注目のリターン
皆さん、こんにちは!
このプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。
私達は、富山県黒部市宇奈月町を拠点とする黒部峡谷鉄道の沿線で営業をしている山小屋です。
黒部峡谷鉄道のトロッコを利用することで訪れることができる山小屋で構成されており、北アルプスに深く刻まれた秘境「黒部峡谷」の中で自然と共存しながら営業しています。
今回のプロジェクトは、黒部峡谷沿線を拠点とする山小屋の組合「黒部観光旅館組合」に加盟する山小屋6件で運営しております。
1.阿曽原温泉小屋【黒部峡谷随一の高熱隧道から湧き出る露天風呂】
阿曽原温泉小屋は、黒部川のいわゆる下ノ廊下にあります。秋の紅葉がすばらしく、絶景を見ながらの露天風呂は格別です。富山県警察山岳警備隊隊員から転身したオーナーが経営しており、温泉が位置する阿曽原谷も雪崩の巣窟のため、冬季に損壊の危険があることから、小屋はプレハブ造りで、毎年秋の営業終了後に解体され、翌年の初夏に再び組み立てられています。
昨年の能登半島地震により、黒部峡谷鉄道は落石による被害を受け、終点駅である欅平や落石被害を受けた鐘釣までの運行が出来ない状態となり、同じく交通手段を失った欅平や鐘釣周辺の山小屋についても営業できない状態となっています。被害を受けた部分がいつから完全復旧するか分からない状況ですが、本プロジェクトを通して皆様に黒部の現状を知っていただき、一緒に乗り越えていきたいと思っております。ご支援を宜しくお願いいたします。
HP:https://azohara.niikawa.com/
2.祖母谷温泉(欅平)【欅平最奥の一軒宿】
江戸時代より湧き出る源泉に近く、登山者の山行を癒やしてきました。近年では、トロッコと温泉を楽しむため、一般のお客様にも多くご利用いただいてます。シーズンを通して格別な自然美を楽しむことができる山小屋として、3代に渡り守ってきました。昨年の能登半島地震により、休業せざるを得ない状況ですが、またお客様をお迎えできる日が来ることを目標に、一生懸命がんばります!
フェイスブック:https://www.facebook.com/shan.xiao.wu.zu.mu.gu.wen.quan
インスタグラム:https://www.instagram.com/babadani_onsen/
3.名剣温泉(欅平)【峡谷に包まれた一軒宿】
祖母谷川沿いの断崖に立ち 、手作りした露天風呂は野趣満点。
季節の山菜等を盛り込んだ手料理も楽しみ。
HP:https://meiken-onsen.com/meikensyousai.htm
4.猿飛山荘(欅平)【黒部峡谷・欅平温泉】
黒部峡谷鉄道終点欅平駅から徒歩3分。特別天然記念物である猿飛峡及び河原展望台に近く、野趣あふれる露天風呂からは黒部峡谷の大自然を堪能できます。能登半島地震により、皆さまをお迎えできず休業している状態ですが、お客様をお迎えできる日を目標になんとか乗り越えていきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。
特集ページ:https://www.kurobe-unazuki.jp/tourism/8335/
5.鐘釣温泉旅館(鐘釣)【河原から湧き出す秘湯】
黒部川本流の河原一帯の地面から湧き出ている温泉風呂と、そそり立つ岸壁にある洞窟の岩風呂が自慢。大雨などによる川の増水の度に、風呂が土砂で埋もれたり壊されるため、本来はその都度、修復しないといけないのですが、今は手つかずの状態です。猿が湯浴みしているのを、栃山村(現滑川市)孫右衛門が発見、文政二年加賀藩第11代藩主前田斉広の命で開湯。
特集ページ:https://www.kurobe-unazuki.jp/tourism/833
6.美山荘(鐘釣)【万年雪の宿】
黒部峡谷鉄道鐘釣駅に隣接し、トロッコ列車を間近に見る事が出来ます。また、黒部川の対岸にある百貫山頂上から1600m落下した雪が万年雪となり眺められます。万年雪とトロッコ電車が眺められる宿でお待ちしてます。黒部峡谷の自然をゆっくり満喫してください。
黒部峡谷は、北アルプス中央の鷲羽岳に源を発し、長さ86km・標高差3000mを流れ下る黒部川の上〜中流域に、切り立った深いV字峡を形成する大峡谷です。立山、剱岳などの立山連峰と、白馬岳・鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰の間に、黒部川の浸食によって深く刻み込まれ、八千八谷といわれる多くの渓流を合わせながら、黒部川扇状地を経て日本海に注ぎます。
令和6年能登半島地震の影響により、黒部の秘境を走る黒部峡谷鉄道の沿線上で落石が発生し、宇奈月駅〜欅平駅までの運転に不可欠な鐘釣橋が損傷しました。現在、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車は猫又駅までの運行となり、さらに奥地である欅平駅・鐘釣駅までの運行は2026年以降となっております。
