ダンサー15名+音楽家1名のコンテンポラリーダンス集団
こんにちは!
私たちOrganWorksは、2013年に平原慎太郎が立ち上げたコンテンポラリーダンスのダンス集団です。
ダンサー総勢15名+音楽家1名という
日本国内でも例が少ない大所帯のダンスカンパニーです。
主に関東を中心に日本国内の様々な地域で活動してきました。
OrganWorks代表の平原慎太郎より
平原慎太郎と申します。
振付家、ダンサーとして15年ほど国内で活動してきました。
ダンスカンパニーを主宰し、レベルの高いダンサー達と主に国内で活動してきたのですが、長年海外とのコネクションを増やすための取り組みも並行して行ってまいりました。
海外のレベルに到達する自分たちを想像し、その場に身を置けるような環境を作ることを目標として、国外の多くの方に声をかけ続けてきたところ、今年の9月に突然ノルウェーのダンスカンパニーから、カンパニー同士で仕事をしたいというオファーが来ました。
自分達にとっては海外で実績を重ねるチャンスと捉えていて、是非実現させたい。
私一人が振付をしにいくのではなく、ダンサー同士で協働するという点も魅力的でした。
ですが、準備期間が短く我々の力だけではその活動を完遂するのはとても難しいという結論に至り、一度は諦めることを考えました。
ただ、そこでクラウドファンディングのことを教えてもらう機会があり、最後の望みとして挑戦してみることにしました。
この機会を次に繋げる為には、現地やヨーロッパで更に多くのアーティストと出会い切磋琢磨しながらネットワークを広げていくこと、海外のアートネットワークに精通している方と出会い交流を重ねることが大事で、その為にも海外での実績を積み上げていくことが重要だと考えています。
「とにかく公演を実現さえできれば良い」ということではなく、今後の為にも良い形でこの企画をやり遂げて次のステップにいきたいと願っています。
直感的に今やるべきことはこれだと、このオファーを実現させるための初めてのクラウドファウンティングに挑みます。
多くの方にご支援頂き、ノルウェーへと背中を押していただけたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
平原慎太郎(OrganWorks)
今回のプロジェクトパートナー
長年に渡り世界で活躍してきたダンサー/振付家の大植真太郎より
日本のOrganWorksと、ノルウェーのNSP(わずか3つのダンスカンパニーしかない中の一つ)、さらに有望な若手ダンサー達で構成されるNSP2。
これらのダンスカンパニーの巡り合いを実現させるべく、わたくし裏工作員・大植真太郎と申します。
2017年、平原率いるOrganWorksで振り付けをし、2018年にはNSPの振り付けにも携わりました。
今年9月にノルウェーでOrganWorksを紹介する機会を設け、二国間での交流ダンス公演を是非両国で実現できないかと模索してきました。
私は30年ほど欧州を中心にダンサー・振付家として活動してきました。
2000年頃から振付を主軸に多くの作品を創ってきましたが、このような二国間を繋ぐ企画に関与するのは私自身初めてで胸が高鳴っています。
日本とノルウェーを繋ぐまたとない機会、そして此処から始まるこの瞬間に是非賛同し、多くの方の力を貸してください!
大植真太郎
この企画の管理人・森嶋拓より
北海道を中心に舞台芸術のプロデューサーをしている森嶋 拓と申します。
2016年くらいからOrganWorksの企画や広報などに関わっており、今回は私がクラウドファンディングの経験があることもあってこの企画の管理人を担当することになりました。
今回の話を初めて聞いたのは今年の(2024年の)9月くらい!?
