福光の家代表、菅藤由美と申します。
今回わんにゃんランドの移転の話を臼田さん.笠井さんから聞いた時は、あまりにも高額な必要金額に驚きました。 しかし、なかなかご縁に恵まれないまま年齢を重ねてきた犬達や猫達にとって、現在の場所からの環境改善が急務である事は、遠く福島県から応援することしかできない私にも十分に分かります。
東北であり更に標高の高い場所にある飯舘村ですら毎年夏の暑さが増し、空調設備の必要性を感じています。 それが山口県であれば、もっと暑さが厳しいだろうとは安易に想像できます。 また、多めの雨のたびに水びたしになる土壌であることは、故平山も過去に発信しておりましたが、衛生的にも勿論良くなく、早急な改善の必要がありました。 保護されている犬達を夏の暑さ苦しさから解放したい。 水びたしの不快感や不安から解放したい。
毎日現地で犬猫と向き合ってくださっているボランティアさん達の切実な想いは良く理解できます。 平山亡きあと、ボランティアさん達がどれほど犬猫達と向き合い、守ろうとしてきたかは発信を見ていて伝わってきます。 韓国からやって来た常同行動をとっていた犬はすっかり落ち着いてきていますし、現在あるコンテナを利用して医療が必要な子の隔離も行われています。 本来自由に参加を選べるボランティアという立場にあった方々が、皆さんで協力しあって犬猫達を守ろうとしていらっしゃいます。 福光の家の私達がそうだったように、おそらく生活や仕事、多くの事を犠牲にされている方もいると思います。
保護されている犬猫達の環境が改善されることは、その場所で関わっているボランティアさん達がよりお世話しやすくもなります。 お世話がしやすくなり新しくボランティアさんが参加してくれる未来、それは保護されている犬猫達のためになり、関わるボランティアさん達の負担を分担する事ができ、臼田さん.笠井さんの次世代により良い施設として繋ぎたいという想いがカタチになる事に繋がるでしょう。 一人でも多くの方が、関わっている皆さんの犬猫達への想いに共感し賛同して協力してくださる事を切に願っています。 皆様どうぞよろしくお願い致します。
ガンマンさんが震災の後、福島県飯館村に作った福光の家を守っている管藤由美さんからの応援メッセージです。
管藤さんがおっしゃっているように、新シェルターへの移動は犬猫たちだけでなく、毎日通ってくれているボランティアさんたちにとっても必要性を感じています。