たくさんのご支援ありがとうございます。無事に一週間を乗り越えました。このページの使い方もよく分かっておりませんので、練習も兼ねて私の近況と、今回の取り組みの目標について書きたいと思います。
空き家再生DIY教室ですが、クラファンと並行して開催しております。
おいおいっ!そんな見切り発車して目標金額に届かなかったらどうするんだよと、心配される方もいると思いますが、今回の事業は県と市からも助成されておりまして、年度末までに完成させなければならないというきつい縛りがあるんです。なので「これまでもなるようになってきたから大丈夫」の気持ちでDIYの仕上げ工事を始めています。
今回の事業でボクが目指しているのは【エリアリノベーション】です。中之作での空き家再生も10年以上続けてきて今回の建物で4軒目です。地域内ではある程度の信頼関係が築けつつあり、最近は地域から空き家活用の相談が来るようになってきました。
多少の手直しで使えそうな空き家は、シェアオフィスや住宅の利用を提案し、地域が求める入居者を紹介しています。じつは「この地域が求める入居者」ってのが重要です。誰でもいいから使ってくれる人を探しますでは、空き家所有者は心配なんです。信頼できる方から「こんな素晴らしい人がいますよ」って紹介してほしいんです。もちろん借主のために家賃交渉もしますよ。地域委の家賃相場が高くなりすぎるのも問題ですから。
過疎漁村の空き家に地域を元気にする人が移住することで、地域の将来がより良いものに変わるんじゃないかしら?というのがエリアリノベーションの入口です。そして地域に足りないコンテンツを増やしていくのが次のステージ。そのためには、地域の空き家を劣化させない取り組みが重要となります。なんといっても空き家の劣化速度は恐ろしく速いんです。これを甘く見積もると、使いたいと思った時にはもうボロボロになっているなんてこともあるんです。
というわけで、エリアリノベーションのためには、「この地域が求める入居者」と「良質の空き家」を揃えないとならないんですよ。前途多難ですね。今回のゲストハウス整備は、地域の暮らしを体験してもらい、中之作に住んでみたいと思ってもらうための場所です。同時に、空き家の活用事例を地域に提案する場でもあります。今回も夢を一杯乗せた大ぶろしきを広げてしまいました。
ではでは、また1週間後に書かせていただきます。
DIY教室の案内は中之作プロジェクトのインスタにあります
https://www.instagram.com/nakanosaku.pj/
中之作での豊田設計の取り組みは豊田のfacebookページにあります
https://www.facebook.com/toyoda1