しかも、クラウドファンディングに挑戦してみたいとのことで
「ひえぇーー!?時間みじかくない!?」
個人的にも秋は忙しい時期だったので、果たして間に合うのかどうか!?と焦りながらも進めてきました。
私自身も舞台芸術という分野に身を置いていますが、これまでの時代はまだ国内だけの活動でも(厳しさはあるけれども)何とかなりそうな気配はしていました。
ただ、いま国内の経済状況や環境をみたときに、いよいよ海外進出や国際的な連携を本気で考えないといけない時代なのではと、切羽詰まってきた感じがあります。
個人的にも、OrganWorksの海外展開が日本のアーティストのロールモデルになることを期待しています。
彼らの活動がどんどん世界に拡張することで、日本のダンスシーンに好影響を与えていって欲しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
森嶋 拓(CONTE Dance Production)
【これまでに平原慎太郎とOrganWorksが国内で実現してきたこと】
日本最高峰の振付家賞を受賞
日本の「次世代を担う振付家」を決めるTOYOTA Choreography Award 2016で「次世代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」W受賞しました(photo: Hajime Kato)
全国ツアーを実施
代表作のひとつ「聖獣-live with a sun-」で日本国内5都市ツアーを実施しました(札幌、東京、愛知、神戸、広島)
他にもさまざまな作品で全国各地の上演実績があります。
世界水準の現代アート作家とコラボレーション
塩田千春展「鍵のかかった部屋」(KAAT神奈川芸術劇場)、塩田千春展「魂がふるえる」(森美術館)など、世界で活躍する現代美術家・塩田千春氏の展覧会場で美術とダンスが融合した特別公演を上演しました。
他にも音楽家や映像作家など、さまざまなアーティストとコラボレーションしてきました。
東京オリンピック2020開閉会式の振付を担当
東京オリンピック2020開閉会式の振付ディレクションを平原慎太郎が担当し、OrganWorksメンバーも何名か出演しました。
演出と振付を担当したオペラが話題に
平原が演出・振付を担当した新作オペラ、フィリップ・グラス『浜辺のアインシュタイン』(神奈川県民ホール・大ホール)が「第31回三菱UFJ信託音楽賞」を受賞するなど、大きな話題になりました。
(photo: Hajime Kato)
振付家の人材育成企画の運営をおこなう
Terra Co.と名付けた若手振付家の育成企画の運営をOrganWorksで行っています。
平原自身も講師やメンターなどのポジションで参加しています。
(photo : Hajime Kato)
今では日本を代表する振付家のひとりと言っても過言ではないが・・・
平原慎太郎はコンテンポラリーダンスという業界においては、日本を代表する現役振付家のひとりと言っても過言ではないと思います。
ダンス公演のほかにも演劇公演の振付やステージング、現代美術家とのコラボレーション、ダンサー及び振付家の育成や指導、子どもや青少年向け作品の振付、大規模なスポーツの試合のセレモニー演出など多岐に渡る仕事をしてきました。
国内でやれることはある程度やりきったという自負はある
これまでの日本国内での活動において、自分たちが考える範囲でやれることは全てやってきたという感覚は少なからずあるのですが、現状としては国内のダンスシーンを取り巻く環境は厳しくなる一方で、正直なところ活動の行き詰まりを少し感じています。
海外の活動の芽が少しずつ出てきているいま、2025年からは海外ネットワークを本格的に拡張していきたいと考えていました。
平原自身の実力やダンスカンパニーとしての水準は充実してきており、その為の準備はすでに整ったと感じています。
そこにタイミングよく、このノルウェーでの国際共同プロジェクトが突然立ち上がりました。
【これまでの海外での取り組み】
【スペイン】
◆2002年からスペインを代表する振付家のひとりであるカルメン・ワーナーと交流を深め、以降毎年のようにスペインと日本で作品を上演。今となっては20年以上の付き合いに。
◆2015年スペイン・マドリードのダンスフェスティバル Madrid en Danzaに招聘され「TSURA」を上演
◆2013年に平原慎太郎が文化庁新進気鋭芸術家海外研修派遣にてスペインに9ヶ月研修
【中国】
