自己紹介
こんにちは。まずはこのページをご覧いただきありがとうございます。井上広叡と申します。
私は現在大学2年生で、芸術大学でデザインや企画について学んでいます。
私の哲学との出会いは高校2年生の時。不意の出来事から、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』という著書に出会ったことからです。
最初はまったく書いてある意味が分かりませんでした。その時読んでいる、もとい眺めている動機の大半は「哲学ってなんかかっこいいから」だったと思います。
大学ではその時に最も興味のあった分野であるデザイン・企画の道に進みましたが、大学に入学してからも解説書を読むなどして徐々に哲学への興味を深めていき、今回このプロジェクトの立ち上げに至りました。
ゲームルールの詳細
ルールはシンプルです。
使うカードは、哲学者の言葉の一部が空欄となった「哲学書カード」と、単語が書かれた「単語カード」の2種類。(いずれも30枚ずつ)
⓪哲学書カードは裏向きにしてシャッフルし、単語カードは各プレイヤーに5枚ずつ配っておきます。
①まずは哲学書カードを上から1枚表向きにし、全プレイヤーに公開します。
②各プレイヤーは自分の手札にある単語カードの中から、公開された哲学書カードの空欄部分に合わせられそうなカードを選びます。
③適当な順番で、自分が選んだ言葉と、その解釈を説明します。
④全員が言い終わったら、「説得力」と「斬新さ・おもしろさ」から、「誰の言葉が一番すばらしかったか?」を選び、一斉に指差します。最も票が集まった人は1ポイント獲得です。出した単語カードは別の場所にまとめておきます。(一度出した単語カードをもう一度出すことは出来ません)
⑤ ①~④を単語カードがなくなるまで繰り返し、獲得したポイントが最も多かった人が勝利です!
プロジェクト立ち上げの背景
みなさんやみなさんの周りの方々は、「哲学」についてどのような印象をお持ちでしょうか。
おそらく多くの方が難しく、敷居の高いものだという印象を持っていると思います。
確かに哲学は抽象的な概念を多く扱う難しい学問ですが、よく生きるために重要な学問でもあるということに、(特にこのページをご覧になられている方は)疑いの余地はないでしょう。
そしてそれは必ずしも体系的に学ばなければならないわけではなく、断片的な知識を自分の人生に取り入れるだけでも十分といえるのではないでしょうか。
かくいう私も哲学について体系的に学んだわけではありませんし、知らない言葉や説明できない言葉ばかりです。
しかし、哲学を専門とするわけでも、哲学の研究者でもない人間が立ち上げるからこそ、より多くの人の哲学に対してのハードルを下げられるのではないか?と考えます。
ここまでが、「フィロフィロ」を作った経緯です。このゲームが、哲学を身近なものに感じるきっかけとなればいいなと思います。
これまでの活動
これまでの活動としましては、まず試作品を作成して何人かにテストプレイを行ってもらい、ルール等のブラッシュアップを行いました。
【手書きの試作品】
【テストプレイの様子】
その後に実際に印刷をして作成し、大学の学園祭にて試遊会を行いました。
スケジュール
2月~3月に印刷入稿・発送予定。
※スケジュールは変動する場合があります。適宜活動報告に記載させていただく予定ですが、あらかじめご承知おきください。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
もしご興味を持ってくださる方がいらっしゃれば、ご支援いただけますと幸いです。
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