感しました。さて、翌21日(日)は東北風土マラソンはリアル開催は4年ぶりとのこと。私が登米を知るきっかけとなった朝ドラ「おかえりモネ」にも登場した長沼フートピア公園をスタート/ゴール地点とし、楽しく美味しいイベントとなりました。このために作ったやばねブロックTシャツにブロックをくっつけて出場しましたスタートからおよそ50分、9kmほど進んだポイント、よくよく見るとオランダ風車が見えます豪華すぎるエイド、左は名物はっと汁、右はなんと仙台牛!このほか、牡蠣、そば、南部せんべいにいぶりがっこ、笹かまにサメのプロテインバー浪江やきそば、ぎょうざ、甘酒、桃のピクルス、リンゴ、ラフランスゼリーと速く走らせる気がまったくないラインナップ私はやきそばとぎょうざは断念しましたが、ほかはすべて美味しく戴いてゴールイン無事に走りきることができました。今回は2日間、特に西條さん、井上さん、そして登米市ファーストウッドの表彰式の時からお世話になっている阿部さんにはたくさんのご助力を頂きました。本当にありがとうございました。また、会場や現地でお世話になった、遠山之里のみなさま、納谷沼フートピア公園のみなさま、大会運営のみなさま、会場でお声がけくださったみなさま本当に本当にありがとうございました。あらためて、このやばねブロックで登米に何か恩返しができればと気が引き締まる思いでした。


やばねブロックのインスタグラムを開設しましたhttps://www.instagram.com/yabane_block/作例や知育に関することなど、カジュアルに投稿していきますので、もしもよろしければご覧ください。ちなみに、5/21(日)に宮城県登米市で開催される東北風土マラソンにランナーとして参加予定です。製作を担当している井上さんの工房にもお伺いしますので、その様子は後日こちらでまとめて報告いたします。が、道中の様子はインスタグラムに投稿していく予定です。どうぞよろしくお願い致します。


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みなさん、こんにちは今日はこのやばねブロックの開発秘話として、考えるきっかけとなった「登米市ファーストウッド(はじめての木製品)デザイン公募」を知ってから、どうやってこのアイディアが形になったのかを紹介したいと思います。朝ドラにはまってから見るようになったTwitterでデザイン公募のことを知ったのは6月24日の金曜日。午前中は専門学校で非常勤講師をしている曜日で、その日は夕方から外で打ち合わせがあったため、その合間に入ったファミリーレストランで知りました。魅力的な公募企画ではあったものの、締め切りは6月30日。持ち時間は実質5日でしたが、もともと知育玩具を開発してきた自分としては、こんなチャンスはありません。まずはアイディアを出してみよう、と書き始めた最初のメモがこちら。締め切り日が6/30とメモしてあります。まずは新生児が使うものというアプローチでアイディア出しをしています。その後、木製品を出すのではなく「木ではふつう作らないもの」を考えて、つらつらと思いつくものを書き出していきました。使い方を変えて長く使えること、シュタイナーのような知育の要素を踏まえたい、といったポイントもここで明文化。そしてすでに、「後で積み木として遊べるモービル」というやばねブロックの片鱗が出てきていましたが、この日はこれで時間切れ。そして、翌日から書き始めたのがこちら。積み木として遊べるモビールというのをメインにしたとして何ができるかということで、五感をどう刺激するかといったことや、片付けなんかを考えています。より具体的にモビールやてんびんにするにはどうしたらいいかを考えていると、積み木に穴をあける必要があると気づきます。が、ここではまだ矢羽細工は出てきません。吊るすためのフックがハンガーになるかも、なんてことも考えています。そして・・・ついにここで矢羽模様をマス目に利用することを思いつきます。この「これだ!」と思った時の感覚は今でも覚えていて、考えて考えてアイディアがピタッとはまるような、企画・ものづくりの醍醐味を味わいました。たのしい!4枚目ではひもを通すアイディアが生まれました。キズネール棒のようなものになるな、とか・・・いろいろな遊び方ができる、ということを考えて、0歳からながくずっと使ってもらえるようにアイディアを出しました。さて、ここまでアイディアは出たものの、いまいち自分の中でリアリティがなかったので、簡単な試作をすることにしました。木の加工は時間がかかる上に、そもそも矢羽材なんてすぐに手に入りません。なので、入手も加工も簡単な100円均一のウレタンマットを使うことにしました。リビングなどに敷く、パズルのピースのようになっているものです。切って、穴をあけて、ひもを通して・・・。この時はすっきりしたものにしたくて、ひもは白いものを買ってきて、先端をセロテープでとめていました。1マスから10マスのブロックをそれぞれ2個ずつのセットにすると、なんとすべてを使ってうまくバランスの取れるメリーが作れることがわかりました。木ではないのでたわんでしまっているものの、やはり実物があるとアイディアがより具体的になって考えも進みます。公募を知ってから5日、普通なら焦るところかもしれませんが、とにかく集中していて楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。自分が今まで積み上げた経験・スキルを込めることができ、初めて「ちゃんと自分で一つのアイディアをまとめきることができた」という達成感でいっぱいでした。そして、嬉しいことに優秀賞をいただいて、さて、本格的に商品化するにはどうしたら・・・と考え始めるのが2022年の10月末なのですが、その続きは、また別の機会に。