◆2019年広州市で上演したYabin & Her Friendsの作品「An Individual Soliloquy」に平原慎太郎が振付
◆2023年「第5回海上シルクロード国際芸術祭」オープニングにてOrganWorks出演
◆2023年に日中韓交流特別公演にてOrganWorks出演
【イタリア】
◆2024年、イタリア・ローマのダンスカンパニーMP3が出演する「Dancing Glass」に平原慎太郎が振付家として参加。この作品でMP3は現在世界ツアー中。
【スコットランド】
◆2018年、OrganWorks × スコットランド ヴィジュアルシアター・パフォーマンス・ダンス(AL SEED/OCRANALLOVER/FERAL ARTS)と東京で合同クリエーションとプレゼンテーションを実施
このプロジェクトのパートナーについて
今回のプロジェクトはOrganWorksが単独で実施するのではなく、海外で長く活躍し続けてきた大植真太郎と、ノルウェーのダンスカンパニーNSPとの共同プロジェクトとなります。
この三者が共同でクリエーションしてひとつの作品を創ります。
ノルウェー公演はNSPが主催する形となり、東京公演はOrganWorksが主催します。
ノルウェーのコンテンポラリーダンスのダンスカンパニー
NSP(Nagelhus Schia Productions)
Nagelhus Schia Productions(NSP)は2018年に設立され、ノルウェーのサンドビカにあるStudio NSPを拠点としています。
創設者で芸術監督のグーロ・ナゲルフス・シアと、アシスタント芸術監督のヴェビョルン・スンドビィは、ダンサー、振付師、俳優として豊富な実績を持っています。
NSPの使命は、国内外の著名な振付師や新進気鋭のアーティストを招き、新しい作品を制作することで、最高品質のダンス公演を国際的に展開・促進することです。
また、NSPは、プロフェッショナルなレベルでのNSP2や、バールム市音楽・美術学校と協力して行う若い才能の育成にも力を入れています。
NSP2は、2019年秋に現代舞踊の国内タレントプログラムとして発足しました。
このプログラムの目的は、最も優秀な若手ダンサーを見出し、彼らの芸術的才能を育成し、プロフェッショナルなキャリアを築く基盤を提供することです。
参加者は仕事に対して報酬を受け取りながら、技術、振付、舞台での高度なタレント育成を含むメンタープログラムを受けることができます。
NSP2の参加者は、国内外の著名な振付家と共に働く機会を得るほか、フルレングスの公演に参加することもあります。
NSP(ナーゲルフス・シア・プロダクションズ) 芸術監督
グーロ・ナーゲルフス・シア
私はナーゲルフス・シア・プロダクションズの芸術監督として、東京のコンテンポラリーダンスカンパニー「OrganWorks」とのコラボレーションに篤く期待しております。
両カンパニーの出会いは、ダンサーたちに国際的規模で芸術的スキルを高めるための貴重な機会を提供してくれます。
私たちは共に、ノルウェーと日本の両国でダンスを通じ、文化の架け橋を築くための作品を創り上げていくことでしょう。
皆様のご支援があれば、この野心を与する公演を実現し、さまざまな国のみなさま観客とわかちあえることを可能とするでしょう。
グーロ・ナーゲルフス・シア
このプロジェクトで実現したいことは、ノルウェーと東京での公演。
そしてOrganWorksの活動レベルを「世界水準」に引き上げること
今回のプロジェクトの内容や目的は下記になります。
まずはノルウェーのNSP2との公演を実施し、その後のイタリアやスペインでの活動に繋げていきたいと考えています。
短期的な目標
1、大植真太郎/NSP2と共にノルウェーでの公演を実現させたい
2、大植真太郎/NSP2を日本に招いて東京公演を実現したい
中長期的ミッション
3、OrganWorksとしてイタリアやスペインでも活動を展開していきたい
4、日本と世界の振付家やダンサー同士の国際交流の場を継続的に創っていきたい
5、日本国内のコンテンポラリーダンスシーンの活性化に繋げたい
1、
大植真太郎/NSP2と共にノルウェーでの公演を実現させたい
【時期】
2025年1月~2月
【参加メンバー】
OrganWorksより3-4名(平原慎太郎、タマラ、村井玲美などを予定しているが・・・)
【課題】
公演経費では日本からの渡航費が捻出できないのと、滞在費も物価の関係でかなり高いです。
また、助成金もすでに締め切られており、今から申し込みが可能なものは見つかっていません。
