途中、養生サポートバンドをほとんど装着しなくなくなっていたのですが、ここ1ヶ月ほどきちんと着けてくださっていました。赤く炎症していたバニオン(母趾付け根の腫瘤)が炎症がなくなっているのがみて取れます。また、写真で捉えるのが難しいのですが、足のアーチ自体が復活してきており、厚みが出ました。
巻いたら良さそうなところ全部に巻ける養生サポートバンドを開発中です。皆様からのご支援で開発が進んでおります。その中で、「巻くとすぐに動作が変わる」特性を利用して、体のどこが動作エラーを起こしているかの検知に使う実験をしてみました。私の場合は左の上腕と左右母指に問題があったようで、巻きつけるとできなかった動作ができるようになりました。ちなみに外すと元に戻ってしまいます。おそらく、母指と左上腕に装着したまま稽古を続けると動作エラーが解消できるのではないかと考えており、只今実験中です。
股関節に不具合がある患者さんの歩容に変化が出るかどうか、試しに右側大腿部に巻いてもらいました。やはり左右にブレる動きが減ります。このように左右ブレが発生する歩容は膝などの関節部にかかる荷重が左右不均衡になり、関節のストレスが増えます。ですので、養生サポートベルトの使用で左右均等に脚に乗る時間が延長させると、関節の異常が発生するリスクを低減できると考えられます。
内反膝に着用いただきました。ここまで歩容が変化するとは思わなかったです。左右にきちんと体重が載せられると片方の膝にかかる負担が減ります。
皆様のご支援に力づけられ、新しい養生サポートバンドの開発に着手しています。これは手の親指につけるものです。驚くほど効果が出ており、作った本人が「どうしてこうなるんだろう?」と首を傾げております。どんな効果が出ているからまた追って!皆様のご支援により開発費が掛けられる状況です。本当にありがとうございます!