Check our Terms and Privacy Policy.

認知症になっても外出したい!「行ってきます」から「ただいま」までのサポートです。

2023年4月1日から活動を開始した非営利の一般社団法人です。主に「警察に保護された認知症当事者を家族に代わってお迎えに行く」サービスを有料で提供しています。全国でもめずらしいサービスで、スタッフは警察OBです。このサービスを定着させ継続するための、事業拡散・資金援助のサポートをお願いします。

現在の支援総額

415,500

13%

目標金額は3,000,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/20に募集を開始し、 42人の支援により 415,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

認知症になっても外出したい!「行ってきます」から「ただいま」までのサポートです。

現在の支援総額

415,500

13%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数42

このプロジェクトは、2024/07/20に募集を開始し、 42人の支援により 415,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

2023年4月1日から活動を開始した非営利の一般社団法人です。主に「警察に保護された認知症当事者を家族に代わってお迎えに行く」サービスを有料で提供しています。全国でもめずらしいサービスで、スタッフは警察OBです。このサービスを定着させ継続するための、事業拡散・資金援助のサポートをお願いします。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

はじめまして つなぎ です。

 私たちは2023年4月1日に、京都で活動を開始した非営利の一般社団法人です。主な事業活動として、「警察に保護された認知症当事者を家族に代わってお迎えに行く」サポートと「認知症当事者とそのご家族に対する外出支援」サービスを提供しています。(サービス内容の詳細はつなぎのホームページをご覧ください。)

   つなぎのスタッフは京都府警のOBで構成され、長年の経験と知識を活かし、安全で確実なサポートを行っています。また、事務所(京都市左京区)の1階を地域住民の皆さんの居場所としてご利用いただくため「つなぎカフェ」を開設し、ワンオーダー制・時間制限なしでご利用いただいています。曜日によっては健康体操や昭和歌謡などのイベントを開催し、地域の高齢者の方たちの憩いの場になっています。 

知ってください。認知症高齢者の保護の現状

 認知症高齢者が、外出した際に迷子になり、警察に保護されるケースは年々増加しています。令和5年中、京都府内で警察に保護された認知症高齢者の数は、4007人で、1日11人保護されている計算になります。この数字を多いと思いますか?少ないと思いますか?では、警察に保護された後はどうなるかご存じでしょうか?法律では「できるだけすみやかにご家族や知人、関係者に通知し、その者の引取りについて必要な手配をしなければならない。」と規定されています。そこで警察は家族等に連絡をし、迎えに来られるまで警察署等で待っていただきます。トイレに行きたくなったり、またどこかへ行かれても困るので、警察官が一緒に待つことになりますが、居心地の良い部屋があるわけでもなく、小部屋でパイプ椅子に座って待っていただきます。それって、本人にとっては居心地の悪い時間ですよね。

「またですか?タクシーに乗せて帰らせてください。」

 しかし、家族がすぐに駆けつけられないケースも少なくありません。また、保護が何度も続くと「タクシーに乗せて帰らせてください。」や「仕事で迎えに行けません。夕方まで預かってください。」と言われることもありました。お迎えは必ずしもご家族である必要はないので、「お迎え代行」のようなサービスが無いかネットで調べてみましたが、一緒にお話ししたり、お料理をしてくれるサービスはあっても、「警察に迎えに行きます。」というサービスはありませんでした。そこで「じゃあ、自分たちでやるか!」と思い立ち、警察OBの知見と経験を活かしサポートサービスを開始しました。このサービスで、認知症高齢者とその家族の負担を少しでも軽減し、認知症高齢者の方々がより安全に生活できる社会を実現したいのです。

「他府県なのですぐには駆けつけられません。」

活動開始以来、数人のご契約者さんにサービスを提供してきました。ご契約第一号は、京都で一人暮らしのお母さんと嫁がれた三姉妹の方々でした。有料サービスであることに対し「家族のことです。お金には代えられません。」というお言葉をいただいた時は、私たちのサービスが本当に必要とされていることを実感しました。また、お母さんが自宅近くの公園で迷っておられた時に、ご家族と携帯で会話は出来るものの、すぐに駆けつけられないもどかしさの中、連絡を受けたスタッフが代わりに公園に駆けつけ、無事お母さんを自宅に連れ帰った時には、本当に安心されていました。このご契約者さんとの体験を元に、遠く離れて暮らすご家族のために、現在は認知症にかかわらず、一人暮らしのご高齢者さんや高齢ご夫婦宅への駆けつけサービスもご提供しています。京都で暮らしておられるご両親の日々の暮らしに不安を感じておられる方見守りをご希望の方がおられましたら、是非ご連絡ください。

「介護離職寸前でした。」

大阪府内のご契約者さんは、ご自身で「つなぎ」のホームページを見つけていただきました。「母親が警察に保護されるようになり、このままでは仕事を続けていられない、と介護離職寸前でした。でも、どうしても行けない時に『つなぎ』さんに行ってもらえると思うだけで気持ちが楽になります。」とご契約いただきました。このように、決して多くはありませんが、認知症高齢者とそのご家族から感謝の声をいただき、社会的な課題解決に微力ながら貢献していると自負しています。

外出を止めるわけではありません。
「行ってきます」から「ただいま」までをしっかりサポートします!