【期待される効果】
OrganWorksの本格的な世界進出の第一歩として、欧州の様々な関係者に発信できる機会であると考えております。
NSP2側が本企画に非常に前向きで、中長期的な計画についてもすでに話し合っております。
2、
大植真太郎/NSP2を日本に招いて東京公演を実現したい
【時期】
2025年2月
【参加メンバー】
ノルウェー公演と同じメンバーが来日します。
【課題】
NSP2の渡航費や滞在費は彼らが捻出してくれますが、そもそもノルウェーに行かないと実現しません。
【期待される効果】
日本国内では物価や円相場の事情などもあり、海外のダンスカンパニーが以前ほど簡単に来日できなくなっております(日本からの招聘が難しいため)。
特に観劇機会の少ない北欧のダンスカンパニーを日本に紹介することは大きな意味があると考えています。
3、
OrganWorksとして、イタリアやスペインでも同様の活動を展開していきたい
【時期】
イタリアは2025年6月 スペインは2026-2027年のどこか
【参加メンバー】
未定
【課題】
渡航費と滞在費の問題は常にあります。こちらは各種助成金の申請も考えています。
【進捗】
現在すでに実現に向けて話し合っています(特にイタリアとは2025年の実現に向けて、現実的に話し合っています)
4、
日本と世界の振付家やダンサー同士の国際交流の場を継続的に創っていきたい
【時期】
公演などがある度に、誰でも参加できるワークショップやトークイベントなどを併せて実施したい
【参加者】
国際交流に興味のあるダンサーや振付家なら誰でも
【課題】
日本ではダンサーや振付家同士の国際交流機会がまだまだ少ないですし、現場目線の海外進出へのルートやネットワークもまだまだ少ないと感じています。
5、日本国内のコンテンポラリーダンスシーンの活性化に繋げたい
日本のダンスシーンを活性化する為に自分たちができることは何か。
これを考えた時に、まず自分たちが世界で評価され、活路を切り拓いていくことが重要と考えました。
日本のダンサーに目標としてもらえるような活動を展開し、日本のコンテンポラリーダンスのカンパニーとして成功することで、日本のダンスカンパニーの可能性を世界に発信したいと思っています。
自分達の活動と並行して、日本と海外のダンサー/振付家のクリエーション、ワークショップ、交流の場も積極的に創っていきたいと考えています。
2025年を海外への本格進出の年として、まずはノルウェーでの実績を残したいと考えます。
プロジェクト立ち上げの背景
発端としては、2024年9月に北欧在住の振付家・大植真太郎氏がノルウェー/オスロにてNSP2カンパニーに行ったレジデンスプロジェクト(地域に滞在してアーティストが創作準備やリサーチするプログラム)の最中に、NSP2から「日本のOrganWorksのメンバーと、一つの作品を通じプロジェクトを昇華できないか?」 という提案があったことになります。
かなり急な申し出であったものの、そこにはカンパニー同士の国際的な交流の機会が減少している現実と、その課題に対する期待と可能性がありました。
さらに両カンパニーの成長と、その先の両国の舞踊環境への波及効果など多くの可能性を秘めてることに気がつきました。
大植真太郎氏との共同作品というフィルターを通じて、同時代に活動するダンスカンパニー同士が互いの「今」をリアルに共有し、刺激を与えあうことはダンサーにとってもそれを取り巻く環境にとっても非常に大切であると考えます。
NSP2には短期ではなく中長期的なプロジェクトとなるようにこちらの意向を伝え、同意を得たのであとはノルウェーに行くのみという状況です。
現在の準備状況
ノルウェーのNSP2と大植真太郎との実現に向けた話し合いはすでに進んでいます。
公演会場となる日本とノルウェーの劇場はすでに抑えました。
ノルウェーへの往復チケットは間もなく取得する予定ですが、私たちに十分な予算がないため渡航人数をどうするかという問題があります(2024年11月15日時点)。
ここからクラウドファンディングを実行中にもどんどん計画は進んでいくことになると思います。
リターンについて
リターンについて、このプロジェクトが急すぎていろんな人に相談したり、じっくり考えることはできなかったのですが、どんなものならすぐに用意できるかということを中心にいろいろ考えてみました。
おすすめ1
『とりあえず、応援するよ!』コース 3,300円
とりあえず応援するよ!リターンとか気にしないで!
