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阪神淡路大震災の記憶を未来へ繋ぐためのサイト「震災の語り部バンク」を開設したい!

将来の災害に不安がある方が経験者から情報収集ができるWEBサイト「〜被災者の声から学ぶ〜 震災の語り部バンク」を開設したいです。阪神淡路大震災を経験した方へのインタビュー動画を撮影し、WEBサイトで視聴できるようにして、一人ひとりの防災意識の向上と具体的な準備行動を促進したいと思っています。

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将来の災害に不安がある方が経験者から情報収集ができるWEBサイト「〜被災者の声から学ぶ〜 震災の語り部バンク」を開設したいです。阪神淡路大震災を経験した方へのインタビュー動画を撮影し、WEBサイトで視聴できるようにして、一人ひとりの防災意識の向上と具体的な準備行動を促進したいと思っています。

『自己紹介』

本ページをご覧いただきありがとうございます。阪神淡路大震災の記憶を未来へ繋ぐためのWEBサイト「~被災者の声から学ぶ~  震災の語り部バンク」の開設を目指しております、乾栄一郎と今井ようじと申します。
私たち二人は1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神淡路大震災で被災した経験があり、経験者として、「不安だったこと」「不便だったこと」「準備しておいたらよかったこと」などの「震災の記憶」を多くの方に伝えたいと考えています。
過去の災害から学び、未来への備えを強化するために、自分たちの経験を語り継ぐことが被災経験者の責務でもあると考え、本プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトを通じて、一人ひとりが防災について考え、行動するきっかけとなることを願っています。 

プロジェクト発起人
 乾栄一郎(防災士・NPO法人 東京都防災士会 理事・サットワンLLC代表

  
 今井ようじ(落語作家・構成作家)  

           

『このプロジェクトを立ち上げるきっかけ』

プロジェクトの発起人である乾栄一郎は、神戸市灘区に住んでいる28歳の時に阪神淡路大震災で被災しました。また、プロジェクトの賛同者である今井ようじは神戸市東灘区に住んでいる22歳の時に阪神淡路大震災で被災しました。ある日、二人で会っている時に、「自分たちは阪神淡路大震災で被災して、その時の経験を活かせるので、今後、地震があっても大丈夫。」という話をしていました。しかし、その時に気付いたことがあります。それは「震災を経験した時の自分と今の自分とは置かれた立場が全く違う」ということです。

当時の二人の状況阪神淡路大震災の時、乾は独身でサラリーマンとして働いていました。現在は結婚をして、子供もいますし、会社も経営しています。もし今、大きな災害が起こったとしても、「独身でサラリーマン」の時の経験しかないので、「家族をどう守るのか?」「子供の進学はどうなるのか?」「法人税の支払いはどうなるか?」などの知識はありません。
また、今井は阪神淡路大震災の時は大学生で、親に家賃を支払ってもらって一人暮らしをしていました。現在は自分で事務所を賃貸して、自営業を営んでいます。もし今、大きな災害が起こったとしても、「大学生で親が家賃を支払っている賃貸マンションに居住していた」時の経験しかないので、「家賃の支払いは止められるのか?」「事務所の不動産契約はどうなるのか?」「事業資金として銀行から借り入れているお金の返済はどうなるのか?」などの知識はありません。
つまり、二人の持っている震災体験は、今の自分には役に立たないものだったのです。

そこで、「震災の時に、今の自分と同じ立場だった人の話を聞けたら、来るべき災害に備えての準備ができていいのでは?」という話になり、スマートフォンで色々と検索してみたのですが、「年齢・職業・家族構成」などで検索して、震災経験者の話を聞けるサイトなどは見つかりませんでした。

乾が防災士の資格を持っていて、現在、防災についての仕事をしていること、今井が構成作家の仕事で取材や撮影の仕事をしていることもあり、「自分たちで震災経験者の話を聞けるサイトを作ろう」ということになり、本プロジェクトを行うことになりました。

【写真①】阪神淡路大震災当時に今井が住んでいた家(写真奥の二階建てマンション)手前の家は屋根が落ち、半壊している(震災直後に撮影)

【写真②】震災からしばらく経って、倒れた建物は撤去された(写真①の逆方向から撮ったもの)
道が崩れそうなので工事が必要な状況である(1998年頃撮影)