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ご支援いただいた皆さま、このページを見てくださっている皆さまへクラウドファンディング開始から1週間がたちました。今日はこのやばねブロックの遊び方を紹介いたします。新生児さんや6か月ぐらいのお座り前のお子さんには、メリーとしてベビーカーや窓辺にかければ、動きに合わせてゆらゆら、カラカラ。見て聴いて楽しめます。6か月から1歳ぐらいまでになると、手全体を使ってものを持ったり、片手でものをにぎったりして感触を楽しむことができるようになります。大きさ、軽さも1歳未満のお子さんがものをにぎり始めるのにちょうどいいように設計しています。また、このころからは指を使ってつまむことができるようになりますので、ひもを通しておいてあげて、しゅるりと引き抜く!といった遊び方もできます。製品化に向けて試作品を何組かの親子さんに試していただいた際に、私一人で考えていた時には思いもしなかった遊び方がいくつもありました。この、ひもしゅるり、もそうです。0~1歳という期間はたったの1年ですが、ふわふわの赤ん坊から様々なことができるようになる期間ですよね。例えば目で追うのも、最初はあちらこちらへ行くのが、お母さんを応用になり、音がする方に振り向いたり。手の動きも、両手の大きな動きから、手全体、手のひら全体、そして指の細かな動きへ。発達の書籍などを調べると、持つ、つまむ、握るという動作だけでも●無意識に持つ(0~2カ月)●持っているものをとろうとすると抵抗する(3か月)●両手で挟むように持つ(3か月)●片手で握る(4か月)●持って振り回す(4か月)●自発的に手を伸ばす(5か月)●右手から左手に持ち変える(6か月)●持ったものを意図的に離す(9か月)●2本の指でブロックをつまむ(9か月)●はいどうぞする(11か月) と、少し調べただけでもこれぐらいのグラデーションがあると言われています。個人的にとっても面白いと思ったのは7~8か月では、自分からもの離すのは難しい、ということ9か月では、散らかす動作が盛んになる、ということ自分からものを離せない・・・なんて9か月を過ぎると、こどもたちは「散らかす」ことができるようになる・・・なんて仕事を初めてこの分野に足を踏み入れるまで全く知らなかったことです。このやばねブロックを通して、こういった成長をおうちの方がたくさん感じてもらえたらと思います。今後も周囲の方のご協力のもと、製品の品質だけでなく、新しい遊び方も開発していきますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。


4月17日(月)に公開した「やばねブロック」プロジェクトは、公開から半日でに80%達成!!すでに28名の方々にご支援をいただきました。早速ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。お気に入り登録してくださった方でしょうか、公開されてすぐに支援してくださった方がおり、支援していただく喜びに震えています。この商品を形にすることで登米市や矢羽木工品の魅力が伝わるのでは、とスタート前に絵空事のように思い描いていたことが、もしかしたら本当に役立てるのかも!と現実味を帯びてきていて、正直少し慄いています。でも、せっかく手ごたえがあるなら、もっと挑戦したほうがいいのではないか、支援をいただいて、そんな勇気をもらいました。と言うことで、生産者である井上さんにご相談し、追加で44セットご用意することになりました!詳しくはまた追ってお知らせいたします。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。