と言っていただけるありがたい方にご用意したのがこちらです。
おすすめ2
『ノルウェーでどんなことをしたのか知りたい!(報告会オンライン配信)』コース 11,000円
北欧での活動について把握したい方に向けてご用意したのがこちらです。
平原レポートや現地からの映像配信(VLOG)、報告会のオンライン配信を設定しています。
関東以外の地域の方や、報告会の日時が合わない方を想定してつくりました。
おすすめ3
『ノルウェーでどんなことをしたのか知りたい!(リアル報告会+懇親会)』コース 11,000円
こちらは関東在住で報告会にリアル参加できそうな方を想定してつくりました。
リアル報告会+懇親会を設定しています。
懇親会がある分、少しお得な設定になっております。
おすすめ4
グッズいろいろ揃えてみました
『Wシンタロウ(平原慎太郎、大植真太郎)からの直筆メッセージ』コース 5,500円
【グッズ】 2024年に製作した OrganWorks 10周年記念手ぬぐい 5,500円
【グッズ】マスク黒Mサイズ 7,700円
【グッズ】光廷と崩底Tシャツ 11,000円
【グッズ】OrganWorks×川西悠太 写真集「keen」 11,000円
『タマラが北欧で編んでくる帽子(限定1個)』コース 13,000円
こちらはOrganWorksのグッズをお送りするコースです。
今後のスケジュール
2024年
9月 プロジェクトの打診を受ける
10月11日〜17日 クリエーション①期/東京にて構想と実験を開始する
12月2日〜7日 クリエーション②期/栃木にて実践的なリハーサルを実施予定
2025年
1月25日〜 リハーサル③期/ノルウェーでNSP2と大植真太郎とリハーサル開始
2月14日〜16日 本番/オスロ
2月22日〜24日 本番/東京神楽坂セッションハウス 大植真太郎とNSP2メンバーも来日
3月以降某日 振り返り会を東京で実施、ほかオンラインのリターンなど実施
〇ノルウェー滞在チーム/人数3~4名
村井玲美
タマラ
平原慎太郎 ほか
※クラウドファンディングの結果次第でメンバーを追加できたらと考えています。
制作スタッフとして高橋真帆を連れていきたいとも思っています。
現在想定している今後の計画
2025年2月 ノルウェーのダンスカンパニーとの国際企画
2025年6月 イタリアのダンスカンパニーとの国際企画
2026-2027年にかけて スペインや大植氏巻き込んでの国際企画
資金のつかいみち
資金につきましては円為替の状況次第と、渡航する人数によって大きく変わってしまうところがあるのですが、ざっくり下記のような金額で考えております。
渡航費 70万円 東京⇔ノルウェー 3名~4名
滞在費と現地制作費 60万円 ノルウェー滞在費(23日間予定) 3名~4名
東京公演制作費 20万円 リハーサル手配、会場費、広報費、テクニカル費など
※東京公演の不足分はチケット収入などより充当
応援メッセージ
薬丸翔(俳優)
OrganWorksの公演には2021年に上演された『ひび割れの鼓動』に出演させてもらいました。
平原慎太郎さんの創作は僕にとってあまりにも刺激的で、革新をもたらしてくれました。ダンスを通じて、紡ぎ出される言語は人間の第六感に訴えかけるものがあります。
僕は俳優として、言葉を扱い、仕事をしていますが、OrganWorksが生み出す言語は僕の深部まで届き、確かな信頼感を与えてくれました。
真摯に挑戦を続けるOrganWorksの作品はいつも僕の心を満たしてくれます。
常日頃そのように思っている最中、今回の企画のことを聞きました。
純粋に僕もOrganWorksの挑戦を直で観たい。
この企画の実現を切に願っています。
寒竹ゆり(脚本家・映画監督)
この原稿を書く前に大植真太郎さんのPRを読んで思ったのは、あんなにすごいダンスを踊るのに、なんて自己アピール下手なんだろう‥‥ということでした。笑(なぜか桜の前に立つコワモテのアー写も相まって)
反して大植さんの身体は雄弁で、跳躍は美しくエモーショナルです。
神様は彼の才能を踊りに全振りしてしまったのかもしれません。
わたしは自分が踊らないかわりに、ダンスを観ることが好きです。
映画館へ行ったり、ちょっといいワインを買うように日本人がダンスを観ることにお金を使ったらこの国はもっと良くなるんじゃないかと、わりと本気で思っています。
素晴らしいダンスを観た帰り途は、見慣れた横断歩道や公衆トイレさえ物語のワンシーンに見えてくるものです。
ずいぶん昔に初めて大植さんの舞台を観た時も、狭い衣装部屋の片隅で踊ってくれた時も、わたしは例外なく胸を揺さぶられ、言葉にならないインプレッションをもらい続けています。
そんなわけで、日本とノルウェーのダンサーの皆さんによるこのワクワクする試みを心から応援しています。
熊谷和徳(タップダンサー)
真摯に日本での活動を長きに渡って独自に続けてきた平原さんとカンパニーの皆さんが世界のステージで踊っている姿を僕も観たい!
そしてまた一回り成長して帰ってくる平原さんと僕も踊れたら嬉しいなあ
笠井叡(舞踏家)
大植真太郎はヨーロッパのバレエ界では、五月人形のようなスターであった。今は、出番が出るまでは、いつもスウェーデンの海に小船を浮かべて待機している。このたび久しぶりに振り付けを始めた。
なんと、日本のアイドルたちに。
いぶし銀の鉛の筋肉で天真爛漫な自然体を、舞台上に作り出す。
未聞の舞台である。
さりげない事件である。
辻本知彦(ダンサー・振付家)
平原氏は私と一緒で、20年以上前にストリートダンスから入りクラシックバレエを習得した同士であります、今思い返すと当時は周りを見渡しても居なかったと思います。
そして大植氏はわたくしの師匠でございまして、そんな2人のプロジェクトをただただ応援したいと思います。
誰かが海外に目を向けて行動していかないと事は始まらない、そんなパイオニアになって欲しいと思う彼等でありまして、そして更にチカラを付けて頂きたいと思います。
©︎Takeshi Miyamoto
森山未來
平原慎太郎(以下、慎ちゃん)と大植真太郎(以下、たろう)との歴史は、スカンジナビア半島と切り離して語ることはできない。3人で制作した「談ス」(2014年)、「凸し凹る」(2018年)はいずれもノルウェーの隣、スウェーデンはストックホルム、たろうの地元での滞在制作を経ている。
滞在場所はたろうのワンルームアパートである。寝室は、たろうはいつものベッドルーム。慎ちゃんは、玄関の上にたろうが制作した物置のようなところ。立つことはできない。森山は、たろうのベッドルームの下にある物置のようなところ。立つことはできない。
スタジオがある時もあったし、たろうのブッキングのミスにより、ない時もあった。近くの公園で雪の降る中クリエーションを行うこともしばしば。
スタジオへの移動はもっぱら自転車である。たろうがどこかからかき集めてきた自転車は、時にサドルがついていないこともあった。20分強の立ち漕ぎである。
かなり密度の高いクリエーションになったであろうことは想像していただけるであろう。良い思い出である。
しかし今回は16人いる。全員はたろうの家に入らない。
たろうがブッキングミスをするとも限らない。16人も路頭に迷わせるわけにはいかない。
たろうは自転車を16台も集められない。
そもそも今回はお隣のノルウェーである。たろうの範疇外である。
ですので皆さま、なにとぞ慎ちゃん率いるOrganWorksとたろうにご支援のほど、よろしくお願いいたします!
草刈民代
平原慎太郎さんと出会ったのは、2017年、KAAT神奈川芸術劇場で上演された『作者を探す六人の登場人物』という芝居の稽古場でした。
私はほとんどセリフがない特殊な役で、その人物の佇まいを模索しながら稽古をしていました。平原さんはステージングを担当されており、その仕事ぶりから表現者としての高い志が伝わってきました。私は全幅の信頼を寄せて、平原さんとその役柄を創作していきました。
その後、コロナ禍で制作したYouTube作品でも、真っ先に声をかけたのは平原さんでした。
2017年以来、彼の仕事を拝見してきましたが、この7年の進化は素晴らしく、目を見張るものがあります。今年6月に拝見した『光延と崩底』では、これまでの取り組みの集大成と新たな表現の兆しが見え、頼もしく感じました。
日本でコンテンポラリーダンスのカンパニーを率いて活動を続けることは、決して簡単なことではありません。しかし、平原さんはその状況の中で活動し、様々なチャンスを得てきました。
それは、運の良さというよりも、踊りに対する彼の根性や気概が引き寄せてきたものだと感じるのです。
今回はノルウェーからダンス公演のオファーをいただいたとのこと。ぜひそのチャンスをものにして、また新たな道筋を開拓してほしいと思っています。
振付家にとって、創作を続けることは不可欠です。
みなさま、どうぞ平原慎太郎さんの新たな挑戦の手助けをしていただけますよう、ご支援いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
俳優・演出家 菜月チョビ(劇団鹿殺し/オフィス鹿)
この秋に企画・演出した音楽劇「姉さんは、暖炉の上の、壺の中」にステージング、そして出演者として、大植真太郎さんに来日、参加していただきました。
スウェーデンの船と日本とで繋いだ初対面のリモート打ち合わせで、「お芝居の劇中歌の振り付けなんかやったことないけど、やれと言われれば僕はできます!」「普段は音楽を使わないダンスをしてるけど、音楽に合わせて作れと言われれば僕はなんでもできます!」と、真剣な顔で断言するお姿に、「世界で華々しく活躍されてきた方なのに、少年のように、怖いくらいピュアな方だな」「そうは言ってもこれだけのキャリアの中、やってきていない創作方法に飛び込むのは容易ではないだろうな」と期待と不安を抱えたのを覚えています。
そしてその後のひと月半、初の音楽劇、演劇の制約だらけのタイトなタイムスケジュールの中での創作を、最初の言葉通り「なんでもできます!」と楽しみつくし、千秋楽の幕が降りるその時まで、作品とそれに関わる人への理解を深めつづけ、ブラッシュアップを続ける大植さんの姿に、これまでダンスに触れてこなかったカンパニーメンバー全員が大きな力をもらいました。
大植さんがハードな創作期間にも次なる挑戦の準備をしているとのお話、ルーツもジャンルも経験も違う私たちの中でも、どこまでもクリエイティブだった大植さんなので、 これからも新たな環境、条件が降り注ぐたびにどんどん新しいものを生み出し、力をもらった人間の数は増え続けるんだろうなと確信します。
ひとつのプロジェクトが生み出されるだけでない、継続的な意義があると思います。
たくさんの方のお力添えで、大植さんのパワーに出会える人の数がどんどん増えたら、世界に面白い人が増えるはず。
挑戦の成功を、心から応援しています。
最後に
我々が国際的なダンスカンパニーになるためには、ダンスカンパニー同士の顔が見える付き合いを重ねて強固なネットワークへと育むこと、また海外エージェントと直接やりとりする機会を増やしていくことが必須であると考えています。
国内と海外のダンスカンパニーがお互いの国を行き来することは、我々を取り巻く創作環境にとっても大きな波及効果があるように感じています。