『このプロジェクトで実現したいこと』

阪神淡路大震災の記憶を未来へ繋ぐためのWEBサイト「~被災者の声から学ぶ~  震災の語り部バンク」を開設したいと考えています。このWEBサイトは、阪神淡路大震災を経験した方のインタビュー動画が視聴できるサイトで、テレビなどで報道されている「感動のストーリー」や「泣ける話」だけでなく、本当に聞きたい「被災者の経験談」が視聴できるサイトです。
阪神淡路大震災を経験した方にインタビューを行い、その模様を撮影し、WEBサイトに公開して、無料で視聴できるようにします。
また、動画は「被災場所(山側・海側など)」「建物(戸建て・マンションなど)」 「被災時の年齢」「職業(小学生・中学生・大学生・会社員・自営業・主婦など)」 「同居人(一人暮らし・家族・子供あり・子供なし)」「住宅ローン(あり・なし)」などの条件を選んで検索できるようにし、今の自分の年齢や職業・住まいなどと近い条件の方のインタビューが視聴しやすい仕組みとします。この検索システムが本プロジェクトで立ち上げるWEBサイトの特徴ですが、これは、「高校生で被災した方」と「30歳で被災した方」「60歳で被災した方」では、同じ地震で被災していても立場や状況が全く異なるので、「感じたこと」や「不安だったこと」「不便だったこと」「準備しておいたらよかったこと」などが全く違うので、現在の自分の年齢や立場などと同じ属性の人の体験を見ることができるようにするためです。

検索システム案・自分の今の状況に近い人の体験談が聞けるシステムです
『プロジェクト立ち上げの背景』

来年2025年(令和7年)で阪神淡路大震災から30年が経過しますが、阪神淡路大震災以降も、東北地方・熊本県・石川県など、日本各地で大きな地震が発生しています。また、地震以外にも台風による土砂災害なや、豪雨による水害など、日本中で様々な大規模災害が多く発生しています。
このように、いつ災害が起こるか分からない日本において、防災に対する意識を持ち、災害のための準備や心構えをしておくことは非常に重要です。しかし、実際に被災したことがない人にとっては、
「災害前に何を準備しておいたらいいのか?」
「災害が起きた時の心境はどうだったのか?」
「災害直後にはどのような行動を取るのが正解なのか?」
「災害後のこれまでの日常と違う生活にどう馴染んでいったのか?」
「災害後の生活がどうなるのかという不安をどう解消したのか?」
など、分からないことばかりなのが現状だと思います。

これらの「災害についての疑問」は、やはり経験者に聞くのが一番ですが、テレビなどで報道されている「被災者の体験談」は、「感動のストーリー」や「泣ける話」「頑張った話」などの部分だけをクローズアップしたものが多く、本当に聞きたい「経験談」の部分が含まれていないことも多いと感じます。
そこで、「被災者の生の声」を後世にまで残し、将来の災害に対して不安がある方が情報収集することが可能なWEBサイトを構築し、運営するという本プロジェクトを実施することになりました。
阪神淡路大震災発生時に60歳だった方は来年90歳を迎えます。現在、第二次世界大戦の戦争体験を語れる方がどんどん減っていますが、同じように「阪神淡路大震災発生時に60歳だった人の震災の経験談」を聞ける時間はそう長く残されていません。そのため、私たちはすぐにこのプロジェクトをやるべきだと考え、このクラウドファンディングを立ち上げました。
自社のWEBサイトを構築するだけでなく、自治体などの関係機関との連携を強化していくことで、より効果的な防災啓発活動に繋げたいと考えています。

阪神淡路大震災発生直後のJR六甲道駅(写真左は当時22歳の今井)

『プロジェクトで行うこと』

①インタビュー動画の制作
 ・阪神淡路大震災の被災者から話を聞き、映像を撮影する
 ・撮影対象は、年齢・職業・家族構成・居住地など、多様な属性の方を選定する。  
 ・内容は「被災時の状況」「被災したことで感じたこと」「避難生活」
  「復興への道のり」などの話を自由に語ってもらう。
 ・より多くのインタビューを集めるため、顔を撮影せず出演することも可とする。
  その場合は、音声とイメージ画像などで映像を構築する。

②ホームページの制作
 ・被災した方のインタビュー動画を公開するホームページを制作する
 ・ホームページには「絞り込み検索機能」を付けて、年齢・職業・家族構成・居住地などを選択し、
  様々な条件で検索した結果が表示されるようにする。
 ・「絞り込み検索機能」によって、「現在の自分が被災したらどうなるのか?」という
  シミュレーションができる。

③広報活動
 ・開設したホームページを周知させるために、プレスリリースの配信や
  メディアへの働きかけをするなどのPR活動を行う。
 ・自治体や防災に関わる団体と連携して、ホームページの周知を行う。
 ・クラウドファンディングを行い、広くホームページの周知を行う。


