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がんばる先生をちょっこし応援『先生ファイトレター』を届けたい

先生にとって先生への感謝は最大のエネルギー!みんなの「先生ありがとう」が詰まったリアルな手紙を小説化した『先生ファイトレター』を全国の先生に届けたい!

現在の支援総額

1,102,500

110%

目標金額は1,000,000円

支援者数

138

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/03に募集を開始し、 138人の支援により 1,102,500円の資金を集め、 2024/03/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,102,500

110%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数138

このプロジェクトは、2024/02/03に募集を開始し、 138人の支援により 1,102,500円の資金を集め、 2024/03/20に募集を終了しました

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昨日、次男が発熱し、保育園から呼び出しがかかりました。

発熱したら翌日のお休み決定。


そういえば、まだ私が先生をしていた時、長男の育休明け3年生の担任をしながら何度となく発熱で保育園からの呼び出しをもらっていたことを思い出しました。


「川合先生!保育園からお電話です。」


ドキっ!


子供が熱が出るのも、子供の看護をするのも、保育士さんがお迎えの電話をするのも、誰1人として悪いことをしていないのに

「すみません」

と謝罪の言葉を口にしている自分に違和感を感じていました。


するとある日、こんな話をしてくれた先生がいました。

購買で毎日パンを売ってくれる先生が、お子さんが高熱が出てお迎えに行った後、お子さんを車に寝かせたまま、楽しみにしてくれている生徒たちのために学校に戻ってきて仕事をしていた様子は働くお母さんの鏡だという話。


私はこの話に善悪の評価を下したいのではなく、
これはこのような価値観で必死に仕事をしてきたママ先生という存在を思い、胸が締め付けられるような思いがしました。だからこそ、子育てと仕事の両立を認める事は、自分自身の頑張った過去を否定するような感覚があったんじゃないかと思います。


じゃぁ私は?


そう考えたときに、私はこれから結婚し、お母さんになっていく後輩先生に、子育ても楽しんでほしいと思っています。

先生だってお母さんやってもいいじゃない!!!


先生がめちゃくちゃ楽しくお母さんをやっている姿、これこそが、子供たちにとっての未来への憧れにきっとなっていくはずだと思っています。


どんな家庭環境の方でも、むしろ、様々な環境の先生が学校現場にいらっしゃることこそが、子供たちにとって必要だと私は考えます。


私が高校3年生を担任した年卒業式、

はじめての子育て1年生だった。私は、

最後のホームルームでこんな話をしました。


ーーー

みんな卒業おめでとう。

私はみんなにも一緒に聞いてほしいことがある。だから聞いてね。

保護者の皆様。

私は今年初めて子供を育てながら働くという経験をしました。

子供を育てるっていうことが、いかに大変か本当に痛感しました。

熱が出たら心配し、周りにはすいません。て言いながら帰って、毎晩のように、夜泣きに付き合い、ご飯を食べるのも立ったまま。トイレにゆっくり入ることもできない。本当に大変です。

でも、そんな中で我が子が見せる。ちょっとした笑顔であったり嬉しい言葉、これがいかに親を支えるのか

17歳まで育てるということは、決して簡単なことではありません。私は尊敬でしかありません。

ここまで大切に大切に、この子たちを育ててくださりありがとうございます。

ーーー

この話をした時、後で聞いていた保護者の方が涙を流してくださいました。


そして、ホームルームが終わった後、ある保護者の方が私のところにやってきてくださり、こんな言葉をかけてくださいました。

「先生、私は初めて担任の先生の話で涙を流しました。親に向けてあんな言葉をかけてくださった方は初めてです。先生ありがとう


ありがとうの言葉が届いた、その瞬間でした。


私の感覚では、お母さんをしている先生の精神疾患発症率は非常に高いのではないかと思っています。あくまでも私個人の感想です。

お母さんを経験したことのある方は、お母さんをしながら働くということが、いかに大変で尊いことなのか、身をもって体験をしていると思います。


私が保護者の方からありがとうと届けてもらったとき、いかに嬉しかったか。

これはきっと私だけでないはずです。


私なんかがそういう連絡をいただくこともあります。

しかし、どんな方でも、たくさんのエピソードの中からの「ありがとう」を発していただけることで、Aさんの言葉では響かなかったものが、Bさんの言葉だからこそ届いた。そんな奇跡が起こるんです。


あなたの思いこそ伝えたい。


先生の心に届けるために、あなただけの大切なエピソードをぜひ私たちに共有してください。

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