作品の上演だけではなく、レベルの高いダンスのWSや共同クリエーションなどを両国で開催し、国境を越えて幅広いダンサーや振付家の出会いの場を創り、参加したそれぞれが新しい感覚を獲得しつつ、自分にあるものに気がつく。
この反復作業が、私たちの舞踊環境に将来的に大きな経験を生むきっかけになると信じています。
その為にもまずは来年2月のノルウェーと東京での公演を実現し、成功させたいと思っています。
どうかお力を貸してください。
よろしくお願いいたします。
平原慎太郎 およびOrganWorks一同
最新の活動報告
もっと見る緊急開催!オンラインで説明会やります!
2024/12/04 23:11突然ですが!オンラインで説明会を開催します!12月6日金曜日21:00よりZOOMで開催することにしました。ノルウェーの話の経緯などをお話しする会になります。もしかするとYOUTUBE LIVEなんかにも繋ぐかもしれませんが、決まったのが急すぎてまだわかりません。参加者:平原慎太郎、大植真太郎(栃木合宿地より)進行:森嶋拓ZOOMにご参加希望の方はこちらよりお申込みください。参加者は質問などしていただくことが可能です。(カメラはオフのままで大丈夫です)https://forms.gle/8y6QAQwDtsggH13t5どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
せかい無事終演!そしてクラファンへのたくさんのご支援ありがとうございます!!
2024/12/03 12:56「せかい」ありがとうございましたまずはじめに神奈川県立青少年センター『せかい A moment with the wondering age.』無事に終演致しました。たくさんのご来場ありがとうございました。クラファンも同時にスタート!そしてこちらの公演に間に合うように急ピッチで設計してきたクラウドファンディングもせかいと同時にスタートしました。本日4日目ですが、早くも596,488円もご支援いただき、胸が熱くなる一方で、大変気が引き締まっております。本当にみなさまありがとうございます。公演が終了したばかりですが、さっそく一時帰国中の大植真太郎さんと合流し、ノルウェーに向けての準備を始めました。クラウドファンディングの結果はどうなるかわかりませんが、準備を進めないと公演は実現できませんので、これから栃木で合宿開始です!必ず良い作品にしてまいります! もっと見る
クラファンスタート!と公演「せかい」初日終演!
2024/11/30 23:46急展開で一気に準備を進めてきたクラウドファンディング、なんとか正式公開までこぎつけました!さっそくご支援いただいたみなさま、ありがとうございます!!リターンが多すぎて・・・というご意見もいただいており、もう少し詳細を詰める時間があればとも思いつつなんとか公演初日までに間に合わせられて、ホッとしております。CAMPFIREの皆さんにもお世話になりました。そして本日!神奈川・神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールにてダンス公演『せかい A moment with the wondering age.』初日が無事に終演致しました。たくさんのご来場ありがとうございました!明日も13:00から、まだお席ご用意できますチケットの受付、当日券の発売は開演45分前より開始いたします。上演時間は70分を予定しております。こちらもクラファンと併せてどうぞよろしくお願いいたします!https://natalie.mu/stage/news/599574photo by 金子愛帆 もっと見る
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