『プロジェクトの意義』

被災経験を風化させることなく、未来への教訓として語り継ぐことは非常に重要なことです。今年1月に発生した能登半島地震でも多くの建物が倒壊し、建物の耐震補強などが十分ではなく、阪神淡路大震災の教訓があまり生かされていませんでした。同じような悲劇を繰り返さないためにも、阪神淡路大震災の貴重な経験を次世代へと継承し、災害に強い日本を築くための一助となることが、本プロジェクトの意義であると考えています。

『現在の準備状況』

現在、「~被災者の声から学ぶ~  震災の語り部バンク」の開設を目指して、ホームページ制作についての打ち合わせを重ねています。
また、より多くの被災者の方の声を集めるために、撮影・編集の協力をしてくれる有志の方を募っており、少しずつ協力者が増えてきている状況です。このように、阪神淡路大震災から30年となる来年1月のサイト開設に向けて、様々な準備をしています。

『プロジェクトの今後』

今回のプロジェクトでは、阪神淡路大震災から30年ということで、阪神淡路大震災の被災者の方の声を集めて、WEBサイトで公開します。
今後、東日本大震災・熊本地震・能登半島地震・その他水害や土砂崩れなどの被災者の方の声を集めて、様々な災害にあった方の声を集めて、より充実したWEBサイトを作っていきたいと考えています。
また、本プロジェクトで制作するWEBサイト「〜被災者の声から学ぶ〜 震災の語り部バンク」の完成後、保サイトを運営して得た利益の一部は、被災地支援のため、毎年12月末に日本赤十字社を通して被災地へ寄付をさせていただきます。寄付は永続的に行い、金額などは本プロジェクトの活動報告とサイト上にて随時ご報告させていただきます。

『リターンについて』

①応援コースA 3,000円
 WEBサイトにご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。

②応援コースB 5,000円
 WEBサイトにご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
 兵庫県の名産品「瓦せんべい(12枚入り)」をお送りいたします。

③応援コースC 10,000円
 WEBサイトにご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。 
 兵庫県の名産品「瓦せんべい(24枚入り)」をお送りいたします。

④サポーターコースA 120,000円 (月額1万円×12か月)
 ご支援いただいた方のバナー広告(小)をWEBサイトのトップページの下部に掲載させていただき、
 任意のリンク先へのリンクを貼らせていただきます。

⑤サポーターコースB 600,000円 (月額5万円×12か月) 
 ご支援いただいた方のバナー広告(中)をWEBサイトのトップページの下部に掲載させていただき、
 任意のリンク先へのリンクを貼らせていただきます。

⑥ページ協賛コース 1,200,000円 (月額10万円×12か月) 
 ご支援いただいた方のバナー広告(大)をWEBサイトのトップページの上部に掲載させていただき、
 任意のリンク先へのリンクを貼らせていただきます。


『資金の使い道』

ホームページ開設費:約100万円

撮影費:約50万円

広報費:約20万円

その他経費:約30万円

※「プロジェクトの今後」に寄付のことを記載しておりますが、本プロジェクトは第三者への直接の寄付を目的としたものではなく、上記のホームページの制作や広報のための費用となります


『スケジュール』

2024年10月上旬 クラウドファンディング開始
2024月10月上旬 インタビュー動画の撮影を開始
2024月10月中旬 HPの開発を開始
2024年11月中旬 仮のHPを公開
2024年11月30日 クラウドファンディング終了
2025月1月中旬 正式にHPを公開
2025年2月中旬 リターン実施とリターン品の発送を開始
2025年12月下旬 日本赤十字社への寄付を開始(年一回)


『最後に』

乾栄一郎
私は最近、東京で暮らし始めましたが、これまでに「首都直下型大地震がある」というニュースを何度も見ていましたので、東京都の防災計画はかなり進んでいるのだと思っていました。しかし実際は、東京には大きな地震の体験者が少ないので、実態を知らない人だけで防災対策をしており、多くの不備があると感じました。この温度差を少しでも埋めるためにも、阪神淡路大震災の体験談を首都直下型大地震を始め、今後の様々な災害に備えるために活かしてほしいという気持ちです。このページをご覧いただいた皆様、本プロジェクトへのご支援をお願いいたします。

今井ようじ
阪神淡路大震災発生から30年の節目を迎える直前のこの時期に本プロジェクトを実施しようと思い立ったのは全くの偶然です。しかし、これ以上ない、いいタイミングであると感じています。過去の災害から学び、未来への備えを強化するために、本プロジェクトにご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • WEBサイトの制作費・取材費・編集費・広報費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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