とはいえ、認知症の方の外出を止めるわけではありません。年齢や症状によっては、サポートがあれば、それまでと変わらない生活を続けることができますし、一人暮らしでも周りのサポートを受けながら、生活されている認知症の方もたくさんおられます。もし私が認知症になった時、サポートを受けて外出できるのであれば、自由に買い物や旅行に行きたいと思います。ただ、外出先で突然帰り道が分からなくなり、パニックになってしまったり、路上で転倒して救急搬送されることもあるかもしれません。そのような緊急事態には、「つなぎ」の「見守りステッカー」がサポートします。「見守りステッカー」には「つなぎ」の電話番号と登録IDが記載されていて、お名前や住所など個人情報が流出する心配はありません。急病時等に、ご本人が氏名等を話せない状態の時に「つなぎ」が警察や救急隊にお伝えします。

また、ご自宅での緊急事態には、「見守りカメラ」がサポートします。「見守りカメラ」はセンサーと連動しているので、動きがあればご家族のスマホに通知が届きます。見たい時と必要な時にカメラの動画をご確認いただき、外出の状況などを把握していただけます。 

                    

応援サポータになってください ~ご利用者さんとつなぎのために~

しかし現在のご契約者さんのように、「有料でもかまいません。」と言われる方がおられる一方で、「利用料金を払えない。」と契約を断念される方がおられます。介護保険外サービスですし、お迎えに行くスタッフの人件費も必要なので決して安価ではありません。そこで一度利用料金の見直しを図りましたが、介護保険並みの料金では、活動の継続が危ぶまれます。継続して運営し、サービスを定着させることを目指しているため、現状でのこれ以上の料金引き下げは無理だと判断しました。そこで、「料金を払えない。」と断念される方々に安心してサービスをご利用いただくために皆さんに「応援サポーター」になっていただきたいのです。

警察に保護された認知症高齢者の方の送迎を中心にスタートした事業ですが、一年間、様々な方々にお会いして、お話を聞くうちに、それ以外にも必要とされているサポートがたくさんあることがわかりました。当初、救急搬送された病院へのお迎えや付き添いサポートの実施は考えていませんでしたが、包括支援センターの方から相談を受け、詳しくお話を聞いたうえで「個別プラン」として計画しサポートさせていただくことにしました。このようなサポートは、大々的にお伝えすれば必ずニーズがあると思います。しかし、そのニーズにお応えするためには、スタッフの増員が必須条件ですが、当法人の現状では、その人件費も捻出できません。事業定着と拡大のためには、皆さんのお力が必要なのです。

目指すは全国展開!

現在の活動地域は、亀岡市以南の京都府内と大阪府・滋賀県の一部ですが、将来、サービスを全国展開することを視野に入れ運営を進め、関連機関との協力体制を構築中です。さらに、正しく「認知症」を伝えるため「認知症世界の歩き方」公認ファシリテーターとして、地域の方々への講座や講演にも力を入れています。また、キャラバンメイトとして認知症サポーターの養成講座も展開しています。今後より多くの認知症当事者とその家族に安心と安全を提供するため、全国の方々に私たちの存在と活動を知っていただき、支援を通じて事業の拡大を実現したいと考えています。そのために、運営を安定させ、継続・定着させたいのです。

リターンについて

京都では、認知症の方が「認知症応援大使」として活動されています。高齢者の皆さんも就労事業で商品を製作されています。また、ひきこもり等、社会的不安のある若者たちのアートや音楽を通して社会的自立を目指し活動されている団体もあります。それぞれが、それぞれの立場で社会貢献・地域貢献に取り組まれています。そして今回、これらの皆さんが「つなぎ」のサポーターとして、リターンにご協力くださっています。

資金のつかいみち

リターン品費用、カフェ(事務所)の運営費用、事業拡大に向けたスタッフの人件費、ホームページの改修費に充当させていただきます。

よろしくお願いします。

このプロジェクトは、今の認知症当事者とご家族のためだけではなく、後ろに続く人たちのためでもあります。高齢者になることは、いずれ行く道です。どうか、たくさんの方々が、私たちの活動に共感し、支援していただけることを心より願っています。あなたの温かい支援が、認知症当事者とその家族に安心と安全をもたらす第一歩となります。社会全体で認知症当事者とご家族を支えていけるよう、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト