プロジェクトの実行者について
私たちは、サラブレッドに魅入られ乗るだけではない『サラブレッドと共にいきること』に情熱を注ぐ団体、「Dream Horse Club 」です。
初めまして。Dream Horse Club 代表の河井ゆみこと申します。クラブの名前は、キョウトシチー産駒のヤンチャなお姫様、Dream•Heart号にちなんで付けました。愛称はユメちゃんです。ユメちゃんはサラブレッドですが競走馬になれず引き取られたクラブで出会いました。10年以上障害飛越競技で活躍し引退しました。ユメちゃんが3歳の時から19歳になる現在まで共に生きています。ユメちゃんが14歳の時、妹や他のサラブレッド達とふるさとの日高へ帰り、自分が生まれた牧場で幸せに最後まで余生を過ごすはずでした。しかし、突然そこを離れなくてはならなくなりました。サラブレッドは群れで生活する生き物、このままみんな一緒に過ごさせてやりたい!何とか離れ離れにならない方法はないものか?スタッフと共に必死で行き先を探しました。そして不思議なご縁で6頭一緒に行ける場所を見つけたのです!でも日高からは遠い岡山でした。これまでもそしてこれからも、大切な馬たちが新しい場所で安全に過ごせるように、これまでの経験と知識を全力で活かし、今回のプロジェクトを成功させるために努力していきます。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、突然の予想外の出費による北海道から岡山への馬の輸送費用をカバーするための資金、並びに環境が変わった新天地で、冬を元気に過ごす為の馬着、又、馬達が使用する備品等を用意してやりたいと思います。馬達も高齢になっていますので、終の棲家での生活が少しでも快適になるように支えていきます。
プロジェクト立ち上げの背景
長年の競技馬生活を終え、それぞれ養老として過ごしていた6頭のサラブレッド、キョウトシチーとセキテイリュウオーの産駒です。幸せに放牧を楽しんでいたところ、北海道の牧場主様が6月末に急死されました。急遽、牧場が閉鎖される事になり、悲しむ暇もなく行き先を見つけなければいけません。6頭の馬達は厩舎へ帰る事もできず放牧地で野ざらしのまま…。早くしなければ梅雨になる、と焦っていた時、すぐにみんな連れてこい!と救世主が現れました。電話一本で馬運車の手配まで済みました。良かった、みんな一緒にいられる!有り難い申し出に飛びつきましたが、この様な事態を想定しておらず、昨今のエネルギー価格等の高騰により運賃は北海道へきた時の2倍の値段になっておりました。
幸いにも6頭まとめてみんな受け入れて頂ける場所は見つかりましたが慌てていたので使用していた頭絡や馬着等も全てなく、身ひとつで北海道から運ばれて来ました。又、6頭もの大所帯・・・備品等も6頭分が必要になります。そのため皆様のご支援をお願いしようとクラウドファンディングを立ち上げる事にしました。
これまでの活動と準備状況
これまで、馬たちのライフステージにより何度かクラブを移籍し、最善の環境を与えてあげたいと考えて施設を選んでまいりました。自分も勉強し馬の講習会には参加して全国乗馬振興協会のライセンス、馬場の一級も取得する、海外の施設での馬術習得など人も多くの努力を重ねてきました。今回は突然の出来事と尊敬していた牧場主様が亡くなられた事で心が痛む中、受け入れ先の確保までに1ヶ月近くかかりました。馬たちは野ざらし状態で、とにかく1日も早く移動させなければ取り返しのつかない状況になるところでした。
幸いにも6頭をバラバラに別れさせる事なく全頭受け入れて下さる施設が見つかり、感謝の気持ちでいっぱいです。今は馬たちもなんとか移動する事が出来きましたが移動にかかった費用は予想を超えるものでした。6頭もの多頭数なので、全てが6倍になります。
馬の輸送は簡単な事ではありません。特に高齢ともなると環境の変化に弱く心配りも必要なため、信頼できるベテランのドライバーさん、輸送トラック、サービス、技術が必要になります。
また北海道から身ひとつで運ばれて来た為、これから冬に必要な馬着や日々、使用する飼葉桶等も其々6頭に必要になります。
皆様のお力を是非、お借り出来たらと思っております。
リターンについて
ご支援下さった方々には、この6頭の馬達の写真や、馬デザインキーホルダー、ストラップ、馬柄のスカーフ、馬柄のストール、お礼の手紙を用意させて戴く予定です。
最後に
私たちの大切な馬が新しい場所で安全に過ごせるよう、皆様のご支援が必要です。この子達にとって最善の環境を提供し、彼らの健康と幸福を守りたいと心から願っています。養老牧場から岡山に来た時は、痩せて表情も暗く、みな疲れ果てていましたが、何とか夏を越し4頭はとても元気になりました。あと2頭はまだ少し健康状態の改善が必要です。元気な4頭、実は引き馬やお手入れなどお世話をして貰って、初めてサラブレッドを触る人に最適な素晴らしい先生役をしています。毎日人と触れ合うせいか、養老だったとは思えないほどイキイキと元気になってきました。ただ養老として過ごすのではなく、人のお役に立てている今の環境は、偶然とはいえ素晴らしい効果を馬達に与えてくれました。こんな風に過ごせるサラブレッドが増えます様に!このプロジェクトを通じて人と馬たちに新しい未来を提供できるのです。ぜひご協力いただけますようお願い申し上げます。皆様のお力添えを心よりお待ちしております。
支援金の使い道
集まった支援金は以下に使用する予定です。
キャンプファイヤーへの手数料等17% 20.4万円
残り90.6万
馬運車代、60万
馬着16万
頭絡と引き手6万
飼葉桶、3.2万
残り5.2万でリターンのお礼の品と送料
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
最新の活動報告
もっと見る馬のおはなし♪ 第6弾っ♥
2024/12/02 22:32こんばんは♪今日も1日お疲れ様でした。もう12月になってしまいましたね〜アッと言う間に来年になりそうです(汗)さてさて、本日は6頭目のお馬さんのご紹介をさせて頂きます。ハートオブハート(牝16)セキテイリュウオー×ビジネススタイル2008年4月15日生まれ 愛称はナナちゃん栗毛の女のコ♥ドリーム・ハートの半妹になります。可愛すぎるから床の間に飾りたい(笑)道営 田部和則厩舎におりました。2010年6月9日デビュー。引退までは月1〜2回、3回位のペースで出走していました。道営なので毎年11月〜翌年3月いっぱい迄は競馬がお休みになるので、その間、牧場でゆっくりしてまた門別に帰る。と、言うパターンで競馬を走っていました。現役時は380キロ位の体重で牧場に帰って420キロ位の体重に戻すという繰り返しだった様です。門別で走っていた当時のハートオブハートダート1000メートル(たまに1200)で出走。2011年9月27日のレースでは五十嵐冬樹騎手で1着になりましたょ♥(コスモバルクの主戦ジョッキーでしたね~バルクも同じ田部厩舎でした)2014年10月21日がラストランになります。68戦1勝(いや、小さい身体で本当よく頑張った♥泣)このハートオブハートのラストランを待って、同月28日他の3頭と一緒に初めて岡山にきました。小さい頃からあまり身体も強くなかったので、牧場でも競馬の厩舎でもとても大事に育てられていた様です。仔馬の頃に喉に食べ物を詰まらせて牧場長さんが必死に介抱したり、競馬では馬込が苦手で、レースが始まる前には全身がブルブル震える様な状態だったりしました。実際に私もその状態を見た事があるのでレースに送り出すのがとても複雑でした(でも、アンタのお姉ちゃんはゲートに入れなくて競馬出来なかったからアンタは凄いと、私は思う・笑)調教後のハートオブハー卜2014年10月から岡山の乗馬クラブにいましたが、ずーっと北海道から出た事のない子でしたので、岡山は少し暑かった様です。人に乗られるとよく蕁麻疹を出したりしていましたね・・乗馬も彼女の精神には少しキツかったのかな?2019年の真夏は渡しておいたサプリメン卜すら与えて頂けなかったのでとても可哀想な事をしました。暑さとストレスで疝痛になってしまったり・・・人間のトラブルに巻き込まれるのはやはり物言えぬ動物という現実を目の当たりにしました。ほんとにごめん(泣)・・2019年9月姉のドリーム・ハートと共に産まれ故郷のクラウンホースメイトに帰厩。お姉ちゃんといつも一緒(笑)北海道にて。5年後の今年2024年6月に牧場の他の5頭と一緒に再度、岡山へー。岡山に来る前の野放しの1カ月は他の馬達と一緒に本当によく耐えました。1番心配してたょ・・・(泣)たった5年間だったけど、大好きな北海道、大好きな牧場、大好きな人達と過ごせて本当に良かったね。これからは皆と一緒にもっと幸せを感じて貰えるように頑張るから・・・・宜しくね♪ナナ。こんな経緯の中、頑張って生きてきた馬達のうちの1頭です。牧場が閉鎖になり6頭分の大所帯での移動費、これから必要になる馬着、その他馬の為に必要な費用・・・6頭分になります。皆様のご支援宜しくお願い致します。 もっと見る
馬のおはなし♪ 第5弾っ♥
2024/11/30 23:07こんばんは♪段々と冬らしくなってきました。さて、早いもので今回で馬達を紹介するのは5頭目になりました♪今回ご紹介するのはファンシーベル(牝17)セキテイリュウオー×ヒカルライバ(母父ホリスキー) 2007年5月24日産まれ 愛称はハナちゃんスピードリュウオーの全妹ですうちのチーム唯一の黒鹿毛♥(かっこいい♥)競走馬の始めは、西脇の野田学厩舎でした。2009年8月12日デビュー(園田)真夏だね(汗)JRA認定ファーストトライで見事、新馬戦を勝ち抜きました。(素晴らしい♪)それから、2010年4月までは1ヶ月に2〜3レースを戦い、2010年春から2011年春までの1年間は、数カ月休んでは出走すると言うペースでレースを繰り返していました。2011年11月から高知競馬に移動。炭田健二厩舎で1ヶ月に2〜3レースのペースで出走。2015年5月16日がラストランになります。競走馬生活は6年間。127戦 13勝小さな身体で本当によく頑張りました。現役時代は412キロだったそうです(小いさっ)引退後は、北海道の産まれ故郷であるクラウンホースメイトに帰厩。2024年6月まで9年間、のんびりと牧場生活を楽しみました。2024年5月末に牧場長様が亡くなられて、他の5頭と一緒に6月に岡山に来ましたが、初めは周りが怖くて1頭で厩舎から出ると、ソワソワバタバタ(汗)嘶いてジッと出来ない状態でした。今でも洗い場はちょっと苦手の様です。北海道での最後のご飯ここにチームリュウオーの伊藤さんが記された会報の記録があります。愛がいっぱいです。ハナちゃんは、今でも本当に真面目でお利口さんです。ただ、ちょっとだけビックリさんな所があるので、パタパタしちゃうところがあります。でも、それも日にちが経って慣れてしまえば何でもなくなると思います。在りし日のセキテイリュウオーファンシーベル♥身体の大きさもお顔も性格もセキテイリュウオーにソックリなハナちゃん。セキテイリュウオーのファンの方がハナちゃんの写真を見て、本当にソックリでしかもリュウオーの子どもが生きていると言う事実に感動して下さいました。私達はそんな名馬の血を受け継いだ大切な子供達をしっかりと守って行きたいと思っております。ハナちゃん、これからもみんなとずーっと一緒だからね♥こんな経緯の中、頑張って生きてきた馬達のうちの1頭です。牧場が閉鎖になり6頭分の大所帯での移動費、これから必要になる馬着、その他馬の為に必要な費用・・・6頭分になります。皆様のご支援宜しくお願い致します。 もっと見る
馬のおはなし♪ 第4弾っ♥
2024/11/28 23:03こんばんは♪『DreamHorseClub』河井です。昨日は色々と夜中まで活動報告やXへの投稿作業をやっていたのですが、何とも解決しなくて(モヤモヤ)投稿出来ませんでした。これについては土曜日以降に投稿させて頂く予定です。楽しみにお待ち下さい♪さて、さて・・今日のご紹介4頭目になります。ドリーム・ハート(牝19)キョウトシチー×ビジネススタイル(母父アンバーシャダイ)2005年5月24日産まれ 愛称はユメちゃん競走馬名は シンワユメタツお顔の長〜いネクタイ模様がチャームポイントです(笑)名古屋・川西毅厩舎におりましたが・・出走の為の『ゲート試験』に合格できず又、厩舎の壁蹴りが激しく、腰を痛めていた為に未出走のまま引退しました。この馬は私が乗馬を始めて半年後位からずっとお付き合いしている馬で当時3歳でした。最初は数人でお世話をしたり、乗り運動をしたりでしたが、まぁ〜ビックリして暴れる、人を乗せれば振り落とす(笑)、馬房で蹴りは入れてくる、気に入らなければ相手構わず噛み付いていく(笑)やりたい放題の危険馬でした。しかし、私は何故かこの馬のそう言う所が可愛くてたまらなく(笑)よく変態だと言われます(笑)付き合い続けると、ビックリするのは注意力がある事、人を振り落とすのは鞍上のバランスが悪く馬自身が恐怖を覚えているから嫌になっている事(実際は鞍上がバランスを崩して落馬するだけなんですが・・)、蹴りを入れてきたり、噛み付いてくるのは、何かの欲求や気分の損ない等である事が判りました。とにかく、生産された時にその年に産まれた馬がこの馬1頭だけだったので、可愛がり過ぎてワガママになったかもしれないと、亡くなった場長さんは言われていました。今でもすぐイライラしたり食に対する欲求が強く厩舎の壁ドンや前掻きは凄いです。(そーいえば、厩舎の仕切り板が斜めになってたなぁ・・・汗)ほら、またすぐ怒る(笑)そんな感じでしたから、乗馬でもダメ馬と言われ、競走馬失格、乗馬失格(人間が馬を理解出来ていなかっただけなのに・・)と言う不名誉なレッテルを貼られ、乗馬クラブから出される事になりました。出される=行き場がなければ殺処分と言う事になります。当時のインストラクターさんは、「ドリーム・ハートは次の場所に行くのは難しいでしょう」と言われました。だから、私、買い取りました!!(笑)だって、ある日、乗馬クラブに行ったら、馬房が空っぽだったとか考えれなかったのです。ここで私、この馬助けないと一生後悔するって思ったのです。そして、私とユメちゃんは新たなクラブに移籍し本格的に馬術を始める事になりました。ユメちゃん4歳〜5歳になる頃でした。新転地に移動し、馬運車から降りてきた時に私の顔を見て初めて嘶いたユメの声を聞きました。その声は今も忘れられないです。程なくして、彼女は競技馬としてデビューし、彼女の性格が光を成したのか(笑)いつも上位入賞する様になりました。そして2014年9月北海道で行われた第66回全日本障害馬術大会パート2 MDクラスで優勝し日本1になり、故郷に錦を飾りました。ユメちゃん9歳の秋。全日本での決勝以降乗馬を引退する2019年までの10年間、障害やダービーなどの競技に出場し、いつも入賞する活躍をしました。本当によく頑張りました。同じ頃に障害競技に出場されていたサラブレッドのオーナーさんに、「目指せ!ドリーム・ハート」「追いつけ! 追い越せ!ドリーム・ハート」と思ってやって来たのに・・引退は早すぎる。と、有り難く嬉しい言葉を頂きました。でも、もう、いいょね・・・ユメ・・・(泣)これは人間のトラブルに馬が巻き込まれる形になってしまったのです。だから、私は馬の命を守る為に北海道に向かわせるしかなかったのです。こうして2019年9月ドリーム・ハートと妹のハートオブハートは産まれ故郷のクラウンホースメイトに帰厩する事になりました。牧場で何の心配もなく余生を送りのんびりと出来ると思っていましたが・・牧場長様の急死により再度、岡山へ・・牧場で過ごした5年間はドリーム・ハートにとってとても幸せな思い出となっているでしょう。クラウンホースメイトにてハートオブハートと2019年に馬が北海道に帰ってから、月に1回は訪ねて行く予定だったのですが、コロナの流行で1回だけしか行けなくて寂しい思いをさせたね。これからはずっと一緒だからね。だから、これからも宜しくね♪ユメちゃん♪こんな経緯の中、頑張って生きてきた馬達のうちの1頭です。牧場が閉鎖になり6頭分の大所帯での移動費、これから必要になる馬着、その他馬の為に必要な費用・・・6頭分になります。皆様のご支援宜しくお願い致します。 もっと見る
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