唯一の交通手段であるトロッコ電車を失った欅平・鐘釣周辺の山小屋は営業ができず、物資や電気の供給もままならない状態です。山小屋として必要不可欠な山小屋自体の維持管理や周辺の登山道整備が困難となっている該当エリアの山小屋の経営を今後も継続していくため、プロジェクトを立ち上げました。
令和6年度 欅平〜祖母谷の状況
黒部峡谷鉄道や山小屋の拠点である黒部市は、自然豊かな魅力を発信し、アウトドア活動を通した観光客誘致に向けて、総合アウトドアメーカーの株式会社モンベルが展開する「モンベルフレンドエリア」に令和5年8月1日から登録しています。
上記の背景から本プロジェクトの返礼品については、ご支援いただいた皆様に是非一度黒部峡谷に訪れていただきたいとの思いを込め、登山やハイキングで使用できる株式会社モンベルの商品にオリジナルデザインを入れたアウトドアグッズを準備いたしました。2026年以降に黒部峡谷の鐘釣橋が復旧した際には、返礼品のグッズと一緒に秘境黒部峡谷に訪れていただきたいと思っております。
電源開発の歴史やトロッコ電車、そして雄大な黒部奥山の自然を堪能していただくために、我々山小屋も元気に皆様をお出迎えができる体制を継続していかなればいけません。ぜひご支援を宜しくお願いいたします。
山小屋への支援(下記の費用として)
・山小屋等施設の維持管理
・従業員の人件費
・周辺の登山道整備
我々は、それぞれ黒部市、富山県、環境省や協議会からの委託業務として登山道整備、道路の維持管理、欅平の足湯や鐘釣の露天風呂の維持管理等を請け負っています。地元である黒部の皆様や黒部峡谷に訪れるお客様が安全に楽しんでいただけるよう、シーズン中は山小屋の営業をしながら各場所の維持管理を実施し
ています。

3月 クラウドファンディング開始
6月 クラウドファンディング終了
7月 結果報告
10月 返礼品発送
10月から全線開通までは、随時状況報告を行います
1.挨拶
山小屋代表 阿曽原温泉小屋主人
佐々木 泉
このプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。
私は、阿曽原温泉小屋を経営し、黒部峡谷沿線を拠点とする山小屋の組合、黒部観光旅館組合の組合長を務めております、佐々木泉と申します。
令和6年能登半島地震が発生したことで、唯一の交通機関であるトロッコ列車を失った欅平・鐘釣周辺の山小屋は休業を余儀なくされました。収入が絶たれるのみならず、小屋の維持管理を行うにも物資・電気の供給もままならず、簡単に小屋に入ることすら出来ません。一昨年秋以来、冬囲いしたままの施設は、換気が悪く湿気でカビが広がっており、留守にしている間に小動物・蜂等が入り込んでしまい清掃に入ったスタッフがスズメ蜂に刺されて救助ヘリで搬送される事案も発生してしまいました。
先の見えない営業再開ですが、山小屋はお客様を受け入れるだけではなく登山道整備・遭難発生時の拠点としての役目も担っております。営業再開に向けて施設の維持管理等に相当の費用が見込まれるのですが、小規模な家族経営の事業者ばかりで大きな負担となれば事業継続も困難になるモノも出てくるのではではないかと心配しております。営業再開時に我々事業者が、元気で黒部を訪れるお客様を受け入れられるようにご支援いただければ幸いです。宜しくお願い致します。
2.応援メッセージ
黒部市長 武隈 義一画像キャプション
今回の山小屋支援プロジェクトに対して、応援メッセージを送らせていただきます。
黒部市の山岳観光の中心である黒部峡谷は、北アルプスに深く刻まれた日本屈指のⅤ字峡や、先人たちの大偉業である黒部川における電源開発の歴史などにより訪れる人々を魅了し続けてきました。その黒部峡谷において山小屋の皆様は、宿泊・休憩施設として営業をしながらも、同時に山岳遭難対策、登山道整備、観光施設の維持管理など山岳地域において公益性の高い重要な役割を担っていただいております。
しかしながら、令和6年能登半島地震の影響で、黒部峡谷鉄道の鐘釣橋が落石により損傷したため、さらに奥地にある欅平駅や鐘釣駅までトロッコ電車の運行ができなくなりました。鐘釣橋が復旧し鉄道が全線開通するのは2026年以降となり、交通手段を失った山小屋の運営継続は大変厳しい状況下にあります。
このような中、山小屋の皆様が本プロジェクトを立ち上げるとお伺いしました。市といたしましても、日頃から公益性の高い役割を担っていただいている山小屋への支援を継続しながら、全国の山や自然を愛する皆様と一緒に今回の災害を乗り越えていきたいと考えておりますので、本プロジェクトへの温かいご支援をお願いいたします。
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